ニキビの芯はターンオーバーで対策！芯の正体と対処法まとめ

3.ニキビの固い芯の正体は？

出典 |ニキビ ニキビの芯【２０個目】　　

先述で説明しました、「黒ニキビ」。毛穴が開き、毛穴の中の皮脂が剥き出し状態になったまま、固くなり空気に触れることで皮脂が黒く酸化したもの。

黒ニキビの芯は、固いため毛穴がその状態で固定されてしまいます。その固くなった芯を押し出してしまっても、毛穴の開きは芯が取れた状態のままポッカリ穴が開いたまま残ることが多くあります。

この固くなった黒ニキビは、これからの毛穴事情に大きな影響を与えてしまう厄介ニキビなのです。

3.1ニキビの芯は固くなる前に出していいの？

それなら、固くなる前にニキビの芯を押し出してしまうことが良いのではないかと思う方もいますが、実はそれは違っていて、黒ニキビができないように、肌のターンオーバーを正常化させるように、生活習慣の乱れや、ストレス、食生活の乱れ、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れなどを改善しなくてはなりません。

黒ニキビは固い芯をもつため、ニキビを潰して芯を押し出したり、芯を引っ張り抜いても、いいという方もいますが、クレーター状のニキビ跡になって残る可能性がとても高いのです。

大きく固い芯が毛穴から出されたことで、毛穴は無防備な状態になり、細菌が入り込んでさらに大きなニキビができてしまうこともあり得ることなのです。

ニキビを潰すとニキビ跡が残るといわれるのは、ジュクジュクしたような赤ニキビや黄ニキビだけでは決してないのです。ニキビの炎症前の初期ニキビのひとつである黒ニキビもニキビ跡に該当するニキビなのです。

急に、毛穴に詰まっていた物体がなくなることで、空気に触れることのないように作られた毛穴の中の皮膚までもを空気に晒してしまうため、傷を負った状態と同じなのです。

ニキビの芯が取れた毛穴は、毛穴の中の皮膚で穴の空いた毛穴を塞ぐことはなく、穴の空いたままの毛穴のままになるのです。ですから、ニキビの芯はむやみに押し出してはいけないということです。

まさに、固い芯のある黒ニキビの芯を押し出し時に、毛穴がポッカリ空いてしまうのではないでしょうか。黒ニキビのできていた場所や肌の構造上、毛穴は塞がれて治癒することもありますが、殆どの毛穴は穴が空いた状態で、塞がれたとしても皮膚が伸びたような窪みになって残ります。

固い芯の黒ニキビは、ニキビの初期段階であるため炎症が見られないからと、芯を出すことが多くあり、芯ができた時の快感がやめられないというのは、よく聞くことです。

しかし、ニキビの芯をだすことよりも、肝心なことはその後の毛穴事情です。できてしまったニキビは仕方ないですが、黒ニキビができないような生活習慣に改善していきましょう。

固くなった黒ニキビは放っておくとこのような結果になります。また、芯を取り出すと毛穴なこのように穴が空いた状態になるのです。参考までにどうぞ！