1日1回で効果アリ!ニキビ処方薬「ゼビアックスローション」

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4.従来のニキビ処方薬との違いは?

ゼビアックスローションは2016年から発売された新しい薬です。今までニキビ治療薬として多く処方されている外用薬とはどんな違いがあるのでしょうか?ニキビ治療に処方される主な外用薬を上げてみました。ニキビの状態により、使い分ける方法もあるようです。詳しくは医師にご相談ください。

4-1.ディフェリンゲル

主成分はアダパレンで、一般的に「アダパレン」とも呼ばれます。2008年10月に認可された日本初の外用レチノイド治療薬です。レチノイド(ビタミンA誘導体)は化粧品などにもよく使用されているトレチノインという成分で、しみやたるみなど肌の老化対策や肌を滑らかにするために配合されています。

ディフェリンゲルに配合されている合成レチノイド「アダパレン」は、化粧品に配合されているトレイチノンより高濃度でより効果が高く、また副作用が少ないと言われています。

ディフェリンゲルはニキビが顆粒細胞から角質細胞になるのを抑える作用や、古い角質を剥がすピーリング作用があります。使用方法は1日1回就寝前に塗布します。薬価は3割負担時で1本15g/約540円です。

4-2.ダラシンTゲル

主成分はクリンダマイシン酸エステルで、リンコマイシン系の抗生物質となります。細菌のたんぱく質合成を阻害し、抗菌作用を発します。赤ニキビに対する臨床試験では炎症性皮疹の減少率は平均53%です。

臨床試験8.1%に副作用が認められ「かゆみ」や「発赤」「刺激」などがあります。抗生物質なので耐性ができると効果がなくなってしまいますので使用期間に注意が必要です。

使用方法は1日2回洗顔後に塗布します。薬価は3割負担時でダラシンTゲル1本10g/約120円です。

4-3.アクアチムクリーム

主成分はナジフロキサシンで、ニューキノロン系の殺菌性抗菌作用のある外用薬です。アクネ菌やブドウ球菌を殺菌し、化膿や炎症のある赤ニキビの治療に使用されています。

赤ニキビに対する臨床実験では炎症性皮疹の減少率は平均45%となっています。特にニキビの発生を抑える働きにすぐれています。グラム陽性菌、陰性菌や嫌気性菌に対しても殺菌力が高いので、おできやとびひなどの皮膚感染症の治療などひろく皮膚疾患に使用されています。

使用方法は1日1~2回、洗顔後に塗布します。薬価は3割負担時でアクアチムクリーム1本10g/約110円です。

4-4.ベピオゲル

出典 | maruho 

主成分は過酸化ベンゾイルです。強い殺菌作用でアクネ菌を殺し、ピーリング効果や乾燥促進作用もあります。白ニキビや赤ニキビ、黒いニキビなど幅広いニキビに効き目があります。

注意点は漂白作用があるので、ニキビ部位以外の髪や衣服につかないように塗布することです。刺激が強いので敏感肌の方は皮膚がはがれたり、ヒリヒリしたり、乾燥するといった副作用もあります。

使用方法は1日1回洗顔後に塗布します。薬価は3割負担時でベピオゲル1本15g/約540円です。

4-5.デュアック配合ゲル

主成分はクリンダマイシン1%、酸化ベンゾイル3%配合されています。クリンダマイシンは抗生物質でダラシンTゲルの主成分でもあります。また、過酸化ベンゾイルは、ベピオゲルの主成分でもありますので、デュアック配合ゲルは「ダラシンTゲル」「ベピオゲル」の両方の性質を持つ薬だと言えます。

細菌のたんぱく質合成を阻害し、アクネ菌を殺菌する作用と角質を剥がすピーリング作用があり、臨床試験では白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビが減少した報告があります。

注意点はトレチノインが分解されるとの報告があるため、デュアック配合ゲルとトレチノインを同じ部位に使用しないことです。使用方法は1日1回、洗顔後に塗布します。薬価は3割負担時でデュアック配合ゲル1本10g/約470円です。


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