ニキビ治療にはサリチル酸が効果あり?その理由と使い方は?

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4 サリチル酸が入った化粧品を使ううえでの注意点は?

出典 | pixabay 

今、基本的には安全だと書きましたが、しかしとはいえ、配合量が少なくてもサリチル酸は皮膚に対して物理的な刺激を与える成分ですから、使い方に気を付けないと、思わぬトラブルに見舞われることがあります。それを防ぐためには、以下の点に気を付けましょう。

4-1 とにかく肌の乾燥対策をしっかりと

サリチル酸は皮膚の角層を溶かしてはがすものですから、皮脂と角層で皮膚を防御する機能、「バリア機能」も一時的に非常に低下させます。屋根のなくなった家のようなものですので、外からの刺激にも弱くなりますし、同時に皮膚の内部にある水分はどんどん蒸発します。したがって、非常に皮膚が乾燥してしまいます。

肌がつっぱる、というレベルであればまだいいですが、人によってはひりひりすることもあります。

ですので、サリチル酸の入った化粧品を使った後は、とにかく化粧水と、そして防御機能を代わりに果たしてくれる保湿クリームをしっかり塗りましょう。ただし、同時に皮膚は刺激にも非常に弱い状態なので、その時に使う化粧品は無添加のものを選ぶことが大切です。

4-2 サリチル酸配合の化粧品をこんな人は使ってはダメ!

そして、サリチル酸配合の化粧品は以上のような、ある意味「副作用」があるので、それに弱い以下のような人は使ってはいけません。それをすると確実にニキビは逆に悪化します。

4-2-1 大人ニキビには絶対に使わない

中学生から大学生の時にできる思春期ニキビは、サリチル酸によってかなり良くなることが期待できます。しかし、25歳以降にできるいわゆる大人ニキビの場合は全く逆です。

大人ニキビは、年齢とともに皮膚が乾燥するために、それを解消しようと皮脂がたくさん分泌され、その結果皮膚上に皮脂が余ってしまって毛穴に詰まり、ニキビができるというものです。つまり、乾燥が大敵です。

ですので、その大人ニキビの人がサリチル酸配合のニキビケア化粧品を使うと、さらに乾燥がひどくなり、結果、皮脂がもっと過剰に分泌され、ニキビどんどん増えていきます。したがって、25歳以上でニキビに悩んでいる人は、基本的に使わないようにしましょう。

4-2-2 敏感肌の人もNG

敏感肌というものは、皮膚のバリア機能が何かの原因で落ちていて、刺激に対して非常に弱くなっている状態の肌です。ここに対して、サリチル酸配合の化粧品を使うと、さらにバリア機能が落ちるだけではなく、同時にサリチル酸も刺激物に変わってしまい、皮膚が真っ赤に荒れてしまう危険性があります。特にサリチル酸はアルコールに溶けやすいので、アルコール配合の化粧品に反応する敏感肌の人は、絶対に使わないようにしましょう。


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