夕食抜きダイエットで成功する人とは？やり方&落とし穴を解説！

さらに人の消化吸収は、1日の中で一定ではなくカロリーなどを吸収しやすい時間があります。それが夜の時間帯で、遅くなるにつれて脂質などが吸収されやすくなり、夜のごはんはどうしても太りやすくなってしまいます。

1.1即効性のあるダイエット

大まかに言えば3食のうちの1食をカットしますので、1日の摂取カロリーの1/3をカットすることになります。普段夕食を多めに食べているという方は、それ以上のカロリーカットになります。

大幅なカロリーカットですから、ダイエットとしては短期間で結果の出る、即効性のあるダイエット方法です。

簡単にできて即効性のあるダイエットならば、効果を実感している人も多いのでは？と思うかもしれません。

けれども、単純に見える夕食抜きダイエットは実は失敗経験者も多いです。夕食を食べないところだけしか知らずにダイエットをしてしまうと、失敗してしまう可能性が大きくなります。

失敗しないためには正しい夕食抜きダイエットのやり方を知り、多くの人が陥りがちな点を知っておきましょう。

2.夕食抜きダイエット、3つの効果

夕食抜きダイエットは具体的にどんな効果があるのでしょうか？

即効性のあるダイエットと紹介しているように、短期間のダイエット効果があるのはもちろんです。それを含めて夕食抜きダイエットをすることで得られる3つの効果を紹介します。

2.1短期間の大きな減量

まず一番の大きな効果が、短期間の大きな減量です。

成人の1日の摂取カロリーは、だいたい1800～2200kcalほどです。そして人が食事制限などで1日400kcalをカットすると、1か月で2～3ｋｇ程度痩せるとされています。

400kcalでは夕食分のカロリーとしては少な目で、夕食のボリュームが多いという方は800kcalほど夕食に食べているかもしれません。そうすると1か月で4～6ｋｇ減量するということになります。

夕食抜きダイエットの期間については後で詳しく紹介しますが、実際には夕食抜きダイエットを1か月も続けることはおススメされません。より短期間で終えて減量を目指すことになります。

2.2朝ごはんを食べる習慣がつく

ダイエットのために朝ごはんを抜く人や、忙しくて朝ごはんを食べる習慣がない人がいます。けれども朝食を抜くことはダイエットにおいてよくありません。

朝はこれからたくさん活動する時間ですから、ご飯を食べてもカロリーを消費するチャンスがたくさんあります。けれど朝ごはんを抜けば、カロリー消費のチャンスを失うどころか、その分のご飯を昼や夜に食べることになってしまいます。

朝ごはんを食べることで体を目覚めさせて、基礎代謝が上がるといった効果も期待できます。

2.3胃が休まって代謝が向上

1日3食をきちんと食べることは大切だとされますが、一方で消化器官が休まる時間がないとも言われます。お腹がすいたらご飯を食べるのが当たり前の流れですが、実は空腹である時間も人にとっては大事だったりするんですね。

朝、昼、夜と一定間隔で毎日ご飯を食べていれば、消化器官がなかなか休まりません。

夕食抜きダイエットでは夜の間に何も食べないので、消化器官を休めることができます。これがダイエットにもとてもいい効果をもたらします。

というのも、人の体は生きていくために食べ物を消化吸収することを最優先で行います。そこにたくさんのエネルギーが使われるんですね。

けれどもそれをする必要がなくなった場合には、他のことにエネルギーを使えるようになります。それが、体の中の不要物を外に出したり、代謝を上げて余計な脂肪を燃焼させる働きです。