一度出来てしまったら気になるニキビ。早く治すために、皮膚科で診察してもらう方も少なくはないと思います。
皮膚科ではニキビの状態にあわせて様々な処方薬が出されると思いますが、その中で「ダラシン」という薬をお聞きになったことはありますでしょうか?
ダラシンはニキビ治療薬としてよく処方される薬ですが、その効果や使い方については詳しく知らない方も多いかと思います。
そこで今回は「ダラシン」について、その効果と使い方をご紹介したいと思います。副作用や注意点、使った方の感想などもあわせてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
目次
1. ダラシンってどんな薬なの?
1-1. 塗り薬タイプとローションタイプがあり
1-2. ダラシンのニキビへの効果とは
2. ダラシンに副作用はあるの?
2-1. 考えられる副作用とは
2-2. 重い副作用には注意
2-3. ダラシンを使用することによるリスクとは
3. 知りたい!ダラシンの使い方・注意点とは
3-1. 基本的には1日2回、患部に塗る
3-2. 患部にのみ塗るよう注意する
3-3. ニキビ跡には効かないので注意
1. ダラシンってどんな薬なの?
それでははじめにダラシンがどんな薬なのかをご説明したいと思います。
1-1. 塗り薬タイプとローションタイプがあり
ダラシンには塗り薬タイプとローションタイプがあります。ゲル状になっているか、ローション(液体)になっているかの違いだけで、配合成分は変わりません。
肌質や患部によってどちらを処方するか皮膚科医判断しますが、一般的にはダラシンTゲルが処方されることがほとんどのようです。
■ ダラシンTゲル1%
出典 | https://www.qlife.jp/
参照サイト:https://www.qlife.jp/meds/rx18238.html
ダラシンTゲルは佐藤製薬株式会社が製造している処方薬です。
剤形:無色透明で粘性のある半固形ゲル状の軟膏剤
シート記載:ダラシンTゲル1%
薬値:1gあたり38.9円
■ ダラシンTローション1%
出典 | https://www.qlife.jp/
参照サイト:https://www.qlife.jp/meds/rx18289.html
ダラシンTローションも同じく佐藤製薬株式会社が製造している処方薬です。
剤形:無色透明のローション剤
シート記載:ダラシンTローション1%
薬値:1mlあたり38.9円
1-2. ダラシンのニキビへの効果とは
それではダラシンのニキビへの効果をみていきましょう。
参照サイト:http://www.nikibiato-kesu-keshousui.com/kesu29/
■ ダラシンは抗生物質の一種
ダラシンには「ざ瘡治療用外用抗生物質製剤」という名称がつけられています。
一般的にはざ瘡はニキビのことを指すと捉えてよいので、ダラシンはざ瘡のために外用する抗生物質の処方薬ということになります。
■ ダラシンの主成分とは
ダラシンの主成分は「クリンダマイシン」というリンコマイシン系の抗生物質です。
ダラシンを塗ると、配合のクリンダマイシンが皮膚に浸透し、細菌がタンパク質と合成して繁殖することを防ぎ、細菌を殺菌していきます。
ですから、ニキビを悪化させるアクネ菌も殺菌できるため、ニキビを治す効果が期待出来ます。
また、ダラシンはブドウ球菌やマラセチア菌を殺菌する作用もありますが、ブドウ球菌はケロイド状のニキビや化膿を伴うニキビの原因になり、マラセチア菌はおでこや背中ニキビの原因となりますので、これらのニキビにも効果が期待出来ます。
■ ダラシンの効果の検証
参照サイト:http://nikibiwonaosu.com/category33/entry441.html
製造元である佐藤製薬株式会社において、ダラシンTゲルの有効成分であるクリンダマイシンがどれだけニキビに効くのか臨床実験が行われました。
赤ニキビの患者さん67人にダラシンtゲルのクリンダマイシンを処方したところ、53%の方が症状の改善がみられたそうです。
つまりダラシンは半数の人に効果が出ることが期待できるニキビ治療薬だと言えます。ちなみにダラシンは炎症を伴ったニキビに効果がありますので、炎症を伴わない初期のニキビである白ニキビや黒ニキビには効かないと言われています。
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