女性のニキビはなぜ出来る?女性のニキビに特徴的な3つの原因

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2.女性特有のホルモンバランスの乱れ

女性には、女性特有のホルモンがあります。このホルモンバランスが、ニキビに大きく関わります。

2-1.生理とホルモンの関係性

女性にとって大事な役割が生理です。

そもそも生理とは何なのか

生理は「子宮からの正常な出血」のことです。月に一度、5〜7日程度の間で発生する症状です。女性は10〜15歳から生理が始まり平均で35~40年間の生理との長い付き合いになります。

女性の体は、妊娠の準備をします。妊娠の準備として卵巣から卵子が飛び出すことを排卵といいます。排卵した卵子が精子と出会い受精が起こり妊娠成立となります。

しかし、性交渉がなかった、性交渉があっても受精に至らなかった、受精したけど受精卵が着床せずに流れてしまった等の場合には、排卵から約2週間後に厚くなった子宮内膜をいったん捨てて、次の排卵、着床へ向けていちからやり直すことになります。 厚くなった子宮内膜を子宮の外へ捨てる時に出血が伴います。これが「生理」という現象になります。

生理は2つの女性ホルモンバランスによって起きる

生理とは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌によって発生する症状です。

卵胞ホルモンはコラーゲンやヒアルロン酸を増やし肌にうるおいを与える働きがあり、別名を「美肌ホルモン」と言われる美肌に欠かせないホルモンのひとつです。

1つ目のホルモン、卵胞ホルモンが肌へ与える影響は下記になります。

  • 皮脂の分泌を抑えるので、ニキビができにくくなる。
  • セラミドを増やし、肌の水分を保持する。
  • コラーゲンやヒアルロン酸を生成を促し、ハリやツヤを保つ。

もう1流のホルモン、黄体ホルモンは男性ホルモンと似た働きがあり、皮脂の分泌を促す作用を持ちます。よって、こちらの黄体ホルモンが、生理前のニキビの原因となります。

黄体ホルモンが肌へ与える影響は下記になります。

  • 皮脂の分泌を活発化させるので、ニキビができやすくなる。
  • 色素が沈着しやすくなり、シミやニキビ跡の原因になる。
  • 肌のバリア機能を弱める。

もちろん黄体ホルモンにも大事な役割があります。妊娠を促し、妊娠後に備えて、栄養や水分を備蓄するという大事な役割です。ただし、過剰に増えるとニキビができてしまうので要注意です。

また、生理前にむくみや便秘で悩まれている方も、黄体ホルモンの影響で水分がためこまれるために起こるとされています。

生理が起きるサイクル生理周期

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出典 | ニキぺディア 

先ほど説明した卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)、2つの女性ホルモンが生理の周期と関係しています。

生理の周期には個人差がありますが、平均は25〜35日程度になります。生理周期は、以下の4つの周期に分けることができます。

  1. 卵胞期
    子宮内の卵巣にある卵胞が、卵胞刺激ホルモンの影響により発育。そして徐々に卵胞ホルモンが分泌され、子宮内膜が厚くなります。
  2. 排卵期
    卵胞ホルモンの分泌量がピークになると、女性ホルモンの一つプロゲステロンが分泌をはじめます。すると卵胞が殻を破り卵子が飛び出すのです。これが排卵です。
  3. 黄体期
    排卵後の卵胞組織が、黄体へと変わりプロゲステロンの分泌量が増加。受精卵の着床に備え子宮内膜が柔らかくなります。
  4. 月経期
    このとき妊娠しなかったら、エストロゲン・プロゲステロンの両方とも分泌が減少。すると子宮内膜が剥がれ、血液とともに体外へと排出されるのです。これが整理です。

女性にニキビができやすいのは、生理前の1〜2週間「黄体期」です。黄体ホルモンの増加により、ニキビが発生しやすくなります。これが女性特有のニキビの原因の一つ、ホルモンバランスの乱れになります。

2-2.女性ホルモンに左右される肌の調子

女性にとって毎月起きる生理は、女性ホルモンの影響により発生することを先ほど説明いたしました。一般女性が、生涯女性ホルモンを分泌する量はティースプーン一杯ほどだと言われています。それぐらい、妊娠するために重要で貴重なホルモンだと言えます。

生理前に化粧品は試さない

貴重な女性ホルモン、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量のバランスで肌状態が変化します。このサイクルの変化を無視してケアを行なうと、思わぬ肌トラブルの原因になります。

新しい化粧品を、生理前〜生理中に試すことは避けたほうが良いでしょう。排卵日後から生理期間中は、肌そのもののバリア機能が格段に落ちる時期です。肌が最も敏感になる時期に、新しい化粧品を使用することは避けましょう。

生理後は美肌を手にする絶好のチャンス

生理が終わってから排卵前までの期間は、女性にとって絶好の美人期間です。肌のバリア機能が高い時期になり、外からの刺激が肌に影響しにくい時です。排卵日は、最も血色が良くなりキメも細かなベスト肌になる可能性が高い時期です。

そんな生理後には、新たな化粧品やエステ、マッサージなどにチャレンジしてみましょう。さらなる効果が期待できる時期です。

何より大事なのは自分の整理周期をマスターすること

ここまで話した通り、大人の女性にとって生理周期を理解して正しく付き合うことは最も大事な行為です。生理は毎月起きる避けられない女性にとって大事な現象です。生理と正しく付き合うことが大事になります。

最近では、スマホで簡単に生理周期を登録できるアプリも登場しています。手軽に現在の体調と肌のコンディションを知ることができます。ぜひ、肌のお手入れの参考にしてください。


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