ワセリンでニキビを治せる?ニキビに効果的なワセリンの4つの使い方

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『ワセリン』ってご存知でしょうか?イメージとしては、傷口に塗って膜を作り、ばい菌を防ぐ役割というもののような感じだと思います。ボクサーとかも試合とかで、出血した部分に塗ってるのを何度も見かけたことがあるのではないでしょうか。

 

本来は、切り傷などに利用されるワセリンですが、実は『ニキビ』にも効果があるとかないとか。しかし、覚えておくことは、ワセリンはニキビの治療薬ではないので、塗ってすぐに次の日にニキビがなくなっている、ということはありません。ニキビにどう効くのか解説していきたいと思います!

 

目次

1.『ワセリン』とはなにか?
1-1.ニキビには2種類あるの?

2.ワセリンはニキビにどう効くのか?
2-1.白ニキビはニキビの初期症状です!
2-2.黒ニキビは早い対処が必要ではある
2-3.ニキビが炎症すると赤ニキビになることも!
2-4.重症の黄ニキビはセルフケアでは難しい?

3.ワセリンに賛否両論がある理由はどういうもの?
3-1.ワセリンが効果を発揮するのは初期ニキビ!
3-2.生活習慣の改善が第一!

4.ワセリンが逆効果になる場合は夏が多い?
4-1.ワセリンを使う手順教えます
4-2.炎症ニキビは絶対避けること!

5.まとめ

1.『ワセリン』とはなにか?

「『ワセリン』とはなにか?」の画像検索結果

出典 | 乾燥肌・年齢肌に効果のある敏感肌にも使える保湿化粧品ラボ 

ワセリンは石油から得た炭化水素類の混合物を脱色して精製したものです。その大部分は、分岐鎖を有するパラフィン(イソパラフィン)および脂環式炭化水素(シクロパラフィン、ナフテン)を含む。ワセリンという場合、一般的には白色ワセリンを指す事が多いです。主な用途として、ワセリンは皮膚表面に油分の膜を張り、角質層の水分蒸発を防ぐことで皮膚の乾燥を防ぐ効果に加え、外的刺激から皮膚を保護するという働きがあることから、鎮痛・消炎・鎮痒の軟膏剤のような医薬品の基剤や、化粧クリームのような化粧品などの基剤として用いられますね。

 

また、潤滑剤や皮膚の保湿保護剤としても用いられることも。鉱物油からの精製による純度の違いにより黄色ワセリンと白色ワセリンがありますが、医療用では白色ワセリンを用いることがほとんどだそうです。また、眼軟膏には特に純度の高いものを用いることが多いです。その他、湿潤療法のために使用される事がある。乾燥をきっかけとする皮膚病や、切り傷からの出血を一時的に止める為にも多用されている。

1-1.ニキビには2種類あるの?

ワセリンが本当にニキビに効果があるかどうかを知るまえに、まずはニキビができるメカニズムを知ることです。ニキビには、『大人ニキビ』と『思春期ニキビ』に分類されます。大人ニキビと思春期ニキビに共通して言えることは、皮脂や角栓が毛穴につまる事がニキビと原因と言えます。そして、毛穴がつまりニキビができ、そこでアクネ菌の増加することによって、ニキビは炎症状態になってしまいます。これらは、原因も違えばケア方法も異なります。それぞれの特徴と原因を紹介していきます。下記では、その特徴を見ていきましょう。

 大人ニキビの原因

大人ニキビの最も根本的な原因はターンオーバーの乱れです。肌のターンオーバーとは肌の新陳代謝のことをいいますが、この新陳代謝であるターンオーバーが乱れると、様々な肌トラブルを引き起こすことになりますが、ニキビとの関係で重要なものとしては、肌の乾燥と古い角質層の蓄積の2つ。皮脂の少ないUゾーン(頬から顎の顔のラインにかけた箇所)を中心にできます。男性で言うと髭の生える部分。顔以外では、肩など通常は皮脂が少なく体毛のある部分にできるのも特徴的です。

 

思春期と呼ばれる10代の頃は目立たなかったものの、20歳を超えて仕事を始めてから出来る人がほとんど。原因の8~9割は、ストレスによる男性ホルモン分泌の増加よるものです。肌の乾燥は、皮脂の過剰分泌を招きます。結果、毛穴に皮脂がつまりやすい状態が続きとニキビができやすくなります。古い角質層の蓄積は、角栓となり、これも毛穴を詰まりやすくしてしまいます。

 思春期ニキビの原因

思春期には成長ホルモンが活発になります。そして、その活発になった成長ホルモンの刺激を受けて、皮脂が過剰に分泌され、結果として毛穴がつまりやすくなり、ニキビができてしまいます。皮脂の多いTゾーン(額から鼻先にかけての箇所)を中心にできます。顔以外では、胸の中央部など皮脂が多い部分にできるのも特徴的です。原因は、急激な成長ホルモンや性ホルモン分泌量の増加によるもの。皮脂が増えることで、皮脂の渋滞が起こり毛穴が詰まってニキビとなるのです。

 

身長が伸びたり髭が生えたりすることと同じように、健康な男女であれば経験する自然の原理なので、ニキビ跡さえ残さなければ問題ありません。つまり、思春期の場合は成長ホルモンがニキビの原因といえます。さて、この大人ニキビと思春期ニキビにワセリンは効果があるのかないのか?ヴァセリンの特徴を踏まえてみていきましょう。

 


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