ニキビに効くビタミンは？レモンよりビタミンCが多いのは！

2.ニキビに効果があるビタミンは？

2.1.ニキビ跡に効くのはビタミンC

「ビタミンC」は抗酸化作用に優れたビタミンです。体内ではサビとなり細胞の老化を早める「活性酸素」を除去する働きがあります。

これにより肌のターンオーバーも促進され、古い角質がはがれ新しい肌へと生まれ変わりやすくなります。シミやシミのように残ってしまったにニキビ跡にも効果的です。

2.2.ニキビ・エイジングケアに効くのは「ビタミンA」

エイジングケアのスキンケア商品によく見られる「レチノール」という成分、実は「ビタミンA1」だったのです。ビタミンAには「ビタミンA1」と「ビタミンA2」があります。

「ビタミンA1」は「レチノール」「レチナール」「レチノイン酸」です。「ビタミンA2」には「3-デヒドロレチノール」「3-デヒドロレチナール」「3-デヒドロレチノイン酸」です。

食品の「ビタミンA」は「レチニルエステル」として存在し、体内に入ると「レチノール」に変換され、吸収されます。粘膜や上皮細胞の機能を維持に関りがあり、「チノイン酸」はがんの発生抑制機能もあることが分かっています。

2.3.抗酸化作用でニキビに効くのは「ビタミンE」

「ビタミンE」も抗酸化作用に優れた特徴があります。この「抗酸化作用」で脂質の酸化を防ぐことで、体内の細胞膜の酸化による老化、血液中の「LDLコレステロール」の酸化を防いでくれます。

 2.4.ニキビに効くのは「ビタミンB2」

「ビタミンB2」は「炭水化物」「タンパク質」「脂質」の代謝に不可欠な「FAD」と「FMN」という成分の形成に必須なビタミンです。

「FAD」はフラビンアデニンジヌクレオチドの略、「FMN」はフラビンモノヌクレオチドの略でこの2つの物質は代謝に必要で、この2つの物質の形成には「ビタミンB2」必要不可欠です。

このことからも分かるように「ビタミンB2」の働きは「糖質」「タンパク質」「脂質」の代謝を促進し、タンパク質を合成ですることです。

皮膚や爪など形成、成長を促し、粘膜の健康にも関りがあります。まら、「過酸化脂質」の分解にも関りがあり。がんなどの生活習慣病予防にも効果が期待できます。

2.5.ニキビに効くのはビタミンB5

「ビタミンB5」は「パテント酸」と呼ばれることのほうが多い成分です。水溶性ビタミンで主に「糖質」「脂質」「タンパク質」の代謝を促進する働きがあります。

卵や牛乳、肉類、魚介類、豆類、干ししいたけなどに多く含まれています。「副腎皮質ホルモン」の合成を促し、血糖値を上昇させエネルギーを生産します。

「ビタミンB5（パテント酸）」には皮脂を抑制する効果も期待できると言われています。また、「ビタミンB5（パテント酸」には「ビタミンC」を助ける働きがあることが分かっていますので、相乗効果でニキビ改善に効果が期待できます。