フェイスラインにできたニキビは治りにくい？その原因と治し方４つ

4.　気になるフェイスラインにできるニキビ跡

フェイスラインは肌の水分が少ないため乾燥しやすい場所です。フェイスラインにニキビが一度できると非常に治りにくく厄介ですが、治った後もニキビ跡が残りやすくなるので注意が必要です。
ニキビ跡は、ニキビができていた時の炎症が残ったり、ニキビが刺激されてメラニンが色素沈着することが原因とされています。肌にポツポツとアザが残るので、フェイスラインや鼻、オデコに残ると目立つので非常に気になりますよね！
ニキビ跡には、赤いニキビ跡、シミのようなニキビ跡、クレーター状のニキビ跡の3つに分かれています。

■　赤いニキビ跡

ニキビがあった時の炎症の残りが皮膚奥に残っている状態
完全に消えるまで時間がかかる

■　シミのようなニキビ跡

メラニンが色素沈着した状態
赤いニキビ跡同様、完全に消えるまで時間がかかる

■　クレーター状のニキビ跡

凸凹になったものは、酷いニキビの症状によって皮膚が傷ついた状態
専門医による治療が必要

4-1. ニキビ跡を薄くするためにターンオーバーを促そう！

ニキビ跡を薄くするには、肌を保湿してターンオーバーのサイクルを整えます。ターンオーバーとは「肌の生まれ変わり」を意味します。つまり、新しい皮膚を作ってきれいなお肌を呼びがえらせる、ということです。

通常肌細胞は約28日で生まれ変わりますが、何かの原因でこの働きが滞るといつまでも皮膚に古い角質やメラニンが残ってしまいます。

また、ターンオーバーを促進させてきれいな元の肌に戻すためには肌を保湿して潤いを与えることが必要です。

肌を保湿するとニキビ跡で感想した皮膚は健康な皮膚に生まれ変わり、ニキビ跡をどんどん薄くしてくれます！

人間が寝ている時にターンオーバーを繰り返すので、ターンオーバーを促進させるためには十分な睡眠が必要になりますので、先にお伝えしたゴールデンタイムの時間帯に就寝するように心がけましょう。

4-2.お肌のターンオーバーが正常に行われているかどうかチェックしよう

■　①質の良い睡眠は取れていますか？

夜更かしはお肌に良くないと言われていますが、これは本当のことです。ターンオーバーが最も活発になるのは22時から2時頃と言われています。また、質の悪い睡眠はターンオーバーに必要な成長ホルモンがしっかり出てきてくれないので寝る状態を快適にしましょう！

スマホやパソコンから眠りを妨げる「ブルーライト」が出ているので寝る30分前には電源を切っておくとよいでしょう。

■　②栄養のある食事を摂っていますか？

肌の生まれ変わりを助けるためには栄養バランスのとれた食事を摂取することも大切です。ターンオーバーを促進させる作用のあるビタミン類を意識的に摂取し、正常な働きに役立たせましょう。

ビタミン類のほかに肌を作る材料となるたんぱく質や細胞の合成を促す亜鉛などもしっかり摂取したい栄養素です。

食事からこれらの栄養素を摂るのが難しい場合はサプリメントをうまく活用するのもよいでしょう。

■　③適度な運動はしていますか？

全身の血行を促すために1日30分くらいの運動を生活に取り入れることをおすすめします。適度な運動をすることによって体全体に酸素や栄養が行き渡りますので、無理のない範囲で運動を取り入れてみましょう。

運動をすることによって成長ホルモンの働きが活発になるのでお肌も丈夫になりますよ！

■　④肌はしっかり潤っていますか？

ターンオーバーは「基底層」と呼ばれる肌の奥深くで生まれた細胞が、様々な形に変化しながら皮膚の表面まで上がってくることによって完成しますが、皮膚のすぐ下にある「角質層」に十分な水分が蓄えられていないと、せっかく頑張って上がってきた古い細胞がスムーズに外へ出られないのです。

フェイスラインを指でなぞるとカサつく感じはありますか？ベタベタしていませんか？ベタベタしている時は乾燥によって皮脂が過剰に分泌されている証拠です。しっかり保湿をするようにしましょう！