グレリンは、胃から分泌されるホルモンで、このグレリンが分泌されると食欲中枢が刺激され、食欲が増す働きを持っています。
ここまでは、正常な働きをするホルモンの話なのですが、どうしてこのようなホルモンが食欲に悪さをして過食へと導いてしまうのでしょう?
実は、体脂肪が多い方は、レプチンの受容体が鈍くなる体質となってしまい、食欲を抑える力が弱くなります。
そのため、リバウンドがしやすくなる傾向にあるので注意が必要です。
2.どうやったら効率よく痩せるの?
「レプチン」と「グレリン」の2つのホルモンを正常に働かせることで、健康的なダイエットを成功させる近道ということがわかりました。
それでは、いったいどのようなこと具体的に行えばよいのでしょうか?
ここでは、その例を挙げていきます。
2.1咀嚼を意識して食事をとる
過食をしてしまう人の中で、よく噛まずに食事をしてしまう人が多いようです。
咀嚼をしっかりすることで、健康な体を作れると言っても過言ではないのです。
食事を噛む際に、人はたくさんの唾液を出します。この唾液には酵素が含まれており、胃の中に入る際に、負担をかけないように栄養を届けられるように分泌してくれる働きがあります。
また、咀嚼のリズムはセロトニン(※後ほど詳しく解説しています)を増やしてくれる働きがあり、ダイエットに大変良い影響を与えてくれます。
2.2流行りのダイエットはしない
ファッションにその時代の流行があるように、ダイエットにも流行が影響していることをご存知でしたでしょうか?
今では、SNSやブログなどの影響で、個人のダイエット成功例を手軽に観覧することができ、その見本をまねてダイエットをしてしまう方が後を絶ちません。
「リンゴダイエット」や「炭水化物抜きダイエット」など、痩せた!という結果だけを信じて、どんな副作用があるのかを把握しないまま、見よう見まねで行ってしまい、失敗をして諦め、リバウンドをするといった悪循環を繰り返してしまう傾向にあります。
そのことを繰り返してしまうと、ダイエットは絶対に成功しません。
何故なら、先ほども述べたように、生理的ホルモンのバランスが崩れて、本来は正常に働くものが、異常な食欲と変貌して過食へとつながるので、自動的にダイエットは失敗に終わります。
そのメカニズムはしっかり理解しておく必要があります。
ここで大切なのは、誤った情報を鵜呑みにせずに、正しいダイエットを行うように意識していくことです。
「グレリン」のホルモンを分泌するには、体脂肪が邪魔をします。なので、その体脂肪を減らす運動をすれば、自然と食欲を抑えることが可能となります。
体脂肪を減らすには、基礎代謝を上げることが重要となってきます。
後ほど「体を動かして基礎代謝を上げる方法」の項目で、詳しく解説していきます。
程よく体を動かしたり。ストレッチをして酸素をうまく取り込めるようにしましょう!
2.3良質な睡眠をしっかりとろう
現代の方で、不眠症や睡眠不足の方は意外に多い傾向にあるようです。
多忙の中、疲れすぎて眠れないといった症状で苦しんでいる方も少なくありません。
そのような方に、肥満で悩んでいる方が多く、不眠と肥満の関係性があるという研究報告もあるようなんです。
実は、睡眠時間が5時間未満の人は、肥満になりやすいという研究結果もあり、巷で話題を呼んでいます。
睡眠時間が短い人は、食欲を刺激するグレリンが多く、食欲を抑制するレプチンが少なくなり、食欲を増進させてしまう傾向にあります。
また、睡眠不足はホルモンのバランスを壊してしまうこともあり、健康を維持する上で大変不利になりますので、十分に睡眠時間を確保していくことが重要なカギをなります。
また、寝際には余計な悩みを考えながら寝てしまうと、潜在意識がその悩みに集中してしまうので、ストレスが溜まってしまいます。
寝る前には、リラックス効果のあるアロマや音楽を聴きながら、ゆったりとした気持ちで睡眠に入ることをおすすめします。
3.食べても太りにくい食べ物とは?
食欲のメカニズムを知ることができましたが、やっぱり食欲をなかなか抑えられない!といった方のために、食べても太りにくい食べものをご紹介していきます。
食欲を強く意識してコントロールしてしまうと、脳が反抗をして余計に食欲を増進させてしまうこともあります。
これは、かなりのストレスとなり、過食に繋がってしまうので、避けたい道です。
毎日、過食を許してしまうと、その習慣が身についてしまうので、時々のご褒美程度で抑えていけるのが理想です。
そんなときに、こちらでご紹介するレシピなどを、食べたいときに食べられる環境を作ることで、余計なストレスを感じることなく、ダイエットを成功させてくれるツールとなるでしょう。
3.1豆腐たっぷり野菜スープ
豆腐1丁300gで約170~210kcalのカロリーがあります。
実はヘルシーに見える豆腐は、ごはんとそんなに大差のないカロリーということをご存知だったでしょうか?
しかし、お米のように糖類が多くはないのと、良質な植物性タンパク質やビタミンK・B1、ミネラル類が豊富で総合的に栄養が取れる部分では、ダイエット向きの食材として認識して良いと思われます。
しかし、食べすぎには注意が必要です。
そこを踏まえて、栄養を補給するために豆腐を摂取していきましょう。
また、豆腐の大豆たんぱく質成分に含まれるグリシニンは中性脂肪やコレステロール値を下げてくれる作用があるので、痛風対策にも繋がります。
新鮮な季節の野菜(大根、キャベツ、白菜、ニンジン、レンコンなど)を食べやすい大きさにカットして、鍋でじっくり豆腐と煮込んで、チゲや塩ちゃんこ味などにアレンジをしていただくことができます。
お好みで、生姜やニンニクを入れてもおいしく仕上がります。
3.2りんご&ヨーグルト
ヨーグルトは、腸内環境を整えてくれるスペシャリストとして君臨されています。
最近では「腸内フローラ」という言葉を良く聞きますよね。
腸内フローラとは、乳酸菌をしっかりと腸内に増殖させて環境を整えられてる状態を言います。
しかし、日々に食生活の乱れ、ストレス、疲れから腸内フローラのバランスがすぐに崩れます。
そうすることで、肌荒れや肩こり、頭痛などの不調へと繋がります。
ヨーグルトには、その腸内フローラを保つための要素をたくさん含んでいますので、積極的に摂取してバランスを整えておく必要があります。
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