ニキビはどう対策すべき?種類・部位別の正しいニキビ対策まとめ

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ニキビができてしまった時に、あなたはどのような対策をしていますか。

ニキビは一度できてしまうと、治りにくかったり、繰り返しできたりと厄介ですよね。

また、ニキビの原因には、日頃の生活習慣が深く関係していることを知っていましたか。

ニキビは、原因に合った対策をとることで、治りが早くなったり、繰り返すことがなくなったりするようです。

そのためには、しっかり対策の知識を得ることが大切ですね!

このページでは、ニキビの対策について紹介してまいります。

ニキビの進行による種類ごとの対策、ニキビができる部位別の対策、ニキビをつくらないための対策について説明してまいります。

それぞれ、ニキビができる原因に基づく対策になりますので、ニキビができてしまった時の対策に活用してください。

また、ニキビができないための対策を習慣にして、ニキビレスな肌をつくりましょう。

 

 

目次

1.ニキビの進行で変わる種類と対策を知ろう!
1.1 微小面皰の対策
1.2白ニキビの対策
1.3黒ニキビの対策
1.4赤ニキビの対策
1.5黄ニキビの対策
1.6紫ニキビ(結節性ニキビ)の対策

2.ニキビができる部位別の対策で治す!
2.1おでこのニキビ対策
2.2鼻のニキビ対策
2.3鼻の下ニキビ対策
2.4あごのニキビ対策
2.5頬のニキビ対策
2.6フェイスラインのニキビ対策
2.7口周りのニキビ対策

3.ニキビをつくらないための対策を習慣にしよう!
3.1正しい洗顔
3.2食事でニキビ対策
3.3質の良い睡眠をとる!
3.4ストレスは我慢しない!
3.5便秘をしないための食物繊維

4.まとめ

 

 

1.ニキビの進行で変わる種類と対策を知ろう!

ニキビは、進行によって種類が変わることをご存知ですよね。

角栓→白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビ→黄ニキビ→紫ニキビと進むにつれて、悪化していきます。

この進行レベルに対した対策をおこなう必要があります。

ニキビの進行順に原因と対策を説明してまいります。

1.1 微小面皰の対策

出典 |ニキビの症状について|ディフェリン®ゲル  

そもそも、ニキビは毛穴が塞がれてしまい、皮脂が排出されずに毛穴の内部に溜まることで、皮脂を栄養源とするアクネ菌が繁殖してしまい、炎症が起き悪化していきます。

この毛穴の詰まりを起こす根本が角栓です。最初の段階の角栓で毛穴が詰まる症状を、微小面ぽうといいます。角栓ができることがニキビの始まりといい、ニキビの卵ともいわれます。

ではこの角栓が、なぜできてしまうかのかというと、肌表面の角質層が男性ホルモンの影響によって、硬くなる異常角化の状態になるからです。

異常角化を起こすことで、毛穴が小さく硬くなるため、角栓ができやすくなります。角栓の70%は古い角質であるたんぱく質で、残りの30%が皮脂といわれます。

この微小面ぽうは、とても小さい毛穴の内部で起きているため、残念がながら目視することができません。本来なら、この状態で対策をとることがニキビを発生させないことに繋がるのですが、この段階での対策は困難といえます。

しかし、異常角化を起こすのは、男性ホルモンの過剰な分泌が原因とわかっていることなので、男性ホルモンの過剰分泌を抑えることが、何よりの対策になります。

女性ホルモンであるエストロゲンを優位な状態に保つことが大切です。また、男性ホルモンは、肌のバリア機能を低下させる作用があるので、肌の水分量に関係します。角質層の保湿をすることで、角栓ができにくくなります。

ニキビ予防対策としては、女性ホルモン(エストロゲン)と保湿が重要とされます。

女性ホルモン(エストロゲン)は、20代後半が分泌のピークになり、それ以降は減る一方です。エストロゲンの減少を止めることはできませんが、減少するスピードを遅くすることは可能です。

それには、生活習慣、食生活が規則正しく、バランスが取れていることが大切。また、冷え対策をおこなうのも必要です。

1.2白ニキビの対策

出典 |ニキビケア口コミランキング  

白ニキビは、角栓が毛穴に詰まり肌表面が塞がることで、本来、体外へ排出されるはずの皮脂が毛穴の内部に溜まり、膨らんでいる状態です。白ニキビは、閉鎖面皰ともいいます。

ニキビのできはじめで、毛穴が白くプツプツ(コメド)としているのが特徴です。ニキビの初期段階であることから、赤ちゃんニキビとも呼ばれることがあります。

白ニキビは、ニキビの初期段階であるため、炎症や化膿を起こしていない痛みも伴わないニキビです。このニキビは、栄養バランスが乱れている、生理周期によって発生するなどの傾向があります。

洗顔がしっかりされていなかったり、皮脂詰まり、洗顔が洗髪のすすぎ残し、メイクの汚れが残っているなどが白ニキビの原因になることもあります。

また、油っこい食べ物の過剰摂取、ホルモンの影響、肌の乾燥によって、皮脂が過剰に分泌されたことで、毛穴が詰まりやすくなることも挙げられます。

白ニキビの対策は、洗顔を正しく行いましょう。正しい洗顔をすることで、意外と簡単に治るケースがあります。

また、生活習慣を見直してみましょう。外食が増えてしまって栄養バランスが偏ってしまっている場合、不規則な生活をしている、ファンデーション・洗顔料を変えたなど、思い当たることはないですか。

さらに、肌が乾燥に注意しましょう。肌が乾燥することで、肌を防護する働きが起こるため、皮脂の分泌が活発になります。そのため、皮脂が毛穴に詰まりやすくなります。

白ニキビは、皮脂を抑えて、正しい洗顔、しっかり保湿をする対策をおこないましょう。食生活は、野菜中心のビタミン類の摂取を心がけましょう。

1.3黒ニキビの対策

出典 |ニキビケア口コミランキング  

黒ニキビは、白ニキビの状態からさらに皮脂の分泌が進んみ、コメドの内側に脂肪酸、角化物質、アクネ菌が溜まりすぎ、毛穴に収まりきれなくなり、芯(皮脂の塊)が顔をだします。

芯が空気に触れることで、酸化を起こし、黒くなります。これが黒ニキビ=ブラックコメドです。初期の白ニキビが進行して、ニキビが悪化しつつある状態です。この段階での対策で、炎症性ニキビへの進行を止めましょう。

まず、黒ニキビができてしまったら、洗顔を見直してみましょう。黒いブツブツが気になるからと、強くゴシゴシ洗ったり、毛穴パックなどの剥がすタイプのものでの対策は逆効果になります。

洗顔での対策は、泡が触れるくらいで汚れは十分に落とせるため、しっかり泡立て、泡を肌の上で転がすように洗顔しましょう。特に皮脂の分泌の多い鼻に黒ニキビができやすいので、鼻の頭、小鼻などは、泡で包むように洗いましょう。

洗顔のあとには、角質層の保湿となる保湿剤の使用で、肌のバリア機能を高めることができます。

洗顔1回では、効果を見ることはできないと思いますが、時間をかけて丁寧に洗顔していくことで、効果を実感できるはずです。

また、コメドプッシャーなどを用いての対策は、黒ニキビを押し出すと、硬くなったコメドにより毛穴が開いた状態(穴)のままになり、皮脂が逆に詰まりやすくなります。白ニキビの状態での圧出は効果があるかもしれませんが、黒ニキビには不向きです。

さらに黒ニキビの対策として、肌のターンオーバーを促すビタミンB2、肌のバリア機能を高めるビタミンB6、美白効果のビタミンンCなどの摂取も必要です。

1.4赤ニキビの対策

出典 |ニキビケア口コミランキング  

赤ニキビは、白ニキビや黒ニキビの段階でケアを怠り、放置してしまったことで、毛穴内部に皮脂が溜まりアクネ菌が繁殖して、炎症を起こし発生します。

赤ニキビは炎症ニキビともいい、赤く炎症を起こしていることが特徴です。赤ニキビは、普段からスキンケア対策をおこなっていれば、防げるニキビといわれます。

ニキビを炎症ニキビへと進行させてしまうアクネ菌は、本来肌を弱酸性に保つ働きがあります。他の菌とのバランスが正常に取れていれば、肌の役に立つ常在菌です。

しかし、なんらかの原因で皮脂が過剰に分泌されてしまうと、皮脂を栄養源とするアクネ菌が大繁殖します。アクネ菌の大量な繁殖を抑えようとすることで、肌に炎症が起き、痛みやかゆみなどを起こすと考えれているのです。

赤ニキビの対策として、生活習慣や食生活、ストレスなどの原因を取り除くことです。

疲労やストレスが溜まってしまうと、免疫力が低下してしまい、肌がアクネ菌と闘う力を失います。睡眠をしっかりとり、規則正しい生活、脂肪分の多い食事を控える、和食を中心とした食生活が大切です。

また、果物や野菜などのビタミンB群やビタミンCの摂取をしっかりおこない補給が大切。ビタミンCは、肌のターンオーバーを促すことやコラーゲンの生成を強力に助けます。

疲労やストレスを溜め込まない、代謝を上げるためには、適度な運動も大切です。

さらに、炎症を起こしている赤ニキビは炎症を抑える対策も必要です。

ニキビ用の化粧水をたっぷりコットンに含ませて、赤く腫れたニキビに塗布します。ニキビ用の化粧水には、肌の炎症を鎮静させる成分が配合されているので、炎症による痒みが引いていきます。

赤ニキビの対策には、ニキビケアに特化したコスメを用いることで、肌に負担がかからず、やさしいケアができます。

特に赤ニキビは、炎症を起こしている敏感肌であるため、抗炎症成分であるグリチルリチン酸ジカリウムの配合されたものがおすすめです。

1.5黄ニキビの対策

出典 |ビビコ  

炎症が悪化することで、毛穴の壁が壊れてしまい、内部に詰まっていた皮脂や角質が、皮膚の奥の真皮の方へ漏れ出します。そのため、真皮に炎症を起こしてしまいます。この状態を黄ニキビといいます。

膿を持った黄ニキビに進行してしまうと、強い傷みが伴い、そしてこの段階は、アクネ菌以外に黄色ブドウ球菌までニキビに入り込んで菌が増殖しているので、炎症が広がっています。

この黄ニキビは、ニキビの最終段階ともいわれ、状態を長期化させてしまうと、ニキビ痕になるケースもあるので注意が必要。

黄ニキビの対策としては、膿が溜まっていても潰さないこと。膿をもった炎症ニキビは、肌の表面の炎症ではなく、肌の深部にまで及んでいる炎症です。潰してしまうことで、デコボコした痕を残すクレーター痕として残るケースが少なくありません。

また、正しいニキビケアの知識を知らずに、自己流のケアで触ってしまうことで、悪化してしまうケースもありますので注意しましょう。黄ニキビまで進行したニキビは、専門医での対策がおすすめです。

食事面での対策として、肌の修復作用があるビタミンA・ビタミンB郡・ビタミンC・ビタミンEなどのビタミン類の摂取が大切です。

  • ビタミンA・・・肌の生まれ変わりターンオーバーを正常化・新陳代謝を高める
  • ビタミンB群・・・脂質の代謝を促進・皮脂の過剰分泌を抑える・炎症改善
  • ビタミンC・・・コラーゲンの生成を促進・肌の修復
  • ビタミンE・・・ホルモンバランスの改善(女性ホルモンを優位にするため女性に向いている)男性のビタミンEは逆効果

1.6紫ニキビ(結節性ニキビ)の対策

出典 | ニキビ治療.biz 

紫ニキビは、毛穴の内部に血と膿が溜まって赤紫色に腫れあがっている状態で、結節性ニキビともいいます。

ニキビが紫色になり腫れあがるまで進行してしまうと、炎症が毛穴の周囲まで達しています。紫ニキビの状態になってしまうと、ニキビが治ってもニキビ痕が残ってしまいます。

自力での対策は、もはや不可能です。1日も早くニキビ専門皮膚科での治療を受けることが、最大の対策です。

ニキビを潰そうとしてはいけません。触ってしまうことで、ニキビ痕が大きく残り、治療に長い時間がかかることになります。

生活習慣での対策は、早寝早起きをして生活リズムを正す、野菜や果物を積極的に摂取してバランスのとれた食事をするなど。

また、スキンケア対策として、肌に刺激を与えないやさしい洗顔で、清潔に保つ。芯を出そうとしたり、潰すことはしないことです。

 


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