また、わさびはそばに含まれるビタミンB2の働きを助けます。ビタミンB2のダイエット効果といえば前述の通り、脂肪の燃焼を促してエネルギーに変換すること。新陳代謝を促進します。
わさびの辛味は食欲を増進させる一方、消化液の分泌を促す効果があり、消化機能をアップさせてくれます。これによって余計な脂肪を体内に溜めずに効率よく消化吸収ができるのです。
わさびの風味は好き嫌いが分かれるものですが、好みに合っていれば積極的に取り入れたいものですね。
8.そばダイエットの注意点
手軽・美味しい・ストレスフリーなそばダイエット。でも、そばダイエットをするにあたって注意しなければいけない点もあります。効果を十分に発揮させるためにもぜひ知ってください。
8.1.そのそば、そば粉は何割?
一口に「そば」といっても、種類は様々。「二八そば」「十割そば」「九割そば」など、そば粉の割合によって呼び名が違っています。
「二八そば」はそば粉8割、小麦粉2割で打ったそばのこと。小麦粉は「つなぎ」として使います。小麦粉に含まれるグルテンの粘着力がそばをつなぎ、なめらかにするのです。
「十割そば」はそば粉10割、つまりつなぎを使っていないそばのことです。そば粉はつながる力がないので、十割そばを作るには、そば粉を練る熟練の技術と、粒子の細かいそば粉が必要になります。つなぎがない分歯ごたえがあり、風味が良いのが特徴です。
「九割そば」はそば粉9割、小麦粉1割で打ったそばのことです。
しかし、スーパーなどで売っている乾麺、生麺、カップめんなどはどうなのでしょうか。
実は市販のそば関しては、日本農林規格(JAS)において、「そば」と表示するのにそば粉を何割以上入れなければいけないなどの規定がないのです。つまり、極端な話では、そば粉が1%で99%が小麦粉だったとしても「そば」と表示できるということ。ただし、そば粉が3割未満の場合はその旨を表示する義務があります。
市販のそばの表示を確認するときは、そば粉が3割以下の記載がないかどうか、さらに、「そば粉」と「小麦粉」の記載の順番をチェックしましょう。「小麦粉」が先に書いてある場合は、そば粉が50%未満であることを意味しています。
一方、外食のそばに関しては、「お店の人にいつでも聞くことができる」という理由から、そば粉の割合の表示義務はありません。チェーン店のそば屋では、そば粉が2割〜6割程度のことが多いようです。
そば粉よりも小麦粉の方が安く手に入るため、格安のそば屋ではそば粉を少なくしてそばのように着色したり、人工的にそばのような風味を付け足すこともあるようです。
そば粉の割合が少なければ、当然今まで見てきたようなそばの効能は十分に望めなくなります。
家で手軽にできる「そばダイエット」ですが、スーパーなどでそばを購入する際は表示を確認し、納得のいく商品を選びたいものです。
8.2.トッピングに注意!
そばというと、天ぷらやかき揚げなどをつけたくなりますが、揚げ物をトッピングしてしまうとカロリーが150〜200kcalほどアップしてしまいます。小麦粉や油脂を使っているのでGI値も上がってしまい、ダイエット効果が望めません。
そば自体のカロリーは1食300〜400kcal程度。トッピングはおろしそばや山菜、きのこなど、カロリーが低く、そばのダイエット効果を邪魔しないものを選びましょう。
8.3.アレルギーに注意!
そばはアレルギーを起こしやすい食材として有名です。
症状としては、口の中の違和感、蕁麻疹などから、アナフィラキシーショックのような全身症状を起こし命に関わるようなものまで。特に小さな子供はアレルギーを起こしやすいので注意が必要です。
そばに含まれるたんぱく質が原因で起こります。たんぱく質は水に溶け出す性質があるので、そばを茹でたのと同じ鍋でうどんを茹でて食べたり、そばを扱った箸を使っただけでもアレルギーが出ることがあります。
今まで大丈夫だったのに、大人になってから急にアレルギーを起こすこともあるようです。アレルギーの原因となる食材を急に大量に食べると、アレルギーを起こしやすくなるという意見もあります。もしそばダイエットを続けていてアレルギーが疑われる症状がでたら、すぐに中止しましょう。
8.4.温・冷どっちが良いの?
そばは温かくしても冷たくしても美味しく食べられますね。ダイエット効果で選ぶとしたら、どちらの方が良いのでしょうか。
温かいそばは体を温め、代謝を上げる意味でダイエットに効果的と考えられます。また、熱いので食べるスピードが遅くなり、満腹感を得られやすいとも言えるでしょう。
一方冷たいそばは、そばのでんぷんの一部がレジスタントスターチという物質に変化することでダイエット効果が得られることが注目されています。
レジスタントスターチは人間の小腸まで消化されないまま大腸まで行き着く、食物繊維の一種。レジスタントスターチに変化することで、体に吸収されるカロリーが減少し、ダイエット効果に繋がるのです。レジスタントスターチはそばだけでなく、ご飯やジャガイモなども冷やすことで増えると言われています。
温・冷どちらのダイエット効果も捨てがたいもの。季節や好みに合わせて、美味しく食べることが一番かもしれませんね。
9.まとめ
そばダイエットに関して、そばの持つ特徴から検証してきました。
わかりやすく要点をまとめてみましょう。
・そばダイエットは、1日1〜2食をそばに置き換えるダイエット方法。
・そばが持つ、ダイエットに有効な5つの特徴
①低GI:食後の血糖値の上昇が緩やかなため、インスリンの分泌が抑えられ、脂肪を体に溜め込む働きも抑えられる。
②たんぱく質が多い:アミノ酸スコアが高く、体に不可欠な必須アミノ酸を効率よく摂取できる。
③食物繊維が豊富:不溶性食物繊維が多く、便秘改善やデトックス効果が期待できる。
④ビタミン・ミネラルが豊富:代謝に関わるビタミンやミネラルが豊富に含まれている。
⑤ルチンが含まれている:アンチエイジング効果、生活習慣病予防効果などがある。
「ランチは美味しいそば」と決めて、お気に入りのそば屋や市販のそばを見つけてみるのも楽しいですね。美味しく楽しく、スリムな体を目指しましょう!
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