緑茶ダイエットの７つの効果を紹介！緑茶で効果的にダイエットする方法とは？

６．１．口コミから分かる緑茶ダイエットの成果は？

６．２．失敗談から緑茶ダイエットについて学べることは？

７．まとめ

１．緑茶ダイエットとは？

日本人にとって緑茶は一般的な飲み物です。緑茶ダイエットは緑茶に含まれている成分を利用してダイエットをしようというものです。普段飲んでいる緑茶の飲み方や時間を工夫することでダイエット効果が得られるのです。つまり、緑茶を飲むだけでダイエットになるというわけです。

緑茶を飲むだけという普段の生活スタイルがダイエットになるわけですから、今までいろんなダイエットに取り組んできたけれど、途中で面倒になってしまい長続きしなかったという方にはおすすめなダイエット方法といえます。緑茶が好きな方はもちろん、緑茶はあまり飲まないという方も普段飲んでいる飲み物を緑茶に替えることで簡単に行なうことができます。

２．緑茶にダイエット効果は本当にあるの？

日本人ならよく飲むであろう緑茶にダイエット効果があるというのは嬉しいことですが、果たして本当なのでしょうか？緑茶に含まれている成分の働きからダイエット効果の真意について考えていきたいと思います。

２．１．脂肪の吸収を抑えてくれる？

緑茶にはカテキンとカフェインという成分が含まれています。この２つの成分は脂肪が体内に累積されるのを防ぐ働きをすることが長年の研究によってわかっています。特に、カテキンは糖分の分解を抑えます。そのため、糖から作られる脂肪を減らすことができます。

マウスを使用して緑茶を混ぜたエサを食べさせる実験が４ヶ月間行われました。その実験によると緑茶を混ぜたエサを食べたマウスは通常のエサを食べたマウスよりお腹の脂肪が６０パーセントも減っていたとの結果が出たそうです。

さらに、カテキンとカフェインには脂肪が累積されるのを防ぐ効果や血液中や肝臓内にも吸収されるのを防ぐ働きがあります。そのため、緑茶にはただ痩せるダイエット効果だけではなく、内臓脂肪自体を減少させる効果を期待することができ、健康的に痩せることができます。

２．２．脂肪の燃焼が高まる？

緑茶に含まれるカテキンには脂肪細胞を活性化させる働きもあります。活性化した脂肪細胞は脂肪が燃焼されやすい状態にします。こうして、体内の脂肪燃焼が高まりやすくなるのです。

さらに、カテキンに含まれている成分の働きによりコレステロールの形が変化するのを防ぎくため、小腸からコレステロールが吸収されにくくなります。そのため、血液中のコレステロール値が上昇するのも防いでくれます。血液中のコレステロール値が低下すると血液の循環が良くなります。血液の循環が良くなると代謝も上昇するため、脂肪の燃焼も高まります。

このような点から、緑茶によって代謝が高まることが期待できます。代謝が高まると痩せやすい体質になるためダイエットが成功しやすくなります。

２．３．余分な物を体の外で出してくれる？

緑茶に含まれるカテキンは体にとって有害なものを分解してくれる働きがあります。さらに、緑茶に含まれているカフェインには利尿作用があります。この、利尿作用によって体内の余分な物が体の外に排出されやすくなります。これらの成分の働きによりデトックス効果を期待できます。

２．４．便秘の改善に効果がある？

緑茶に含まれるカテキンは腸内の悪玉菌を減らす働きをします。便秘の原因は腸の働きが弱くなっているためです。その原因の一つとして考えられるのが、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスです。悪玉菌増えることにより、善玉菌が減ってしまった状態では腸は活発に働くことができません。そこでカテキンの力を借りることができます。

カテキンは分解されることなく腸内の届きやすいとされる成分で、腸内で悪玉菌を減らしてくれます。そして、善玉菌のエサとなり善玉菌を増やすのも助けます。さらに、緑茶に含まれるカフェインは腸内を刺激します。刺激を受けた腸は活発に働きやすくなり便秘が解消されやすくなります。便秘が解消されることでダイエット効果も得られやすくなります。

３．緑茶にはダイエット以外にも効能がたくさん！

緑茶には代謝を高めたり、脂肪の吸収を防ぐなどダイエットの味方となる働きがたくさんあることがわかりました。ですが、緑茶の効能はダイエット以外にもたくさんあります。さらなる緑茶の魅力について紹介していきます。

３．１．美容効果

実は緑茶に含まれているカテキンには抗酸化作用がります。この抗酸化作用が美容には効果的です。抗酸化作用とは体内にある活性酸素の働きを抑える作用のことです。活性酸素は肌を傷つけシワなどの原因となります。ですから、活性酸素を減少させることが綺麗な肌を作ることにつながります。

また、年齢と共に活性酸素を減少させる能力自体も衰えていきます。ですから、カテキンのように抗酸化作用のある成分が含まれた食品や飲料水を積極的にとることが肌の老化予防には大切です。緑茶を飲むことは肌の老化を予防する効果があるといえます。

さらに緑茶にはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCにはメラニン色素の働きを抑制し、シミを予防します。また、緑茶によってはβーカロテンが含まれているものもあります。βーカロテンは肌を保湿したり粘膜を守ることに関係する栄養素です。これらの栄養素の働きにより緑茶を飲むことによって肌のハリや潤いの維持や美白効果を期待することができます。

３．２．免疫力アップ

緑茶には抗酸化作用の強いエピガロカテキンガレート（EGCG）が含まれています。このエピガロカテキンガレートは癌細胞を攻撃するため、癌の予防や転移を防ぐ効果があるとして注目されています。また、緑茶にはエピガロカテキン（EGC）も含まれており、エピガロカテキンが免疫細胞の働きを向上させる役割を果たします。このエピガロカテキンが働きを高める免疫細胞はウイルスを除去するだけでなく、抗体を作りいち早く体が異物を取り除けるよう働くのを助ける役割もします。

これらのカテキンの働きにより、緑茶にはダイエット効果だけでなく免疫力を向上させる働きが期待できます。また、緑茶には殺菌作用もあるため菌自体の侵入を防いでくれる働きも期待さえており、緑茶でうがいをするとインフルエンザの予防になると考えられています。

３．３．殺菌作用で虫歯予防や口臭改善

緑茶に含まれるカテキンには強い抗菌作用があります。この抗菌作用は風邪の菌だけでなく、虫歯や歯周病の原因となる菌に対しても有効です。緑茶の抗菌作用により、口の中に存在する虫歯や口臭の原因となる菌を取り除いてくれるため、食後に緑茶を飲むことは口の中の菌の繁殖を防ぐのに効果があるといえます。

４．緑茶ダイエットの方法とは？

緑茶はダイエットや美容など様々なことに効果を発揮する飲み物であることがわかりました。ところで、緑茶でダイエットをするためにはどうすれば良いのでしょうか？続いて方法についてみていきたいと思います。

４．１．効果の高い緑茶の種類は？

緑茶がダイエットに良いとはいったもののどの緑茶でも同じ効果が得られるのでしょうか？基本的にはどの緑茶にもカテキンが含まれているため、ダイエット効果を期待することができます。ですが、今回は特にカテキンが多く含まれている緑茶を紹介したいと思います。

実は緑茶の中で煎茶が最も多くのカテキンを含んでいるお茶です。また、番茶も多くのカテキンを含んでいます。次いで、玉露がカテキンを多く含んでいます。時期によってもカテキンの量が異なるので一概には言えませんが、緑茶ダイエットでは煎茶を選ぶと良いかもしれません。ただし、どの緑茶にもカテキンは含まれているため自分が続けやすい種類の緑茶を選ぶことが一番大切です。

また、お茶の飲む際には冷たい緑茶よりも温かい緑茶の方が脂肪燃焼効果が高くなります。ダイエットを目的に緑茶を飲む場合には温かい緑茶を飲むようにしましょう。

４．２．ダイエットのために飲むべき量はあるの？

緑茶を飲む量は１回につきコップや湯飲み１杯から２杯までが良いと考えられています。また、緑茶ダイエットに効果があるとされているカテキンの量は１日５００ミリグラム以上と考えられています。ですから、緑茶ダイエットのためには１日１０杯以上の緑茶を飲む必要があるといえます。

ただし、緑茶にはカフェインも含まれているため飲みすぎは体に負担がかかります。１日の量にすると１０杯程度が望ましいかもしれません。他のカフェイン入りの飲み物に比べると影響は少ないので、過度に心配する必要はありませんが、体質によっては注意が必要なので、飲みすぎは避けましょう。

４．３．トクホのお茶の方が良い？

トクホに認定されるためには一定の条件を満たす必要があります。宣伝に使用される文句は必ず証拠に基づいたものでなければなりません。ですから、脂肪燃焼効果があると宣伝しているトクホの商品にはその効果を期待することができます。

ですが、トクホの商品は割高です。期待した効果は得られやすいですが、ダイエットとして続けるためには予算との相談になってきます。ダイエットは１日や１週間続ければよいというものではなく、継続的な努力が必要となります。ですから、長いスパンで見てトクホの商品を続けることができるのか検討してみましょう。また、トクホのお茶と自家製緑茶を食い合わせることもできるかもしれません。

トクホのお茶は１日に飲む量が決まっていることが多いです。ですから、トクホのお茶を使用してダイエットする場合は飲む量をきちんと守るようにしましょう。また、効果を得るためには一定の期間飲む必要があります。飲む時期や期間についても注意し、決められた用法容量を守ることで、きちんとした効果が得られるようにしましょう。