5つの効果でウーロン茶ダイエットを成功させる！量＆タイミングがカギ！

ウーロン茶に関しては1杯飲むことで約40kcalのエネルギーを消費するとされています。この40kcalは体脂肪の量にすると6ｇに当たります。

ただし、カロリーを帳消しにしてくれるからといてそれに甘えて食事の量を増やしては意味がありません。40kcalといった数字は簡単に食事で摂れてしまいますから、逆に太ってしまうかもしれません。

2.2脂肪を予防

すでに紹介しましたが、ウーロン茶は発酵を途中で止めるという製法をとっています。そのため「ウーロン茶重合ポリフェノール」という独自のポリフェノールを含んでいます。

このポリフェノールが脂肪を予防してくれる効果を持っています。

体の中では脂肪を吸収するために、脂肪を分解する酵素のリパーゼが脂肪を分解し、小腸で吸収されます。ウーロン茶重合ポリフェノールは、この脂肪の分解に働きかけて、分解を阻止します。

すると脂肪は小腸で吸収できる小ささにならないので、大きい形のまま体の外に出るしかありません。ですからそもそも脂肪が体の中に吸収されることを予防してくれるんですね。

これは中性脂肪にも効果的です。血中の中性脂肪が高いと、動脈硬化などの様々な問題を引き起こします。

脂肪の吸収を防いでくれるということは、血中の中性脂肪の上昇も防いでくれるということです。中性脂肪は後からカラダに取り込まれて脂肪にもなるので、カラダにつく脂肪も予防できることになります。

2.3サポニンが油を抑制

サポニンというのは聞いたことがない方も多いと思います。このサポニンは植物の根や葉、茎などに含まれている、苦みやエグみの元になる成分です。

例えば大豆に含まれるものを大豆サポニンと言ったり、高麗人参に含まれるものを高麗人参サポニンと言ったりします。植物によっていろいろと種類があるんですね。

このサポニンにはダイエットに嬉しい効果がいくつかあります。

・脂肪の蓄積を抑える
サポニンは、腸で吸収したブドウ糖が脂肪とくっつかないようにする働きがあります。これによって脂肪の蓄積を抑えることができます。

この働きからコレステロール値を下げる効果も期待できます。

・血流改善
血流が良くなると代謝が上がるので、ダイエットの底上げをするのに大切です。サポニンには血流をスムーズにしてくれる効果が期待できます。

・肝機能を高める
高脂質な食事を摂りすぎると、過酸化脂質が増えます。過酸化脂質とは中性脂肪やコレステロールなどの脂質が酸化したもので、動脈硬化などの引き金になります。

過酸化脂質が増加すると肝機能障害が起こりやすくなりますが、サポニンにはこの過酸化脂質の生成を抑え、肝機能を高める働きがあります。

特にダイエットを必要とするような肥満体型の方、あるいは飲酒量の多い方は、肝機能が低下しがちです。ウーロン茶はその肝機能の向上にも適しているんですね。

2.4カフェインで脂肪を燃えやすく

プロスポーツ選手が脂肪燃焼に良いということでカフェインを摂取するという話を聞いたことがあるでしょうか？カフェインには意外にも脂肪を燃えやすくする効果が期待できます。

カフェインというと、飲むと目が覚めるという効果がよく知られています。それだけでなく、カフェインを摂取することで脂肪が燃えやすくなるというのは、どんな理由からなのでしょうか？

カフェインは体の中に入ると、自律神経の内の交感神経を刺激します。すると血管が拡張して血液の流れがよくなり、新陳代謝が活性化します。その時にエネルギーとして燃える脂肪が増えて、脂肪が燃焼しやすくなります。

ただし、カフェインによる脂肪燃焼の効果はわずかです。そのため、カフェインの脂肪燃焼効果を上手に利用するには、ある程度条件がそろわなければいけません。

・運動と併せなければダメ
カフェインは脂肪を燃焼しやすくする働きをしてくれます。決してカフェインが勝手に脂肪を燃焼してくれるわけではありません。あくまでも運動により脂肪燃焼と併せて脂肪を燃焼してくれます。

・15分後、200ｍｇ未満
カフェインを摂取してから、吸収されるまでには約15分かかるそうです。そのため、ウーロン茶を飲んですぐに運動するのではなく、15分ほどしてから運動することで効果が得られます。

また、カフェインのダイエット効果は5時間ほど持続されるとされています。ただし、効果が出るか出ないかは摂取したカフェインの量も重要です。

摂取するカフェインの量が多ければ多いほど良いというわけではありません。むしろ多すぎると悪い影響も考えられます。

具体的な量としては200ｍｇ以上のカフェインを摂取すると効果が表れにくいとされています。

2.5ストレスにも効く

ダイエットをしているときに戦う相手の一人がストレスです。ストレスが溜まってはダイエットが失敗することにもつながりますし、強いストレスはダイエットとは反対の結果も生みかねません。

そんなストレスに効くのが、ウーロン茶に含まれる「テアニン」です。テアニンはアミノ酸の一種で、お茶のうまみ成分でもあります。

テアニンを摂取してから40～50分すると、人の脳からα波が出ることが確認されたそうです。これは人がリラックスしたときに見られる脳波として知られています。