食材100g中の含有量
<ビタミンB1>
そば:0.19mg
白米:0.08mg
うどん:0.09mg
食パン:0.07mg
パスタ(生):0.05mg
<ビタミンB2>
そば:0.09mg
白米:0.02mg
うどん:0.03mg
食パン:0.04mg
パスタ(生):0.04mg
<ナイアシン>
そば:3.4mg
白米:1.2mg
うどん:0.6mg
食パン:1.2mg
パスタ(生):1.1mg
<マグネシウム>
そば:65mg
白米:23mg
うどん:13mg
食パン:20mg
パスタ(生):12mg
(参考:日本食品標準成分表)
いかがでしょうか。ビタミン・ミネラルに関しても、そばが群を抜いて含有量が高いことが分かりますね。
6.そばのここがスゴい!⑤「ルチンが含まれている」
そばが健康に良いというイメージは「ルチン」からきていると言っても過言ではないかもしれません。名前は聞いたことあるけど、いったいどのような栄養素なのかは知らない人も多いのでは。
そばに含まれるルチンについて、詳しくご紹介します。
6.1.ルチンとは
ルチンは、抗酸化作用(アンチエイジング効果)を持つことで有名なポリフェノールの一種です。別名ビタミンPとも呼ばれています。
そばに多く含まれていて、特に韃靼そばは普通のそばの100倍ものルチンが含まれていると言われています。
そばの他には、アスパラガス、クワの実、トマト、ほうれん草、柑橘類の皮や果実などにも含まれています。
6.2.ルチンの効果・効能
ルチンは弱くなった血管を強くする働きがあり、血液の循環に関する病気・心臓疾患の予防効果があると言われています。血液の流れを良くするので、肩こりや冷え性の人にも良いとされています。
ルチンはビタミンCの吸収を助ける働きもあるので、そばと一緒に果物や野菜などビタミンCを多く含む食品を食べるのもおすすめです。そうすることでみずみずしく弾力のある肌を保つコラーゲンの生成を助け、美肌効果が期待できるのです。
また、ルチンには強い抗酸化作用があり、老化の防止(アンチエイジング)にも一役買っています。具体的には、シミやシワなど肌の老化の防止、糖尿病・高脂血症・肝機能障害などの生活習慣病の防止などが挙げられます。
ダイエットを意識して生活している人は特に栄養が偏りがちで、体の冷えや肌トラブルなどを起こしやすいものなので、ルチンの効果は嬉しいですね。
1日に必要なルチンの摂取量は、厚生労働省での定めは特にないものの、30mg程度が理想的とされています。韃靼そばでしたらもちろんのこと、それ以外のそばでも1人前で足りる量と言って良いでしょう。
6.3.そば湯を飲もう
そば湯とは、そばを茹でた時の茹で汁のこと。白く濁っていてとろみがあるのが特徴です。このそば湯には、そばの風味だけでなく、ビタミン・ミネラル・ルチンなどの栄養素も溶け込んでいるのです。
前述したビタミンB群、ミネラル、ルチンなどのそばの成分は水溶性のため、お湯で茹でた際に一部が溶け出してしまっています。そばの栄養素を余すところなく摂取するには、そば湯もしっかり飲むことがお勧めなのです。
一般的な飲み方は、そばを食べ終わった後のつゆにそば湯を注ぎ、好みの濃さにして飲む方法です。ネギや七味などの薬味を追加しても美味しくいただけます。
また、そば通の人などはそば湯をそのまま飲むことも多いようですね。本当に美味しいそば屋は、そば湯も美味しいもの。ぜひ試してみてください。
7.薬味の効能
そばはそのままでも勿論美味しいのですが、薬味をつけることでさらに美味しさが増すものですよね。
そんな定番のそばの薬味にも、ダイエット効果をさらに上げる成分が入っているのです。
どんな薬味にどんな効果が期待できるのか、詳しく見ていきましょう。
7.1.ネギ
刻んだネギはそばの薬味の代表格。
ネギのにおいの元である「アリシン」という成分は、ビタミンB1と結びついて、ビタミンB1の効果を持続させてくれます。
ビタミンB1は摂取しすぎると尿と一緒に排出されてしまう性質があるのですが、アリシンの助けによって体内に長く留まらせることができるのです。ビタミンB1の効能は前述の通り、糖質の代謝促進や疲労回復の促進ですね。ビタミンB1が長く体内に留まると、糖をどんどんとエネルギーへと変えてくれるので元気になるのです。
さらにアリシンは血行を促進して体を温める効果もあるので、ダイエットに嬉しい成分ですね。
7.2.七味
そばの薬味として、一味唐辛子や七味唐辛子を良く使いますね。七味唐辛子は、唐辛子を主として7つのスパイスがブレンドされたもの。7種類に決まりはありませんが、一般的に良く使われるのは、唐辛子・ケシの実・陳皮(みかんの皮)・ゴマ・山椒・麻の実・紫蘇・海苔・生姜などです。
唐辛子に含まれるカプサイシンは、アドレナリンの分泌を促し、血の巡りを良くして発汗を促す作用があります。唐辛子を摂取すると体が熱くなって汗が出るのはこのためです。
また、カプサイシンは脂肪の分解を促す効果があります。
陳皮も、血の巡りを良くする作用があります。
ゴマに含まれるセサミンは、抗酸化作用がありアンチエイジング効果が期待できます。
生姜に含まれるジンゲロールは血管を拡張させる効果があり、血の巡りを良くして体を温めてくれます(有名な「ショウガオール」という成分は、ジンゲロールを加熱したり乾燥させてりすると生まれるもので、ジンゲロールと同様の血行促進などの効果があります)。
このように、一味唐辛子よりも七味唐辛子は原材料が多い分、効能も広がるので、ダイエットにはお勧めなのです。
7.3.わさび
わさびは独特のツーンとした辛味が魅力の薬味ですね。
わさびに含まれるスルフィニルという成分は、ワインよりも強い抗酸化作用を持っていて、アンチエイジング効果が期待できます。
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