「私の青汁」のスゴイ効果と栄養って？口コミも紹介！

青汁には食物繊維が豊富に含まれています。この食物繊維は、適度に摂取すれば腸内環境を整え、便秘解消に役立ってくれます。しかし、摂りすぎると下痢をしたり、逆に便秘になる恐れもあるのです。

また食物繊維は身体にとって有害な物質を排出する働きもありますが、摂りすぎると身体に必要なたんぱく質やミネラル類まで排出してしまうおそれがあります。

他にも、青汁でアレルギーを起こす可能性も否定できません。もし青汁を飲んで体に異変を感じたら、無理をせず服用を中断した方がよいでしょう。

また胃腸の弱い人は、飲み始めは少ない量から始めたほうがよいかもしれません。

2.「私の青汁」ってどんな青汁？

健康志向が強まる中、青汁への関心は高まる一方です。人気の青汁も続々出ていますが、その中でも話題となっているのが、「私の青汁」という名前の青汁なのです。

一体どんな青汁なのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

2.1.「私の青汁」はヤクルトが作った青汁

「私の青汁」は、ヤクルトから発売されている青汁です。ヤクルトと言えば、乳酸菌飲料を始め数多くの健康飲料・食品を販売している会社。その中の一つが「私の青汁」です。

農薬や化学肥料を一切使用しない国産の大麦若葉を原料とし、120g入り（30袋）と240g入り（60袋）、缶入りの200gといった種類があります。値段はそれぞれ、30袋入りが1,500円、60袋入りが2,500円、缶入り200gが2,000円となっています。

購入できるのは、全国のスーパーや薬局・ドラッグストアといった場所。またインターネットの通信販売でも購入可能です。

2.2.原料の大麦若葉は栄養+おいしさも

「私の青汁」は上でも触れたように、大麦若葉を原料とした青汁です。では大麦若葉にはどんな特徴があるのでしょうか。

大麦若葉はその名の通り、大麦の若葉のことです。大麦はイネ科の植物で、ビールの原料にもなる世界中で栽培されている植物。穂を付ける前、20cm～30cmに生育した大麦を収穫したものが大麦若葉です。

ケールなどとならび、最近青汁の原料として人気が出ている大麦若葉。やはりビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養をバランスよく含んでいます。主な成分の量を示すと、以下のようになります（可食部100g中に含まれる成分量）。

・食物繊維・・・4.11g

・ビタミンC・・・7mg

・ビタミンE・・・1.19mg

・ビタミンB1・・・1.19mg

・ビタミンB2・・・0.147mg

・β-カロテン・・・2538μg

・ビタミンK・・・370μg

・カリウム・・・320mg

・カルシウム・・・29mg

・鉄・・・4.16mg

特筆すべきなのは食物繊維の量で、「野菜の王様」ケールにも勝る量を含んでいます。またこのほかにも、大麦若葉にはSOD酵素という特徴的な成分が含まれています。

SOD酵素は人体にも備わっている酵素で、強い抗酸化作用があります。活性酸素は本来免疫としての役割がありますが、増えすぎると細胞を傷つけ、老化の原因にもなります。SOD酵素はこの余分な活性酸素を除去する働きがあるのです。

体内のSOD酵素は、年齢とともに減少していくので、外部から補給しないといけません。大麦若葉の青汁はSOD酵素補給にはうってつけの飲み物なのです。

また栄養面だけではありません。大麦若葉の青汁は、味の面でも優秀なのです。飲みやすくなったとはいえ、ケールや明日葉の青汁はやはりクセがあります。

その点大麦若葉の青汁は抹茶の風味で、非常に飲みやすいという特徴があるのです。ですから年齢を問わず、小さな子供でも抵抗なく飲むことができます。

そして飲みやすさは、青汁に大切な「継続性」につながるのです。

2.3.デキストリンが腸内をキレイに

「私の青汁」には、デキストリンという成分も配合されています。このデキストリンとはでんぷんのことで、トウモロコシなどから抽出されたものです。食品添加物と勘違いされることもありますが、天然由来の成分です。

糖質と食物繊維を含んでおり、整腸作用によって腸内環境を整え、お通じをよくしたり便秘を解消するのに効果があります。

ただ一緒に糖質を含むため、摂りすぎると太る可能性があります。この点からも、飲み過ぎには注意が必要です。

3.「私の青汁」の効果は？

続いては「私の青汁」の効果について見ていきましょう。「私の青汁」を飲むことによって得られる具体的な効果はどんなものなのか、以下に挙げてみました。

3.1.食物繊維がコレステロールをカット

大麦若葉に食物繊維が豊富に含まれていることは、前に見た通りです。そして食物繊維には、コレステロール値を下げる効果もあるのです。

コレステロールは人間の体を作る細胞の、細胞膜などを構成する大事な物質でもあります。しかし血液中のコレステロールが増えすぎると、血管壁にこびりつき血管を狭くし、高血圧や動脈硬化を招く原因にもなります。

食物繊維は体内の余分な悪玉コレステロール（LDLコレステロール）を、体外へ排出する働きがあります。LDLコレステロールは本来体内で循環を繰り返すのですが、排出されることによって再吸収されなくなります。

さらにLDLコレステロールは肝臓で胆汁酸（脂肪を消化する酸）の原料になりますが、食物繊維によって排出された分が足りなくなるため、血液中のLDLコレステロールが胆汁酸の原料として当てられるようになります。こうして血中コレステロール値が下がっていくのです。

3.2.大麦若葉で生活習慣病を予防

生活習慣病は昔は成人病と呼ばれていたもので、文字通り食生活や飲酒・喫煙などの生活習慣がもとで起こる病気のことです。動脈硬化や高血圧、糖尿病、肥満、脂質異常症、大腸がん、心筋梗塞といったものが挙げられます。