ニキビに効く薬を知りたい！ニキビに効果的な薬と注意点４つ

6.まとめ

ニキビの正式名称は「尋常性座瘡」という皮膚の病気ですが、日本では９割以上の人がニキビができたことがあるほどみんなが経験したことのあるものです。ニキビの原因は解明されていませんが、皮脂と男性ホルモンと細菌の作用によって毛穴に炎症を起こすことが原因というのが一番有力だと言われています。

毛穴に皮脂が詰まる要因は、思春期に増える男性ホルモンの影響ですが、ストレスによって男性ホルモンやノルアドレナリンなどのホルモン分泌が活発になったり、女性ホルモンとのバランスの崩れや乾燥、食生活の乱れや睡眠不足、タバコなどさまざまなことが重なっています。

ニキビの発生段階によって、白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビ→黄ニキビ→紫ニキビと悪化して行きますが、このうち自分で治すことができるのは黄ニキビまでで、紫ニキビになった場合はすぐ医療機関を受診してください。

ニキビの市販薬にはクレアラシルやビフナイトなど思春期ニキビに向く殺菌効果の高いものや、患部を開かずに炎症を抑えてニキビ跡を作らないペアアクネや、弱いステロイドであるヒドロコルチゾンが配合された抗炎症効果の高いテラ・コートリルなど大人ニキビに向くものなどがあります。

使用する際には、ぬるま湯で洗顔し、顔を拭くタオルや塗る指なども清潔を心がけ、塗りすぎないように注意し、異変が現れた場合はすぐに使用を中止してくださいね。