これは、脳内で作られる麻薬とも言われており、これが分泌されると幸福感を感じることが出来ます。
よく言う、ランナーズハイのような状態の時が、このβエンドルフィンがよく分泌されている状態だと言われています。
さらに、運動をすることで、睡眠時の成長ホルモンの分泌も活性化します。
成長ホルモンは、細胞の修復を促進する役割を持ち、疲労を取り去る効果を持つので、疲労からくるストレスを感じにくくすることができます。
あまりに負荷をかけすぎると、それがストレスにもなってしまうのですが、適度な運動をすることで、ストレスに強い体を作ることが出来ます。
7.ストレスと食欲のこんな疑問
7-1.年齢と関係があるの?
これまで紹介してきた、過食症、拒食症をはじめとする、摂食障害は、10代から、20代のとくに、女性に多いということが明らかになっています。
これは、心理的に不安定でもあり、見た目を気にする年齢層であることが原因になるようです。
ただ、この傾向も最近は変化して、層が広がっており、もっと幼い年齢層でも発症している例もあります。
また、逆に30代から、40代にも広がっています。
これは、元々10代から20代に摂食障害を発症して、そのまま大人になった人、または一度は治まったけれど、再び発症したということが言えるようです。
そういう意味では、なかなか根強い問題でもあるようですね。
7-2.どれくらいの期間が必要?
摂食障害の治療期間は、人それぞれです。
明確な治療期間というのは、わからないところですが、2、3日で完治できるようなものではありません。
早ければ、2、3か月、遅ければ、もっと時間がかかると思った方が良いでしょう。
どちらかというと、心に根差した問題でもあるので、治ったとしても、またぶり返すという危険性もあります。
だから、明確な治療期間がわからないということもあるのです。
しかし、早期発見で早く治療に取り掛かれれば、それだけ早く治療できますし、発見に遅れて慢性化すると、なかなか治療が難しくなるという傾向はあるようです。
7-3.お医者さんに相談しよう!
摂食障害を疑った時に、すぐに精神科医を訪ねるのには抵抗がある人も少なくありません。
しかし、重度の場合、自分一人で治療をするのはなかなか難しいことではあるので、専門家に相談するということは、とても大切なことです。
症状の初期段階で治療を行えば、短期間で完治することも可能ですが、長く放置して慢性化すると、それだけ長く苦しまなければなりませんし、場合によっては、生きる気力も失ってしまうことになります。
お医者さんに相談するのが、抵抗がある場合は、腕の良い心理カウンセリングを行うカウンセラーの先生に相談するというのも方法としてあります。
できるだけ、早いうちに処置をしましょう。
8.ストレスと食欲 まとめ
8-1.ストレスを管理する
ストレスを自分で管理することを、ストレスマネジメントと言います。
ストレスと上手にお付き合いする方法と言えるでしょう。
その理論は様々なようですが、
・ストレスの原因を見付ける
・ストレスを受けた時の自分の反応を把握する。
・ストレスを受けた時の反応を回避する方法を把握する。
といったように、自分で自分とストレスとのかかわり方を把握して、ストレスに押しつつぶされないように対処するということになります。
最初は、少し面倒に思うかもしれませんが、自分のストレスパターンを観察して、知ることは、自分を知ることにもなるので、後々面白いと感じるようになるのではないかと思われます。
ストレスと言っても、幾つも考えられます。
例えば、上司に小言を言われたとき、ストレスを受けたとすると、その時どういった反応をするのか?というのを観察します。
その時、胃がむかむかしたとかいう反応が観察できたとします。
その解消方法として、仕事終わりにボーリングで発散すると、胃のむかつきが軽くなるのが自覚できるということがあれば、上司の小言に対するストレスには、ボーリングでの発散が適しているというパターンができます。
上司の小言には、ボーリングという対応を覚えておけば、ストレスがかからなくなるということになります。
もう一つ、上司の小言が、「将来の自分のためになるのでありがたい!」と思うと、胃のむかつきを感じなくなったとなれば、それも上司の小言に対して、「ありがたい!」と捉え方を変えるとストレス反応がおきないという一つのパターンを持つことになります。
これが、親に文句を言われたとき、仕事が上手くいかなかったときなど、それぞれストレスを受けた時の反応が違う場合があり、またそれを解消できる方法も違う場合があります。
しかし、それぞれにおいて対処パターンを幾つも持っておけば、ストレスはたまらなくなります。
一度、自分の観察してみると、いろいろ発見があって、面白いと思います。
8-2.ストレスを解消する
ここでも、さまざまなストレス解消方法を紹介してきました。
一般に言われている、ストレス解消方法もありますが、それが効果的かどうかは、人それぞれ違います。
例えば、音楽を聴くのがストレス解消に良く、ジャンルでいうとクラシックがストレス解消に最適と言っても、クラシックがあまり好きでない人にとっては、それをずっと聴いていること自体が、ストレスになったりもします。
運動が、ストレス解消に効果があるといっても、あまり得意でなく、楽しめないものに関しては、かえってストレスになるかもしれません。
個人個人によって、ストレス解消ができるパターンは違うので、自分のストレスが解消できる方法というのは、自分で見つける必要があるようです。
8-3.ストレスと食欲について知ろう!
ストレスと食欲に関して、これまで見てきました。
同じように食べ過ぎてしまうという現象でも、神経性大食症と無茶食い障害があり、
同じように食べられないという現象でも、拒食症と食欲不振があり、それぞれ違いがあります。
こういった摂食障害が起こったときには、まず自分がどういう状態なのかというのを把握する必要があります。
なぜなら、それぞれ対処方法も変わってくるからですね。
そして、自分ではなかなかわからない場合もあるので、おかしいと思った時には、我慢せずに、なるべく早く、お医者さんに相談に行くことが大事です。
慢性化すると、対処が難しくなるだけでなく、命の危険性もあるからです。
また、ストレスをなるべく溜め込まないように、自分のことを良く知り、普段から対処していくことは、ストレスからくる病気を防ぐ特効薬になります。
ストレスと上手く付き合うことで、病気のない、健康的な生活を送るようにしましょう。
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