ニキビのかさぶたを治したい!ニキビにかさぶた出来た時のケア法とは

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ニキビができたら潰れてしまって血が出た! 膿が出た! かさぶたになった!

たくさんの方がそんな経験あるのではないでしょうか。

潰したほうが早く治ると聞いて潰したらひどい跡に…!

など、その対処、治療方法を間違えてしまうとかえって治りがおそくなったり、深い傷を残してしまうことになったりすることがあります。きっといろんな情報を耳にして、何が本当にいいの? と悩んでいる方もいると思います。

ニキビ跡を残さないように、早くケアしたい方にくわしくニキビのかさぶたについてご紹介します!

目次

1.かさぶたの役割ってなに?
1-1.かさぶたができた時に起きていること
1-2.かさぶたがとれたときのケア方法
1-3.見直そう、怪我をした時の常識は間違っているかも?

2.潰したほうがいいの? 潰さないほうがいいの? ニキビの症状によるケア
2-1.〈最初の段階⇒白ニキビ・黒ニキビ〉
2-2.〈第二段階⇒赤ニキビ〉
2-3.〈第三段階⇒黄ニキビ〉
2-4.〈第四段階⇒ニキビ跡

3.傷口を早く治すには
3-1.良質の睡眠をとる
3-2.適度な運動をする
3-3.タンパク質をとる

4.かさぶたできたら注意すること
4-1.冷やしすぎない
4-2.紫外線に注意

5.まとめ

1.かさぶたの役割ってなに?

かさぶたは傷などが治る段階でできるもので、固まった血液中の細胞成分や析出したフィブリンから形成されています。

単に血液がそのまま乾燥したものではありません。

また、水分が乾燥して固まるのではなく、血小板が凝固することで固まっています。

かさぶたは表皮の再生が終わると自然に剥がれて落ちますが、それまでは外界から傷口を保護する役割があります

1-1.かさぶたができた時に起きていること

顔は特にニキビができると気になりますよね。 ついつい潰したほうが早く治るのではと思ったり、潰していっそ楽になりたいなど触ってしまい、潰したり潰れたり…。血が出たり、膿が出て慌ててティッシュで拭き取って、時間がたって気がつくとかさぶたになっていた。そしてまたかさぶたがきになり、かさぶたを無理にはがして出血してしまった…。

そんなくりかえしの経験はないでしょうか。

かさぶたは皮膚が再生すると自然にはがれてくるものですが、皮膚が再生していない状態ではがしてしまうと再びかさぶたを作り始めます。

これを何度も繰り返すと色素沈着やクレーターとなってしまう場合もあります。また、かさぶたをはがして傷口に雑菌などが入ってしまうと、ケロイド状のニキビやニキビ跡になり症状を悪化させる原因となります。

特に、思春期のうちにこういうことを続けていると、肌が弱くなっていくために、常にニキビができやすくなるなんてことも研究で明らかになっているようです。

常日頃から手で触らないように意識しましょう!

触ったりしないで、とにかく放っておけば白血球と表皮細胞が自然治癒してくれます。

1-2.かさぶたがとれたときのケア方法

かさぶたニキビを剥がしてしまったり、剥がれてしまった場合には注意が必要です。

まだ治りかけであれば、出血して、ぐじゅぐじゅしているのがわかるかと思います。

そんなときの手順は以下の通りに対策するようにしましょう。

⇒手を水洗いしましょう

⇒洗顔料を使わずにかさぶたがとれたところを水洗いしましょう

⇒化粧水や消毒液などは絶対に使いません。治りが遅くなります。同様にニキビの薬もやめましょう。まずはかさぶたがとれた後の「傷」を治します。

⇒「ワセリン」を傷口より大きなラップに塗って傷口に貼ります。毎日とりかえます。顔ですので傷口が大きくなければ、乾燥しないよう、一日数回ワセリンをつけるのもいいでしょう。
または、保湿成分の高い「キズパワーパッド」を貼ります。こちらは3日間はとりかえません。そのままです。

〈ワセリン〉
ワセリン

ワセリンは美容液や他の塗り薬と違って、肌に塗っても角質層まで浸透することはありません。ワセリンは肌の表面に膜を作って水分が蒸発するのを防いでくれる作用があります。肌の中にまで成分が入っていくわけではないので刺激が少なく、デリケートな赤ちゃんの肌にも安心して使うことができます。

ボクシングの試合で、セコンドが選手の目に何か透明なクリームをペタペタ塗りこんでいるのを見た事がありませんか? 実はあのクリームはワセリンです。ワセリンは保護剤や止血の効果があるのです。

以前は「傷口を乾燥させてかさぶたで治す」「傷口に消毒液を大量に塗って殺菌治療をする」などの治療法が薦められていましたが、現在は「湿潤療法」という傷口を湿潤させておく治療法がいいとされています。

体の細胞は乾燥している状態よりも潤っている状態の方が再生しやすいと言われています。ワセリンを塗って潤った状態を作り出すことで元々ある自然治癒力が活性化され、傷口をきれいに治してくれるというわけです。

〈キズパワーパッド〉
キズパワーパッド

キズパワーパッドは湿潤治療と言って、傷口を保湿させることで細胞の再生を高める効果があります。かさぶたニキビを剥がした場合もキズパワーパッドを貼ることでニキビ跡を予防して治りも早くさせることができます。

3日間この状態ままにします。効果があれば貼った部分が白く盛り上がっていきます。

そのまま貼るとかなり目立ってしまうので、かさぶた部分が覆うほどのサイズに切るという手もあります。しかし注意書きには「切ってはいけない」とあるので自己責任でお願いします。

3日経過して、剥がしてみると目立たなくっています。まだ完治に至っていない場合にはもう一度同じ方法でキズパワーパッドを貼るようにしてみてください。

1-3.見直そう、怪我をした時の常識は間違っているかも?

1-2.にも書きましたが、消毒液などはキズの治りが遅くなります。

こういったニキビを潰したばかりのような「傷口」の治療法はこの10年で大きく進歩しました。

転んだすり傷、刃物で切ったなどの傷口の治療として、従来行われてきた消毒薬とガーゼを用いた治療法から、洗浄(傷を洗ってきれいにすること)と被覆材(ひふくざい、傷をおおうさまざまな材料のこと)による治療法に変わってきています。

傷を消毒するのはずっと当たり前だと思われていました。

化膿(かのう)すると傷が治らないので消毒して化膿するのを防ぐということでした。

しかし、消毒薬は傷を治そうとする皮膚の細胞に害があること、消毒薬で細菌を完全になくすことができないこと、皮膚に少し細菌がいても傷は治っていくことなどが分かってきて、消毒することで傷の治りを遅くすることが分かってきたため、消毒薬はほとんど使われなくなってきました

それに代わって、傷にいる細菌や老廃物などを洗い流すことが傷の治りを促進することから、水道水や生理食塩水で傷を洗うことがすすめられています。

傷にガーゼを当てるのもずっと当たり前と思われてきました。

けがをすると傷から出血して、それが固まってかさぶたをつくります。傷からの血液や体液を吸い取るためにガーゼを当てますが、ガーゼに吸い取られた血液や体液は乾燥してガーゼが貼りつきます。

そしてガーゼを取りかえるたびに乾燥して固まったものがはがれ、はがすときはとても痛いし、再び出血したりしていました。

傷が治るには皮膚の細胞が増えて傷をふさいでしまう必要があります。皮膚の細胞は乾いてしまうと死んでしまいます。そのため、かさぶたに守られたその下の乾きにくい部分で何とか細胞が増えて治そうとするのです。

しかし傷口の乾き切らないかさぶたはガーゼがくっついてしまうため、ガーゼをかえるたびにはがれて細胞が乾き、傷の治りは遅くなります。

そこで傷を乾燥させない湿潤(しつじゅん、しめっていること)状態をつくって傷をおおう被覆材がいろいろ開発されてきました。

そのような理由で、最近は直接ガーゼを傷に当てることはあまり行われなくなっています。


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