どうしてニキビはできるの？ニキビや肌荒れの原因と治し方とは

3. 肌荒れに効果的な予防・改善方法

肌荒れは生活習慣の乱れやスキンケアの勘違いなどによって引き起こされている場合もありますので、下記に挙げた9つのポイントを意識的に日々の生活に取り入れて肌荒れを治して肌の生まれ変わりを促してみてくださいね。また、肌荒れ予防にも効果がありますのでぜひお試しください！

■　紫外線対策

肌荒れやニキビの大敵「紫外線」。紫外線は肌にとって様々な悪影響があるので、紫外線対策として日焼け止めを使いましょう。

■　バランスのよい食事

人間の体は食事から作られていると言われるほど食事は大切なものであることを覚えておきましょう。バランスのよい食事によって体の健康とお肌の健康を維持することが大切です。特に下記の食材を積極的に摂取しましょう。

・皮脂の分泌を促す食材
コラーゲン・・・フカひれ、豚足、手羽先、豚バラ肉、ゼラチンなど
ビタミンＡ・・・ほうれん草、かぼちゃ、ニンジン、うなぎ、モロヘイヤなど

・肌の再生を促す食材
動物性たんぱく質・・・肉類、魚介類、卵、乳製品など

・ターンオーバーの活発を促す食材
ビタミンＡ・・・ほうれん草、かぼちゃ、ニンジン、うなぎ、モロヘイヤなど

■　肌に優しい入浴

入浴することでお肌にとってよい影響はありますが、間違った入浴方法をすると体の水分が蒸発しやすくなり肌荒れの原因となります。なるべくぬるめのお湯に入ること、お風呂に入る前に先に体を洗うこと、しっかりすすぎをすること、そして、お風呂上りにすぐしっかりと保湿すること、これら4つのポイントを押さえましょう。

■　よい睡眠を取り、朝日を浴びて、朝ごはんをしっかりと食べる

夜にぐっすり、よい睡眠につくためには朝気持ちよく起きることが大切です！「早寝早起き」の習慣を身につけましょう。そして、朝起きたらまず朝日を浴びて体内時計をリセットさせます。忙しい朝でも脳を起こすためにしっかりと朝ごはんを食べるのも重要です。

■　適度な運動をする

肌の代謝をアップさせるためや成長ホルモンの分泌をアップさせるためにウォーキングやスクワットなど軽い運動を毎日することも肌荒れの原因を解決できるような効果があるとされています。

■　ストレスを発散させる

ストレスはお肌にもよい影響を与えません。ストレスは対人関係や仕事だけではなく体で感じる暑さや寒さ、空腹感や疲労感など「身体的な要素」もあります。思いっきり泣いたり笑ったりするだけでストレスを解消することができますので試してみてくださいね。

また、ラベンダーやペパーミントのようなアロマはイライラに効果があると言われていますので、アロマオイルをうまく活用して交感神経の緊張をほぐしてイライラや怒りを鎮めるのもおすすめです。

■　コラーゲン、ビタミンC、プラセンタやセラミドなど肌荒れに効くサプリを飲む

ハリや潤いを保つコラーゲンはビタミンCと一緒に摂取するとさらに効果を発揮します。最近よく耳にするプラセンタは胎盤のことで、肌やアンチエイジングへの効果が期待されています。肌荒れに欠かせない抗酸化作用が含まれています。これらの成分を食事から摂取するのは難しいのでサプリメントで補いましょう。

■　漢方で体質を改善する

漢方には「気血水」という考え方があり、肌の乾燥は主に「水」と「血」が不足している状態とされてています。

• 元気、気力のことを指す「気」
• 血液の意味を持つ「血」
• 血液以外の体内に存在する汗などを指す「水」

生活習慣などを見直しても肌荒れが一向に治らない場合は肌荒れに効果のある漢方を処方してもらうのもよいでしょう。

■　正しいスキンケア（クレンジングや洗顔、洗顔後のアフターケア）を身につける

メイクの製品はほとんどが油性です。そのため、クレンジング剤も油性でなくてはなりません。

洗顔は使い心地がよいものなど好みのものを選びましょう。美白や保湿などいろいろな機能が含まれている洗顔料もありますが、汚れを落とす力が一番大切です。

洗顔後は化粧水、乳液、美容液でお肌を整えます。化粧水はたっぷり使いましょう。しかし、乳液は化粧水よりも少ない量でベタつかない程度にしようする必要があります。乳液をたくさんつけるとニキビを誘発してしまう可能性がありますので気をつけて下さいね。

時々アフターケアとしてパックで肌をすっきりさせるのもおすすめです！パックは肌を覆い、水分の蒸発を防ぐだけではなく血行をよくし、新陳代謝を促進さえてくれます。お風呂に入りながらパックするとリラックスすることもできるので嬉しいですね。