かゆみや痛みはヘルペスの可能性

口唇ヘルペス
ヘルペスとは、小さいみずぶくれが集まった急性の炎症性皮膚疾患のことを言います。それが唇に出た場合を口唇ヘルペスといいます。
風邪をひいたり、ストレスや疲労によって体の抵抗力が落ちると神経節からウイルスが出てきて増殖を始め、口唇ヘルペスが再発します。
口唇ヘルペスの方は、むやみに患部を触らないようにしたほうがいいでしょう。触った手が原因で、ほかの人に感染する可能性があるためです。
後遺症があるので注意『帯状疱疹』
症状が酷かったり、治療が遅れたりすると「帯状疱疹後神経痛」という厄介な後遺症が残る場合もあります。
昔は帯状疱疹は1回かかると生涯かからないと言われたものだが、現実には、「ほとんどの人は1回だが、免疫力が落ちていると複数回再発する人もある」と言える。
帯状疱疹になると、身に覚えのない痛みが出てきます。転んでどこかにぶつけたおぼえも、激しい運動で筋肉痛になった記憶もないのに、突然痛み出します。
摘出手術が必要になる『粘液貯留嚢胞』
口唇粘液嚢胞は、小唾液腺から分泌される粘液の流出障害によって生ずる組織内の貯留嚢胞です。
できやすい部位としては口唇や舌下面に多くみられ口内炎と間違いやすいようです。
詳しい原因は判明しておりませんが、口の中を噛むことなどが引き金となって発生することがあります。