ビブラマイシンは重症ニキビの特効薬！効果効能、副作用を徹底解説！

2　ビブラマイシンは悪化したニキビに向いている

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2-1　ビブラマイシンは、塗り薬では対応できないニキビにこそ力を発揮

このように長所も欠点もあるビブラマイシンですが、全てのニキビに効果が出るというオールマイティな薬ではありません。ビブラマイシンが効果を発揮するのは、以下の4種類のニキビです。

1つは、塗り薬では治せなかった、ひどく炎症を起こしている赤ニキビ、あるいはそれが化膿した黄ニキビや紫ニキビなどの悪化したニキビに対しては、「非常に効果があります。

2つめには、ニキビとしては軽症の白ニキビや黒ニキビには、基本的に塗り薬のほうがいいのですが、しかし、毛穴の奥のアクネ菌を静菌する効果があるので、塗り薬と併用することで、さらに効果が期待来ます。

3つめは、ホルモンの影響で発症する生理ニキビにもよく効きます。男性のニキビにも、男性ホルモンの分泌を抑られるので効果があります。

4つめは、ビブラマイシンはアクネ菌だけではなく、背中ニキビの原因であるマラセチア菌、ケロイド化するニキビの原因である黄色ブドウ球菌にも効果があるので、それらに対しても処方されます。

2-2　ただし、ニキビの完治のためには殺菌剤との併用が必須

ただし、先に触れましたが、ビブラマイシンには即効性がなく細菌を大人しくさせるだけの働きですので、最悪長い時期か飲み続ける必要があります。しかしそれには弊害があるので、菌を抑えている間にできるだけ早く菌自体を駆逐する必要があります。そこで、ビブラマイシンと一緒にニキビを殺菌する塗り薬も併用することが重要です。