ニキビの改善に効果あり!グリチルリチン酸のニキビへの効果とは

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グリチルリチン酸という言葉を聞いたことはありますか?

ニキビに悩まされている方は聞き覚えのある言葉かもしれませんが、グリチルリチン酸は、医療機関で処方されるニキビ薬に含まれる有効成分ひとつです。

また最近では皮膚科の治療だけではなく化粧品の成分として使われるようにもなってきているそうです!

今回はニキビに効く成分のひとつである「グリチルリチン酸」の成分やニキビへの効果などをわかりやすく解説させていただきます。

皮膚科で処方されるニキビ薬の理解を深めるためにもぜひ参考にしてくださいね!

1.「グリチルリチン酸」の成分とは
1-1.グリチルリチン酸が肌にもたらす効果
1-2.グリチルリチン酸に副作用はあるの?

2.グリチルリチン酸はニキビに効果あり!

3.グリチルリチン酸配合!ニキビケアコスメおすすめ3つ
3-1.メルライン
3-2.ベルブラン
3-3.十分な睡眠を取る

4. まとめ

1.「グリチルリチン酸」の成分とは

「グリチルリチン酸」というのは、漢方でも使われるマメ科の甘草(カンゾウ)の根っこから抽出される成分を指します。甘草は砂糖の100倍とも200倍とも言われるほど強い甘みを持ち、この甘みの主成分がグリチルリチンだと言われています。

グリチルリチン酸は甘みが強いため、醤油の甘味料として使われている他に石鹸・シャンプー・抗アレルギー薬・風邪薬などにも副作用が少ない消炎剤として使用されています。

天草とは・・・

甘味のあるマメ科の植物です。昔から、根を乾燥させて生薬として用いてきました。また、その甘味のために、エキスや粉末にして、お菓子や調味料としても利用されています。日本では、醤油の調味料として使われています。欧米では、リコリス・キャンディやルートビアなどに使われています。また、甘味が強いのに、低カロリーということで、ダイエット食品にも利用されます。

グリチルリチン酸、少し言いにくいですね。

場合によっては「グリチルリチン酸二カリウム(2K)」や「グリチルリチン酸ジカリウム」といった呼び方をすることもありますが、全て同じ成分を意味します。

最近では、皮膚科の治療だけではなく、化粧品の成分として用いられることも増えてきました。

グリチルリチン酸は強い抗炎症作用、抗アレルギー作用を持つ成分ですが、1日あたり40mgを越える摂取量で「偽アルデステロン症」という副作用が発生する恐れがあるなど、使用する際には一定の注意が必要だとも言われています。

偽(ぎ)アルドステロン症は、甘草、またはその主成分であるグリチルリチンを含む医薬品を過剰に摂取して起きる副作用です。アルドステロン症とよく似た症状ですが、原因が全く異なるので、「偽」と呼ばれています。

しかし、化粧品に配合されたグリチルリチン酸であれば、外用であるため、それほど心配する必要はないとされています。

ちなみに漢方の甘草湯は昔から口内炎などに用いられています。また、歴史的にもグリチルリチン酸が炎症を抑えることは証明されているとのことですので、この点に関しては安心してくださいね。

1-1.  グリチルリチン酸が肌にもたらす効果

グリチルリチン酸が持っている効能について詳しく見ていきましょう。

■ 抗炎症作用

グリチルリチン酸は非常に強い抗炎症作用を持っているため、赤く腫れたニキビの症状を和らげるのに役立ちます。

医薬品にも用いられているので高い効果が期待できますが、グリチルリチン酸は炎症を抑えるだけなので、ニキビ予防には効果はありませんのでご注意くださいね。

あくまでも対症療法になりますので、慢性的にニキビが発生する場合は根本治療が必要となることを覚えておきましょう。

■ 抗アレルギー作用

グリチルリチン酸には、アレルギー反応を抑える作用があると言われていますが、すべてのアレルギーに効果があるわけではありません。

アレルギー体質の人がグリチルリチン酸を含む薬を使用する際には患部に塗る前に必ずパッチテストを行ってくださいね。

パッチテストとは腕の内側など、目立たないところで試して、発赤、痒みが現れないことを確認することです。

ちなみに、いくら抗アレルギー効果があると言ってもアトピー性皮膚炎の治療に用いてよいという意味ではありませんので、明確なアレルギー性皮膚炎をお持ちの方は皮膚科を受診しましょう!

1-2.  グリチルリチン酸に副作用はあるの?

グリチルリチン酸は「ステロイド」に類似していると言われており、ステロイドと同じような作用を持っていると言われています。それが先にお伝えした抗炎症作用と抗アレルギー作用です。

ステロイドという言葉を聞くだけで不安を感じる方も中にはいらっしゃるかもしれませんね。

ステロイドとは、 副腎から分泌される副腎皮質ステロイドホルモンのことを指します。ステロイドには人の免疫反応を鈍くさせる働きがあり、血管拡張による炎症反応を弱めます。

この理由から、グリチルリチン酸ジカリウムも同じ副作用を起こす可能性があります。

副作用の1つとして先に少し触れた「偽性アルデステロン症」があります。

偽性アルデステロン症の一般的な症状は、

・浮腫(むくみ)
・尿量の減少
・吐き気
・倦怠感

などが起こるとされています。症状が悪化すると筋力低下、歩行困難なども起こすケースもあるとのこと。

副作用の報告などから、グリチルリチン酸ジカリウムは服用量が決まっています。

もちろん、化粧品などへの含有量も定められており、1日に服用できる量は40mgです。これ以上の服用は医師の指導が必要になりますのでご注意ください。

ただ、服用ではなく化粧品の様に塗布する場合には副作用は問題ないとのことですのでご安心くださいね!

化粧品に入ったグリチルリチン酸が問題視されることがありますが、服用時のリスクと過去のステロイド剤過剰摂取の問題が混同・認識されてしまってる事が原因だと言われています。

正しい知識を持つことはとても大切ですね。


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