目立つ鼻の下のニキビを撃退!その対処法と予防法解説!

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ニキビはできてほしくないタイミングで思わぬところにできてしまう、という印象はありませんか?

それも特に1番目立つ場所にできてしまう印象が?その最も顕著なのが「鼻の下」です。

まだ頬などにできている分には何となく我慢もできますが、鼻の下にできるといかにもみっともなくて憂うつになりますよね。

特に鼻の下の少しへこんで溝になっている「人中」という部分には、赤くて少し膿が中に入っているニキビがよくできてしまうのが特徴です。

これはなぜできてしまうのでしょうか。そしてできないようにすることは不可能なのでしょうか。

そこでここでは、その鼻の下にニキビができてしまった時の対処法と、そしてもう2度と作らないための予防法を徹底解説します。

目次

1 なぜ鼻の下なんかにニキビができちゃうの?その原因とは?
1-1 そもそもニキビの原因は?
1-1-1 皮脂の過剰分泌
1-1-2 皮膚の過角化
1-1-3 ストレス、ホルモンバランスの乱れ
1-2 そのニキビが鼻の下にできるわけ
1-2-1 鼻の下には皮脂腺が多いから
1-2-2 偏った食生活で内臓の機能が弱っているから
1-2-3 質の悪い睡眠をとっているから
1-2-4 生理などによるホルモンバランスの乱れから
1-2-5 手で触ったり髭剃りなどの物理的な刺激も原因に

2 鼻の下のニキビをできるだけ早く治したい!その方法は?
2-1 1番早いのは鼻の下をピーリングすること
2-2 市販の化粧品で対処するには
2-3 皮膚科に行って薬を処方してもらうのも方法

3 あの恥ずかしい思いはもう嫌!鼻の下のニキビを予防するには?
3-1 何といっても根本は正しいスキンケアを行うこと
3-1-1 適切な回数の洗顔を、やさしく行う
3-1-2 保湿もしっかりと
3-2 食生活を見直すことも重要
3-2-1 偏食をなくし、過度なダイエットをしないこと
3-2-2 動物性脂肪は控えること
3-2-3 食べ物で胃腸の機能を正常化させること
3-2-4 女性ホルモンのバランスを食べ物で整えること
3-2-5 食事の時間帯にも気を付けること
3-3 ストレスをため込まない
3-3-1 有酸素運動をする
3-3-2 ゆったりした自分の時間をとる
3-3-3 質の良い睡眠をしっかりとる
3-4 鼻の下を刺激しないようにする
3-4-1 髭剃り方法を見直す
3-4-2 鼻の下を触るクセを直す

まとめ

1 なぜ鼻の下なんかにニキビができちゃうの?その原因とは?

出典 | pixabay 

ニキビはいろいろなところにできますが、その中で鼻の下に出てしまう確率が特に高いという印象を持っている人も多いでしょう。実はそれには原因があるのです。

1-1 そもそもニキビの原因は?

その説明の前に、まずそもそもニキビはなぜできてしまうのか、という原因のおさらいをしておきましょう。

1-1-1 皮脂の過剰分泌

ニキビとはご存知のように、毛穴に皮脂や古い角質が詰まってしまった状態、あるいはそれが化膿したり炎症を起こしている状態のことです。そうなってしまう1番の原因は、皮脂が過剰に分泌されてしまうことです。

皮脂は皮膚の上を薄くおおってくれているうちは、皮膚の内部の水分が蒸発して肌が乾燥してしまうことを防いだリ、あるいは逆に外から皮膚の内部にほこりや細菌などの異物が侵入することを防御してくれたりする必要なものですが、その分泌が多くなりすぎると、余った皮脂が毛穴の中にたまってしまい、毛穴を詰まらせ、ニキビの原因になるのです。

1-1-2 皮膚の過角化

ニキビができる、つまり毛穴に皮脂や角質が詰まってしまう原因のもう1つ大きなものは「皮膚の過角化」という現象です。

ターンオーバーという言葉はご存知でしょうが、皮膚の赤ちゃん細胞が皮膚の奥深いところででき、それが成長しながらだいたい28日かけて皮膚の表面に上がって来、角層といういわゆる表皮になった後、古くなると垢になってはがれ落ちる、という皮膚の代謝機能のサイクルのことです。これが正常に行われていると、皮膚は常に新鮮で健康な状態に保たれます。

しかし、このターンオーバーがいろいろな原因でうまく機能しなくなると、表皮である角層が古くなってもはがれ落ちないのでどんどん角層が分厚くなってしまいます。あるいは、紫外線などの強い外的刺激を受け続けても、皮膚の内部を守るために角層は分厚くなります。これを過角化または角化異常と言います。

この過角化が発生すると、分厚くなった角層が毛穴の上まで覆いかぶさってしまうので、毛穴は詰まった時と同じ状態になり、その中の皮脂が酸化して化膿や炎症を起こしニキビができてしまうのです。

1-1-3 ストレス、ホルモンバランスの乱れ

また、これはニキビの原因というよりも、さらに上で説明した皮脂の過剰分泌の原因になるのですが、女性にとっては特徴的なことなので、特に挙げておくと、ストレスやホルモンバランスの乱れによってもニキビはできます。

まず強いストレスや慢性的なストレスを感じると、抗ストレスホルモンというものが分泌されます。そしてこの抗ストレスホルモンは男性ホルモンの分泌を促し、男性ホルモンは皮脂腺を刺激して皮脂をたくさん分泌させます。すると皮脂が過剰になるので、ニキビができてしまうのです。

同じように、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが崩れても、また女性ホルモンの中でも黄体ホルモンと卵胞ホルモンのバランスが崩れても、同じように皮脂腺を刺激するので皮脂が過剰に分泌されニキビの原因になります。

1-2 そのニキビが鼻の下にできるわけ

以上が、ニキビができてしまう原因ですが、その中で鼻の下のニキビの原因はどれにあたるのでしょうか。

1-2-1 鼻の下には皮脂腺が多いから

暑かったり緊張した時、あるいは運動した後に、鼻の下に汗をかきませんか?これは実は鼻の下には皮脂腺が集中して存在しているということなのです。皮脂腺が多いということは、皮脂がほかの部分よりもたくさん分泌されるということなので、ニキビができやすくなってしまっているのです。

1-2-2 偏った食生活で内臓の機能が弱っているから

脂分の多い食べ物や、刺激の強い辛いものばかり食べていると、胃腸などの内臓に負担がかかります。また、不規則な時間に食事をしても同じです。

内臓に負担がかかるとその機能が落ち、それが免疫力の低下につながり、結果として外部の刺激にとても弱くなってしまいます。すると、体内に有害物質ができ、それが血管で運ばれ、身体の弱い部分で炎症を起こします。皮膚がその弱い部分の1つで、さらに鼻の下がその中でも特に弱いので、そこにニキビができてしまうのです。

また脂っこい食べ物は別のルートでもニキビの原因になります。それは腸で吸収された脂分は代謝されてエネルギーになりますが、エネルギーにならずに余った分は、1つは便として、もう1つは皮脂として体外に排出されます。ですので、脂分を摂りすぎると皮脂が増えて、特に上で書いたよう鼻の下には皮脂腺が多いので、鼻の下のニキビの原因になるのです。

1-2-3 質の悪い睡眠をとっているから

睡眠不足や浅い眠りなど、質の悪い睡眠も2つの理由で鼻の下のニキビの原因になります。

1つは質の悪い睡眠はストレスを招きます。ストレスはすでに説明した通り、皮脂の過剰分泌を促しますので、皮脂腺が多い鼻の下のニキビの原因になります。

また、睡眠は脳をリラックスさせたり、身体の疲れを取るだけではなく、寝ている間に胃腸などの消化器官が活動する時間でもあります。

ですので、寝ている時間が短かったり、あるいは浅い睡眠をとっていると、消化器官の活動に回せるエネルギーが少なくなるので、消化不良となります。すると、便秘になり、腸内に有害物質ができ、それが腸壁から吸収されて血液に運ばれて皮膚まで到達し、そこで皮脂腺を刺激して炎症を起こすのです。

これがニキビの原因で、その中でも鼻の下が特に弱いので、その部分にニキビができやすくなってしまうのです。

1-2-4 生理などによるホルモンバランスの乱れから

実は鼻の下は皮脂腺が集中しているだけではなく、男性ホルモンの影響を受けやすい多い場所でもあります。男性の場合、鼻の下、口周りなどにヒゲが生えますが、これはその男性ホルモンによって体毛を濃くしろという指示が出ているからなのです。その鼻の下が男性ホルモンの影響を受けやすい場所だということは、女性でも同じです。

それを前提にお話しすると、生理の後半になると女性ホルモンのうち卵胞ホルモンが減って、身体を妊娠できるように準備させる黄体ホルモンの分泌が増えます。この黄体ホルモンは実は男性ホルモンと構造が非常に似ているので、同じ働きをすることが多いものです。ですので、男性ホルモンと同じように、鼻の下に影響を与え、そこで皮脂腺を刺激して皮脂の過剰分泌を促すため、生理の時に鼻の下にニキビができやすくなるのです。

また、妊娠中や産後に鼻の下にニキビができる人も多いですが、これは女性ホルモンの中のバランスも問題ではなく、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが乱れ、男性ホルモンが増えるために、それが鼻の下に影響を与えて、ニキビを作ることが原因です。

1-2-5 手で触ったり髭剃りなどの物理的な刺激も原因に

よく鼻の下を指でこすったり、口の周りを手で覆う人がいますが、これは手についたばい菌が毛穴に入ったり、あるいは物理的な刺激そのものが皮脂腺に影響を与えたりするため、それも鼻の下のニキビの原因なります。

また男性の髭剃りも物理的な刺激という意味では同じです。そしてそれに加えて髭剃りの場合は鼻の下の角層を削り取ってしまうことがあるので、それによって皮膚が乾燥し、乾燥が皮脂の過剰分泌を促進して、ダブルの効果で鼻の下のニキビの原因になります。

さらには花粉症などで、鼻を頻繁にかんだり、鼻の下をティッシュでごしごしとこすったりしてもニキビの原因になります。


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