気海はおへその下、指2本分くらいの位置にあるツボで、腸の血流をよくする効果があります。やはり腸の働きを良くすることで、基礎代謝アップに効果があります。
ツボの押し方は、どちらも中指の腹をツボに当て、指をまっすぐ伸ばして3~5秒押します。強く押さずに優しく押すのが基本です。
一方妊娠中や体調不良時にはツボ押しは避けたほうがよいでしょう。また整骨院などで専門家の指導を受けて行った方が正しい効果が得られます。
3.5.しっかり水分をとる
筋力トレーニングやツボ押しなどと同様、積極的に水分を摂ることでも基礎代謝を上げることができます。
水分を摂ると一時的に体温が下がりますが、この時体が体温を戻そうとしてエネルギーを消費します。これによって代謝量を上げるわけです。
また水分を摂ると利尿作用によりデトックス効果も期待できますから、その点でもダイエットには効果的です。特に朝起きてコップ1杯の水を飲むことにより、血流改善や目覚めをよくする効果も得られます。
とは言え、代謝が良くなるからと水を過剰に飲みすぎるのは危険です。1日の水分補給の適量は1.5ℓほどとされていますから、そのあたりを目安に水分補給を心がけましょう。
4.新陳代謝を上げるとどんな効果があるの?
それでは、基礎代謝を上げることで得られる効果には、具体的にどんなものがあるのでしょうか。ダイエット効果はもちろん、ほかの効果についても見てみましょう。
4.1.脂肪を燃やすダイエット効果
まずはもちろん、脂肪を燃焼させて瘦せやすい体にするという、ダイエット効果が挙げられます。前述のように、体質から太りにくい体に変えるにはまず、効率よくエネルギーを消費する体に変える必要があります。
そのために運動や筋力トレーニングによって筋肉量を増やし、基礎代謝を上げて普段からエネルギー消費を高めていかなければなりません。
特に女性は男性に比べ脂肪の割合が多く、筋肉量が少ないため、比較的基礎代謝は低くなりがちです。これは、女性は妊娠中に胎児を守る必要があるため、ある程度の脂肪が必要になることも関係しています。
ですから基礎代謝を上げるためには、日ごろから意識して運動やトレーニングをすることが大切です。
4.2.肌にも良い 美容効果
基礎代謝アップの効果はダイエットだけに限りません。肌や髪の調子も良くなる美容効果も見込めます。
基礎代謝をアップすることで、新陳代謝の促進もはかられます。血行が良くなるため、細胞の入れ替わりも促進されるのです。
当然肌のターンオーバーも活発になりますから、シワやくすみも防止でき、ハリとツヤが出るようになります。
また肌の調子が上がることで頭皮の状態も良くなり、健康な髪を育てることができます。さらに髪自体の細胞も新陳代謝がよくなりますから、ツヤやコシがアップすることでしょう。
4.3.体調スッキリ 健康効果
新陳代謝が良くなるということは、細胞の若返りがはかられるということです。もちろん美容面でもメリットがありますが、さまざまな健康効果も見込めます。
内臓や血管の状態が良くなることによって、自然と体調も良好になってきます。胃腸の働きも活発になりますから、消化や老廃物の排出も促進され、太りにくい状態もキープされます。
さらに関節の状態改善や疲れにくい体質になるなど、新陳代謝を上げることによる健康面のメリットは数多くあるのです。
5.新陳代謝を上げる運動って?
繰り返し述べてきたように、新陳代謝を上げるにはトレーニングや運動が有効です。筋肉量を上げ、脂肪を燃焼しやすい体にするには、毎日適度な運動をすることが必要になります。
それでは具体的にどのような運動が効果的なのでしょうか。新陳代謝を上げるための運動方法について見ていきましょう。
5.1.毎日のウォーキング
基礎代謝を上げるには運動が必要ということですが、「痩せたいけどハードな運動はちょっと・・・」と思う人も多いでしょう。
基礎代謝を上げる運動は、決して激しい運動だけではありません。簡単で単純な運動によっても可能なのです。
ウォーキングは比較的手軽な健康法として、現在幅広い人気がありますが、基礎代謝を上げる方法としても有効なものです。
ウォーキングのメリットはいくつかありますが、最も大きいのが「毎日続けやすい」ということ。激しく体を動かす必要がありませんから、天気が崩れたりしなければいつでも行うことができます。
ウォーキングが基礎代謝アップに効果的なのは、全身を使う運動であるということがあります。下半身だけでなく上半身も使いますから、全身をバランスよく鍛えることができるのです。
そうして筋肉や心肺機能を鍛えることで、体温を高めることができます。体温が高まることで、エネルギー消費が多くなり、代謝が高まるというわけです。
しかしウォーキングはただ歩けば良いというわけではありません。正しいウォーキングのやり方は、背筋をまっすぐに伸ばし、やや大股で早歩きぎみに歩く、というものです。
さらに着地はかかとから、踏み出しは親指に力を入れ、地面を蹴るようにしましょう。時間も20分以上歩くことが目安になりますが、初心者の方はいきなり長時間あるくより、まずは20分を目標に歩くことから始めてみましょう。
5.2.食事前の簡単エクササイズ
代謝には食事によって発生する「食事誘導性熱産生(DIT)」というものもあります。これは食事をすることによって体がエネルギーを消費しているために起こるものです。
DITは人間の消費エネルギー全体では、1割ほどの割合を占めています。
このDITを高めるために、食事前の運動が効果を発揮します。食事前に腕立て伏せを20回程度行えば、それによって起こった筋肉の熱放射がDITをより高め、エネルギー消費量がさらに上がるのです。
こうした食前の運動を行うことにより、より太りにくく痩せやすい体にすることができます。腕立て伏せが難しいという場合は、階段の上り下りなどで代用してもよいでしょう。
5.3.掃除や洗濯でも 毎日の家事
毎日の家事はただ行うだけでも負担のかかる労働ですが、それを意識して行うことで、筋肉を鍛える運動へ変えることができます。
例えば掃除の際背筋や腹筋を意識して掃除機をかけたり、アイロンがけや洗濯物を干す際に腕の筋肉を意識するなど、日常生活でも筋肉を鍛えることをイメージしましょう。
日常動作も意識することでトレーニングにでき、基礎代謝アップには効果的です。
5.4.筋トレで筋肉量アップ
ウォーキングやジョギングも効果的ですが、筋肉量を増やすにはやはり筋力トレーニングをするのが最も近道です。
日常でもできる筋力トレーニングとしては、スクワットや腕立伏せ、腹筋などですが、いきなり多くの回数をこなすことは難しい人も多いと思います。はじめはまず少ない回数から徐々に増やしていきましょう。
少ない回数でも大変という人は、腕たせふせを仰向けでやる「逆腕立て伏せ」がおすすめです。これは膝を伸ばして座った姿勢から後ろに手をつき、ゆっくりと肘を曲げて後ろへ体を倒していきます。
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