少ない回数から初めて、慣れるにしたがって徐々に回数を増やして行きましょう。
毎日でも構いませんが、疲れをためないようにしましょう。
6-3運動と代謝の関係
以前は基礎代謝の40%を筋肉が担っており
基礎代謝を上げるには筋肉量を増やすのが最もいい方法だとされていました。
ところが最近の報告では内臓の負担割合が多く
筋肉は19%しか担っていないとなっています。
だからと言って運動をしなくてもいい理由にはなりません。
体を動かすことで血流が改善し、内臓機能にも好影響があります。
結果基礎代謝が向上し、脂肪燃焼効果がアップすることになります。
7、ポイントその6「メンタル」
7-1あきらめない方法
ダイエットは長丁場です。
短期間で結果を出す方法はありますが、健康に悪くリバウンドします。
ダイエットすることで健康にならなければ意味はありません。
でもなかなか結果が出なかったり。停滞期があったりします。
そういう時はちょっと弱気になりますよね。
「止めようかなあ」と考えるのはそう言う時です。
その時期を乗り越えるには何が必要でしょうか。
それは「夢」です。
こうなりたいと言う「夢」をしっかり持ってください。
夢の形は様々です。
自分が理想とする人の姿や、好きな芸能人でも構いません。
思い描く夢をしっかり持ちましょう。
そうしたら絶対大丈夫です。
7-2モチベーションとは
モチベーションとは「意欲」や「動機付け」と言った意味で使われています。
モチベーションは2つの要因から成っていると言われています。
1つは「動因」(ドライブ)と呼ばれ、人の内側から行動を引き起こすものです。
例えば、英語をコツコツ勉強していたらよくわかるようになり好きになった というもの。
もう一つは「誘因」(インセンティブ)と呼ばれ、外側から人の行動を誘発します。
今度のテストで90点取ったらおこずかいを上げると言ったものです。
ではダイエット成功の為のモチベーションとは何でしょう。
人から言われてやるものでもないですので「動因」が必要です。
それは成功した後の「自分へのご褒美」ではないでしょうか。
痩せることでそれまで着れなかった服を買うでもいいし
海外旅行に行くでもいいです。
思い切り大きなご褒美を準備していれば、モチベーションはバッチリです。
7-3性格も影響する?
ダイエットを成功させるにはその人の性格も影響するでしょうか?
答えはYESです。
やはり持って生まれた性格は影響します。
性格診断を行いその結果によって向いたダイエット法を薦めるサイトもありますが
ここでは成功しやすい、基本的な性格についてご説明します。
次のような性格の方が成功しやすいと思います。
1、ポジティブな人 これは一番重要な要素です。常に前向きでいられます
2、楽観的な人 ポジティブと同じようですが少し違います。悪いことはすぐに忘れられる人です
3、適度に几帳面 几帳面すぎる人はその几帳面さに縛られる危険性があります。適度が丁度いいです
4、計画を立てることが好き ダイエットには計画性も必要です。無計画では始められません
ただし、こういう性格以外の方は成功しない訳ではありません。
少しの成功を重ねることで自信が付き、考え方も変わる可能性は大きいです。
まずはコツコツと続けて小さな成功でもいいですので、手にできるようにしましょう。
8、まとめ
8-1共通するもの
ダイエット成功を導く6つのポイントについてご説明してきました。
もうお分かりだと思いますが
特別なことは1つもありません。
共通するのは人の体に即したポイントのみです。
つまりはダイエットの「原理原則」と言ってもいいものばかりです。
原理原則を無視したダイエット法は必ず失敗します。
しっかりカロリーコントロールを行い
栄養素もちゃんと摂り、運動もする。
これが「三原則」です。
これを確かなものするのが「知識」です。
知識の裏付けがなければ方向を誤ります。
そして、これらを下支えするのがメンタル=気持ちです
1つでも欠ければダイエット成功には結びつきません。
8-2ダイエットする理由
ダイエットをしようと考えている皆さん。
その理由はなんですか?
まずは「痩せる為」が一番であることは間違いないですね。
では痩せた後はどうしますか?
ダイエットの価値はそこにあります。
ちゃんとしたダイエットは生活習慣を変える必要があります。
それまでの習慣を見つめ直し、悪いところは改善し
足らないところは補足します。
それを繰り返しながら理想とする体形を手に入れ
その上でより健康になることがダイエットです。
でも、成功したからと安心して、つい元の生活に戻ると
アッと言う間に体も元に戻ります。
ダイエットは成功した後も、継続することにこそ価値があると言えます。
遠くを見ながらも一歩ずつ足元を固めてゆきましょう。
8-3最後にひとこと
世の中に「ダイエット」と言う言葉が定着してから
本当に多くのダイエット法が発案され
テレビ、雑誌、インターネットで紹介されています。
しかし面白いもので、医学的に証明され
医療としてのダイエット法は見当たりません。
生活習慣病の危険性を排除するために肥満を解消することは
医療行為としてのダイエットと言っていいでしょう。
つまりダイエットとは医学的な裏付けがない「美容行為」とも言えます。
本当は、最初にお話ししたように「規定食」と言う意味がありますが
それはすでに忘れ去られているようです。
今日本は超高齢化社会を迎え、老後をいかに健康に過ごすかが
緊急の課題となっています。
いくらお金があっても健康でなければ意味がありません。
誰でもが必ず迎える時の為に
今を見つめ直す必要があります。
ダイエットはその重要なきっかけにもなります。
ダイエットを成功することにより手にした
健康的な生活はスゴイ価値があるものです。
6つのポイントを理解し、実行すれば必ず
ダイエット成功間違いなしです。
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