ニキビ治療で抗生物質は安全?これだけは知っておきたい効果と副作用

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3 ニキビで処方される抗生物質は主に4種類。その効果と副作用は?

出典 | O-dan 

とは言え、赤く腫れてしまったニキビをすぐに鎮めてくれる抗生物質は、日常生活での見た目を整えるためには、とてもありがたいものです。そこで、ニキビ治療に行った場合、どのような抗生物質が処方されるのかということについて紹介します。

3-1 細菌の増殖をおさえるマクロライド系の抗生物質

マクロライド系といわれる種類の抗生物質の働きは細菌の増殖をおさえることです。ニキビのほかには、風邪や中耳炎などにも処方されます。

このカテゴリーの抗生物質で処方されるものは、
クラリスロマイシン(商品名 クラリス)
ロキシスロマイシン(商品名 ルリッド)

などがあります。

副作用は少なく、時に吐き気、胃痛、軽い下痢や軟便になる程度です。ショックやアレルギーもほとんど起きません。

3-2 ニキビ治療で多く用いられるテトラサイクリン系の抗生物質

皮膚科でのニキビ治療で多く処方されるのはこのテトラサイクリン系の抗生物質というものです。逆に、ほかの感染病の時にはあまり使われなくなりました。ニキビ以外には、口内炎などに処方されます。

このカテゴリーの抗生物質で処方されるものは、
ドキシサイクリン(商品名 ビブラマイシン)
ミノサイクリン(商品名 ミノマイシン)

などがあります。

これも副作用は少ないですが、場合によっては胃の不快感や吐き気が起こります。またミノマイシンに限っては、頭痛やめまいが起こることもあります。また、カルシウム薬、胃のむかつきをすっきりさせるタイプの胃薬、牛乳や乳製品といっしょに飲むと、吸収が悪くなる場合もあります。

3-3 耐性菌がすくないニューキノロン系の抗生物質

開発して間がない抗生物質なので、後で書きますが耐性菌という、作用が効かない菌が少なく、幅広く用いられています。殺菌力も強く、内用薬で効果の出なかった感染症にも効果を発揮します。膀胱炎、気管支炎、肺炎、中耳炎などさまざな分野で用いられています。

このカテゴリーの抗生物質で処方されるものは、
クラビット錠

です。

また、副作用も少なく抗生物質としては比較的安心して使えます。ただしこの系統特有の副作用には、日光に当たった皮膚が異常に発赤したり、湿疹ができたりする光線過敏症があります。また飲み合わせとしては、鎮痛薬と併用するとけいれんが起きたり、胃薬と一緒に飲むと効き目が落ちてしまうので、これが処方されそうなときには、今飲んでいる市販薬も皮膚科医に申告することが必要です。

3-4 汎用性が高いセフェム系の抗生物質

対応できる細菌が多く、いろいろな診療科で幅広く処方されています。ニキビのほかには、咽頭炎、扁桃炎、気管支炎、中耳炎、副鼻腔炎、の比較的軽い感染症や、インフルエンザなどの熱やノドの痛みをともなうカゼにも使われます。

このカテゴリーの抗生物質で処方されるものは、
セフカペン(商品名 フロモックス)
バナン
セファクロル

などです。

副作用は少なく、時折発疹や下痢などが起きる程度です。ショック症状もほぼ出ませんが、アレルギー体質の人や、過去薬を飲んで発疹などが出た人は、必ず皮膚科医に申告しておきましょう


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