1-3.子どもが野菜不足になるとどうなるか
野菜不足は大人に限った問題ではありません。近年は偏食の子どもも多く、また野菜の高騰などから生野菜を食べる機会が減ったという報告もある世の中です。
発育期間に栄養の豊富な野菜を取れないと、その分発達が十分にならないことが考えられます。
一般的には視力低下、低身長・低体重、貧血、脳や神経回路の発育不良、便秘や下痢などの胃腸症状が上げられています。
それ以外にも子どもの肥満、花粉症などのアレルギー症状、アトピーなどの皮膚症状、風邪を引きやすい・重篤化しやすいなどの免疫不良の状態も起こりますし、身近なところでは虫歯になりやすく子どもの歯周病などの原因にもなります。
野菜を体に摂り入れる習慣を子どもの頃から身につけていれば好き嫌いが減り、将来的にも安心度は高くなります。小さいうちから少しずつ、野菜に慣れさせてあげたいものですね。
2.青汁と野菜ジュース、野菜不足の解消に向いているのは?
2-1.青汁の原材料は”緑黄色野菜”がメイン
「野菜不足解消のために青汁を飲んでいる!」という人が増えているようです。
青汁はケールなどの「緑黄色野菜」を粉末に加工し、お水やお湯などで割って飲むだけで野菜不足解消に役立つと言われている健康食品です。
どのくらいの野菜不足を補えるかという部分が気になりますが、これはざっくりと換算すると「不足分の100gを補える」という考えになります。
先述した通り、成人にはおおよそ350gの野菜が必要です。
しかしこれを全て食物(野菜)から摂ろうとすると、ボウル1杯分の緑黄色野菜と淡色野菜のミックスになってしまい、現実的にはほとんど無理な量。
毎日ちゃんと野菜を食べる人でも、30g〜100gほど不足してしまうのです。
青汁はこの不足した分を1杯で補うには十分な栄養素が含まれているので、「手軽に栄養補給」というイメージで各メーカーが売り出しているのです。
2-2.野菜ジュースは糖やカロリーが気になるところ
「青汁は苦くて苦手だから、野菜ジュースを毎日飲んでいる」という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
野菜ジュースの場合、水分や糖分の多い野菜や果実を併せているので飲みやすく、毎日続けてもストレスが少ない、子どもも飲めるというのが魅力のひとつです。
ただ、野菜といえど「ジュース」にすることで青汁と比較するとカロリーがやや高く、かつ糖があるので糖質制限中の方やカロリー制限中の方にはあまり向いていない飲料とも言えます。
「全く飲まない」よりは飲んだほうが体には良いですが、健康のためを考えるのであればカロリーオフ、糖質カットの野菜ジュースを選んだほうがよりベターかもしれません。
2-3.軍配はやや青汁にあり
「青汁と野菜ジュースだったらどちらを飲むべきか」というシンプルな疑問だけをピックアップすれば、おすすめなのは「青汁」ということになります。
食物繊維が豊富ということに加え、加工の段階で減りやすいカロテンやビタミンなどの栄養素も含有量が多い分、野菜ジュースよりも体内に届きやすくなります。
しかし「味覚」という問題があり、青汁を毎日続けるのは苦味というストレスでつらい…という人は、野菜ジュースをメインにして時々青汁にチェンジ、と柔軟に対応するのも良いでしょう。
また、後述する青汁アレンジレシピなどで味覚的なストレスを軽減させてあげる工夫も必要です。
2-4.青汁「だけ」野菜ジュース「だけ」では解消できない
よく青汁や野菜ジュースの商品広告に「レモン◯個分のビタミン」「ほうれん草◯束分の栄養素」などが書かれていて、1杯飲めばその野菜の栄養がまるごと取れるといったイメージになっているものがありますよね。
しかし、健康食品はあくまでも「加工品」です。加工する際、加熱したり絞ったり粉末にしたりとする過程の中で、組織的に壊れやすいビタミンやミネラルといった栄養素が減少してしまうことは避けられません。
また先にもご紹介した通り、例えば青汁1杯は「不足分の100gを補う」ことは出来ますが、「350gの野菜分」の栄養素はありません。
緑黄色野菜がメインですので、1日のうち野菜成分を青汁しか取らなかった場合、淡色野菜分はどうしても不足してしまうのです。
原則的には「しっかりと野菜を食事の中で取り入れ」た上で、サポート食品として健康食品をプラスし不足を補うのが正しい飲み方です。
3.野菜不足を手軽に補う4つの飲み方と簡単レシピ
3-1.青汁+ミルクは万能選手
青汁が体に良いとわかっていても、苦味と臭みでどうも苦手…という人はミルクで割って飲むのが王道。
カルシウムもプラス出来ますし、ミルクで割ることで口当たりが滑らかになるので苦味を中和してくれます。
甘味も欲しい…という人は黒糖か甜菜糖がおすすめです。
上白糖より溶けやすく、かつ風味も柔らかになるのでちょっと贅沢な【和スイーツドリンク】のようになり、午後のブレイクタイムにもぴったりです。
ミルクには幸せホルモンと呼ばれるトリプトファンが含まれているので、日中に摂取しておくと夜の安眠にも役立つと言われています。お疲れ気味の脳にも栄養をプレゼントしてくださいね。
3−2.グリーンスムージーは美容にもOK
一時期美容健康の代名詞にもなったスムージー。
加熱しないことで野菜の酵素や熱に弱いビタミンをそのまま摂取することができるので非常に効率的です。
美容にもこだわりたい人へのおすすめレシピは【ほうれん草+青汁粉末+レモン+いちご】です。
ほうれん草と青汁で野菜の栄養素や食物繊維を、レモンで青臭さを中和し、いちごで甘味をプラスして飲みやすくしたものですが、ビタミンCが豊富な配合なので美しい肌を作るにはぴったりなのです。
胃腸の調子を優先したいという人は、いちごの代わりにバナナをいれてもまろやかで美味しいスムージーが出来ますよ!
3−3.野菜ジュース割は子どもやお年寄りにも飲みやすい
「どちらを飲めば野菜不足の解消になるかな…」と悩まれている人は、いっそのこと両方合わせてしまいましょう。
野菜ジュースと青汁の違いは先にお伝えした通りですが、ふたつを合わせることで飲みやすい柔らかい青汁になります。
おすすめの組み合わせ例はりんごをベースに使用している野菜ジュースとの組み合わせです。りんごの酸味と甘さが青汁と相性が良く、主張しすぎないので飲みやすくなりますよ。
これなら苦いのが苦手なお子さんや高齢の方も飲んでくれる、という口コミも多くありますので、是非挑戦してみてください。
3−4.番外編?忙しい人はサプリメントも活用しよう
一人暮らしの方などは、毎日野菜を食べる時間を作れない…という方も多くいると思います。そういう時に安心感のひとつになるのが野菜のサプリメントです。
青汁をタブレット状にしたものや、緑黄色野菜全般の栄養素をブレンドしたものなど様々ですが、出先でもすぐにさっと飲めてしまうので「今日は一回も野菜を取れなかった」という日も安心ではあります。
ただし、サプリメントだけで野菜不足の解消は出来ません。青汁や野菜ジュースと同様、「足りない分の補助」として活用するのが前提であることは忘れないようにしてくださいね。
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