ベピオゲルは保険で使えるニキビ治療の特効薬?その薬効を徹底解説!

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ニキビに悩まれる人は、いろいろな治療方法を探ることでしょう。生活習慣の改善、食生活の改善、ニキビ用化粧品の使用、洗顔方法の改善などなど。しかしその中でもやはり効果があるのは、皮膚科に行ってニキビ治療薬を処方してもらうことです。

ところが、最近までは日本の、自己負担が3割で受けられる保険診療のなかでは、なかなか本当に効果覿面といった薬はありませんでした。これなら強い成分が入ったニキビ化粧品のほうがいい、という判断もできました。

しかし、最近「本当に効果がある」ニキビ治療薬がついに保険で使えるようになったのです。その名前は、ベピオゲルといいます。これで日本のニキビ治療はやっと世界水準に追いついたといわれているくらいです。

ここでは、そのベピオゲルがどういう薬で、どのような薬効があるのか、あるいはその使い方は、といった点について徹底解説していきます。

目次

1 なぜベピオゲルがビキビ治療で注目されているの?
1-1 ベピオゲルが保険適用になって、日本のニキビ治療もやっと世界基準に
1-2 しかし混合医療の壁はまだある

2 ベピオゲルはなぜ効くの?ニキビへの働きかける作用を解説
2-1 ベピオゲルの特徴は?殺菌とピーリングの効果があること
2-2 ベピオゲルの持つ殺菌作用とは?
2-2-1 ニキビの根幹の原因はアクネ菌による炎症
2-2-2 ベピオゲルがアクネ菌を殺菌するメカニズムは?
2-3-1 ピーリングって何?皮膚をはがすというのは少し怖い?
2-3-2 ピーリングするとなぜニキビがよくなるの?

3 ニキビ改善に関連したぺピオゲルの長所とは?
3-1 アクネ菌に耐性を持たせない
3-2 先行しているディフェリンゲルとどちらが効くの?
3-2-1 ディフェリンゲルは、ベピオゲルに先行して保険適用になった薬
3-2-2 ベピオゲルとディフェリンゲルはどちらを処方してもらえばいいの?

4 ベピオゲルの使い方はとても簡単
4-1 1日1回塗るだけ
4-2 化粧水との併用もOK

5 効果絶大なベピオゲルでも要注意!副作用と注意点
5-1 漂白作用に注意
5-2 洗顔時にピーリング石鹸を使わないように
5-3 紫外線には要注意
5-4 3割の人がアレルギーになる可能性
5-5 ベピオゲルを使ってもニキビが治らないこともある
.5-6 ベピオゲルを使うと皮が剥けるけれど心配しないで

6 ベピオゲルはどこで手に入るの?費用はいくらなの?
6-1 ベピオゲルは処方薬。基本は皮膚科で処方してもらう
6-2 通販でも買えるの?可能だけれど、個人責任で

まとめ

1 なぜベピオゲルがビキビ治療で注目されているの?

出典 | phot-AC 

ここではまず最初に、そのベピオゲルの薬としての概要をご紹介します。

1-1 ベピオゲルが保険適用になって、日本のニキビ治療もやっと世界基準に

ベピオゲルはもともと「ベンザックジェル」という名称でフランスのガルデルマ社という製薬会社が開発したニキビ治療薬です。それを、日本のマルホという会社が、製造契約を結んで日本でベピオゲルという名前で「保険適用外の薬」として以前から発売をしていました。薬効成分的には、過酸化ベンゾイルというもので、あるいはそちらのほうが有名かもしれません。

実は、欧米ではすでに1960年代頃からこのベンザックジェル、つまり過酸化ベンゾイルはニキビ治療薬として使用されていました。ニキビ治療として非常に効果のあるものなので、諸外国の皮膚科医にとってはニキビ治療の常道として処方していたのです。

しかし、日本ではなかなか保険適用されず、その評判を聞いた重いニキビに悩む日本の人がどうしても使いたい場合は、泣く泣く自由診療で、高額な医療費を払って使っていたのです。

そのベピオゲルが最近になってついに保険適用され、ベピオゲルに先行してやはり保険内でニキビ治療に用いられていた世界的な常道であるディフェリンゲルという薬とともに用いられるようになって、 ニキビ治療はやっと皮膚科の保険診療の範囲内である程度カバーすることが可能になりました。

つまりこれによって、やっと日本のニキビ治療が世界標準に追いついたということが言えるのです。

1-2 しかし混合医療の壁はまだある

しかし、まだ問題あります。少し話題がテーマからそれてしまいますが、「混合医療」というルールです。

これは、保険診療の治療と、自由診療の治療を一緒に行った場合は、保険診療の方も自由診療として扱われる、という日本の医療のルールです。

たとえば、ベピオゲルが保険診療になったとはいえ、それだけはなかなか治らないと医師が判断して、レーザー治療を一緒に行ったとします。これを「混合医療」と言いますが、この場合はレーザー治療は依然として自由診療なので、一緒に使われた本来は保険診療で治療を受けれられるはずのベピオゲルも自由診療扱いになり、全額自己負担になってしまう、ということなのです。

このルールは患者にとっては非常に困ったものなので、いずれは改革してほしいものですが、しかし今はこのような状況です。


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