キヌア効果でダイエットをお考えの方にそのレシピと方法等についてまとめました。

【女性におけるフィトエストロゲンの効能】

・生理周期によるホルモンバランスの乱れを整える
・女性らしい体つきになる
・肌・髪にもツヤが出る
・更年期の症状改善

・骨粗しょう症の予防
・生理痛の改善
・不妊の改善

このような効果に加えて、キヌアの場合は下記のような栄養素も豊富に含まれているおかげで、さらなる相乗効果も期待できます。

・ビタミンB2・B6：皮膚・粘膜が保護され美肌に効果的、脂肪の燃焼を助ける
・食物繊維：便秘解消、腸内環境改善、ニキビや肌荒れの改善
・ビタミンE：頭皮環境を整える、抗酸化作用で若返り効果

・カルシウム：骨密度低下の抑制、や乳がんの予防
・鉄分：貧血の解消、生理痛の緩和、臓器の活性化
・リジン（コラーゲン生成に欠かせない必須アミノ酸）：肌の再生、免疫力を高め、組織修復が早まります。
・リボフラビン（ビタミンB2）：柔らかい肌を作り、皮膚機能を活性化しシミなどを防ぐ

キヌアだけでこんなにたくさんの効果効能が得られるんです。

⒌２キヌアの効能はどうなの？

精白米に比べてキヌアは約半分の糖質量。それだけでも健康効果がありますが、更にキヌアは食べた時にも血糖値が上がりにくい、低GI値食品なのです。GI値とは、Glycemic Index（グリセミック・インデックス）の略で、食後の血糖値の上昇度を示す指標のこと。つまり、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示しています。

低GI食品とは、この血糖値の上昇を招きにくい、つまりは太りにくい食品なんです。

私たちが食事をすると、血液の中に糖分がまわり、血糖値が上昇しますが、血糖値というのは上昇すればするほど、脂肪の蓄積につながってきます。
WHO（世界保健機関）からも、低GI値食品が肥満や糖尿病のリスクを低減させるというレポートが出され、世界の食品メーカーはさまざまな研究を行い、低GI食品の供給を進めています。

ブドウ糖を100とした場合、この数値が60以下であれば、血糖値の上昇はゆるやかで安心な食材、61～70の場合は要注意食材として空腹時を避けるなどの工夫が必要、71以上の食材は血糖値を急激に上げる厳重注意食材です。

引用元：http://www.naro.affrc.go.jp/nfri/seikatenji/files/2012_p-46.pdf

ほとんどの野菜や肉類、ナッツなどは低GI値なのですが、主食、穀類は総じてGI値が高い傾向にあります。

⒍キヌアのカロリーは？

⒍１キヌアのカロリーについて

キヌアにはカルシウムが白米の6倍以上も含まれているので、ダイエットに向いているというイメージを持たれている方が非常に多いのではないかと思います。確かにキヌアは水で膨張するのでかなり食べ応えがありますし、その割に100gあたり350Kcalなので、そこまで高カロリーではありません。

⒍２キヌアの栄養効果

キヌアは非常に栄養価が高く、カルシウムは白米の10倍以上もあり、マグネシウムは7倍、鉄は8倍、食物繊維も8倍以上含まれているのです。このように栄養価が高いのでダイエットに活用したくなる気持ちは分かりますが、無理をしてまでキヌアを食べていると、飽きがきてしまった時に他のものを暴飲暴食してしまう可能性があるのです。

普段の食事に戻った時の暴飲暴食がリバウンドの原因となってしまうので、出来るだけ食べたい時以外は食べないようにした方が良いと思います。

⒎キヌアはダイエットに効果なし？

⒎１キヌアダイエットは本当に効果あるのか？

キヌアには以下の3つの効能と効果があると言われています。

【健康効果】

キヌアにはフェトエストロケンという女性ホルモンと、似たような働きをする成分を含有しています。また、必須アミノ酸のすべてをバランスよく含んでいます。これらの成分により、骨粗しょう症や更年期障害の改善や骨密度の低下の抑制、乳がんの予防に効果があるとされています。

そして、食物繊維が豊富なので便秘解消に、効果があるようです。

【美容効果】

キヌアには肌や髪の毛の美容に良い成分を、たくさん含んでいるので次のような美容効果が期待できます。ビタミンB2・B6が多いため、皮膚や粘膜の保護作用があります。必須アミノ酸を含んでいるのでダメージを受けた組織を素早く修復してくれます。

また、リボフラビンやリジンの働きでハリのある肌や、老化防止を防いで若々しい肌を作るのを手助けします。そして、ニキビ改善や肌荒れ改善にも効果があるとされています。