８時間ダイエットの効果を上げるために知っておくべきこと

ダイエットのやり方に沿って実際にダイエットをしていても、効果がでないこともありますよね。どうして効果がでないのかと悩まなくてもいいように、ダイエットの成功ポイントを知って、ダイエットに取り組めばきちんと効果が出て、結果として成功に繋がるでしょう。

そこで、ダイエットを成功させるためのポイントをいくつか紹介していきたいと思います。

５－１　摂取カロリーの量は今までと同じに！

食事をする時間帯が決まっていたとしても、今までと同じカロリー摂取量で食事をしなければ、体重は増えてしまいます。この８時間ダイエットは、食事の制限をしないで取り組むダイエットのため、今までの食事以上のカロリーは摂ってはいけません。

８時間という食事をする時間の間に暴飲暴食をしたり、食べ過ぎたりしてしまうと、消化に使うエネルギーを大量に使わなくてはいけません。それでは、消化器官を休ませるという目的から外れてしまいます。

そうならないためにも、今までと同じ摂取カロリーの量で８時間ダイエットに取り組んでください。

５－２　空腹感との付き合い方

ダイエットをしているとどうしても空腹感があります。８時間ダイエットは水分をいつでも摂ることができるため、お腹がすいたときは水分を摂って紛らわすこともできますが、それだけでは紛れないこともあります。

そんなときには、身体を温めることで血液の流れを良くして、食欲を抑えることができます。たとえば、『お風呂』や『散歩』『温かい飲み物』がありますが、気分を落ち着かせて、空腹感を和らげてくれます。

空腹感でイライラしていると食欲のガマンもできなくなってしまいますので、気分転換も必要になります。自分の好きなことに没頭してみたり、アロマなどで穏やかになってみるのもひとつの方法です。自分に合った方法で、空腹感と上手く付き合っていきましょう。

５－３　就寝時間が重要

８時間ダイエットでの、最後の食事が夕食の場合、お腹がすかないようにとすぐに眠ってしまっては、食べ物が消化できないままになってしまい、脂肪が蓄積されてしまいます。食事後からの時間と就寝するまでの時間は２時間以上はあけるようにしてください。

それから、夜になると、脂肪を蓄積する『ＢＭＡＬ１（ビーマルワン）』というタンパク質の一種が増えるため、遅い時間の夕食は避けるようにすることも成功のポイントになります。

就寝時間が遅かったり、睡眠が十分にとれないと食欲を増進させる『グレリン』というホルモンが分泌されてしまいます。逆に十分な睡眠をとることで食欲を抑えてくれる『レプチン』というホルモンが分泌されます。不規則な生活はダイエットの敵ということになってしまいます。

２４時間のうち８時間は食事の時間として、残りの１６時間は長く感じてしまうかもしれませんが、質の良い睡眠をとるために、睡眠時間を８時間とるとして、就寝前の時間を２時間で、残りは最初の食事までの６時間と考えると、無理なくできますよね。

５－４　食事の内容は適切？

ダイエット中の食事だけではなく、普段の食事から気をつけなければならないといわれている『栄養バランス』ですが、特にダイエット中は栄養不足に陥る場合が多いため気をつけなければなりません。

ダイエットをするわけですから、食事の制限はなくても、食事の内容は見直して『三大栄養素』であるタンパク質・脂質・炭水化物（糖質）のバランスを考えた食事の内容にして、この三大栄養素を分解してくれる『酵素』が含まれている、発酵食品・納豆・味噌などを摂るように心がけてみてください。

さらに、『食物繊維』が不足してしまいがちなので、便秘にならないためにも意識して摂るようにしてください。『スーパーフード』の中には食物繊維が豊富なものもあるので、そこから選ぶとルールも守ることができますよね。

５－５　制限がない飲み物

８時間ダイエットは、飲み物には制限がありませんが、『糖分』を含んでいる飲み物では、ダイエットにはなりません。『アルコール』も糖質やカロリーが含まれているため、８時間の間に飲むようになります。８時間以外の時間帯では、なるべく胃腸に負担のかからない『水』や『お茶』を摂るようになります。

それでも、コーヒーが飲みたくなったり、甘い飲み物が飲みたくなったりしますよね。そういうときには『ブッラクコーヒー』や『甘酒』なら問題ありません。とにかく、糖分が含まれている飲み物やカロリーの高い飲み物は注意が必要です。

ダイエットを成功させるには水分の摂り方にも気をつけなければなりません。水分が足りないと便秘になってしまったり、冷たい水を大量に飲んでしまうと、身体が冷えてしまいむくみの原因になってしまったりと、少し難しいかもしれませんが、『白湯』などの温かい飲み物をこまめに摂るようにすると良いでしょう。

ちなみに、『カフェイン』が含まれているコーヒーや緑茶などは脂肪の分解を助けてくれますが、摂りすぎてしまうと寝つきを悪くしてしまいますので、飲み過ぎないようにしましょう。

６.８時間ダイエットが失敗する理由

ダイエットをしているのに、効果が出なかったり、体重が増えてしまったなどと８時間ダイエットに失敗してしまったと思っている人は、ダイエットの内容を見直してみてください。そこには失敗した理由がきっとあります。

自分のダイエットはどこが悪かったのか、やり方は間違っていないかなど、失敗した理由を知ることができれば、再度ダイエットに取り組んでも同じ間違いはしませんよね。

６－１　摂りすぎていないか？

８時間ダイエットが失敗する理由として、真っ先に考えられることは、時間内なら何を食べてもいいということから、カロリーの摂取量が多くなってしまっているということです。

特に『脂質』や『糖質』の摂り過ぎは、運動をしない８時間ダイエットではカロリーを消費しきれません。消費しきれない脂質や糖質は脂肪へと変わり蓄積されてしまいます。

基本的には『摂取カロリー』より『消費カロリー』の方が多くないと痩せませんので、時間内の食事の制限はないにしても、自分がどんな食事をしているのかは見直してみましょう。

６－２　飲み物に砂糖は？

８時間ダイエットが失敗する理由として考えられることは、『飲み物』の摂り方に原因があると考えられます。食事と違い１日２４時間ずっと摂ることができる飲み物には『砂糖』が多く含まれている飲み物や果汁が含まれていて『高カロリー』の飲み物があります。アルコールも『糖質』が含まれているため摂り過ぎには注意が必要です。

そんな飲み物を８時間の時間内だからといって気にしないで摂っていたり、水分をたくさん摂らなければならないからと摂っていると、カロリーの摂取量は多くなってしまいます。

制限がないからといって、カロリーのある飲み物を摂るのではなく、『水』や『お茶』などのカロリーがない飲み物を選んで摂る方が失敗する確率を減らすことができます。

６－３　食事の量は変わらない？

ダイエットをしているからといって、食事の量を減らしてしまうと『水分』や『食物繊維』の量も一緒に減ってしまいます。このどちらか一方でも足りなくなると『便秘』になってしまうことがあります。