筋持久力は、筋肉そのものの持久力のことです。
心肺機能を高めても、筋肉自体に持久力がないと、走れそうなのだけど、足が上がらないであるとか、限界を超えて、怪我をするということにもなります。
筋肉の持久力を上げるには、負荷を軽くしたウエイトトレーニング、自重を利用したトレーニングなどで、ある程度の回数をこなすようにしていくことが有効です。
持久力を上げるには、これらを総合的にトレーニングし、向上させる必要があります。
4-3.もっと速く走る方法とは?
ランニングが好きになって、本当に競技に出たいという気持ちになった時には、より速く、より長く走りたいと思うようになるでしょう。
基本的には、持久力を上げていくようなトレーニングを行っていくことに尽きると思いますが、幾つかコツのようなものはあります。
たとえば、姿勢・フォームを改善するということです。
姿勢がおかしくて、走行中にぶれやすいという人は、それだけでも、タイムロスになりますし、疲れやすくもなります。
幾つかポイントを挙げます。
・背筋を伸ばして、頭が体の中心になるべく垂直に載るようにする。
・肩の力を抜く。
・歩幅をあまり大きくしない。
・かかとから着地をする。
速く走ろうとすると、前傾姿勢になってしまうことがありますが、かえって体に無理がかかって、長く走れなくなります。
背筋を伸ばして、頭が体の中心に連なって、地面に対してほぼ垂直になるようにすると、体が安定し、無理もかからなくなります
姿勢を正すと、結果的に、肩の力も向けて、楽になり、長時間の走行にも耐えやすくなります。
速く走ろうとすると、歩幅を大きくしてしまうこともあると思いますが、あまりに大きくしてしまうと、体に負担がかかって、長時間走ることが難しくなります。
なるべく無理のない歩幅で、一定のリズムで足を出すようにすることで、体の負担をなくし、エネルギーの無駄をなくすことができます。
また、かかとから着地をすることで、足へのダメージを軽減することができます。
まず、こういった体に負担をかけないようなフォームを身につけて、
・歩幅を随時広くする。
・腕の振りを大きくする。
・呼吸を一定に整える。
などを意識すると、楽に速く走ることができるようになります。
その他にも、ランナーによっては、独自のコツのようなものもあるので、自分に合うのかを試してみるのも良いでしょう。
大事なのは、なるべく楽に、負担がかからないフォームを身に着けて、そこから自分の体に合わせて、発展させることです。
5.ランニングでよくある怪我とは?
5-1.膝が痛むのです!
ランニングを行っていると、膝が痛いと感じることがあるかもしれません。
膝の痛みといっても、膝の外側、膝の内側、お皿の下など、様々です。
最も多い症状を挙げますと、
・膝の外側・・・ランナー膝
・膝の内側・・・鵞足炎
・膝のお皿・・・ジャンパー膝
などがあります。
それぞれを説明しますと、
ランナー膝は、膝の側面外側の腸脛靭帯が痛む故障です。
鵞足炎は、薄筋、半腱様筋。縫工筋が接合する部分が痛む故障です。
ジャンパー膝は、お皿の上下にある膝蓋靭帯が痛む故障です。
そのどれとも言えない膝の故障もあるのですが、いずれにしても、初期症状ではアイシングを行い、早期にお医者さんに、相談することが肝要です。
5-2.ふくらはぎの痛みとは?
ランニングで、ふくらはぎが痛むということがあります。
この場合は、こむら返りや、肉離れを起こしている可能性があります。
こむら返りは、筋肉の痙攣で、足がつるといったことも、こむら返りの一種になります。
通常は、足の親指を脛の方に引っ張るなど、伸ばすことで治すことができます。
温めるのも有効です。
肉離れは、筋膜や筋繊維の部分的な筋断裂が起こっている状態です。
放っておくと、完全筋断裂にもなるので、注意が必要です。
通常は、痛みが自覚できることが多いので、無理をすることはないと思われます。
初期には、安静にし、アイシングを行うことで対処します。
あまりに歩行も困難な場合は、お医者さんに相談するべきです。
5-3.脛がズキズキ?
ランニングをした後に、脛のあたりがズキズキ痛むことがあります。
これは、一般的にシンスプリントと呼ばれています。
シンスプリントは、脛の筋肉や、靭帯、脛骨に負担がかかって、炎症を起こしている状態です。
初期には、アイシングで対処します。
放っておいて悪化すると、アイシングも効かなくなり、走れるようになるまでに、数か月かかることもあるので、早期の対処が大切です。
5-4.頭痛がするのです。
ランニングをした後に、頭痛がするという人がいます。
この場合、幾つかの原因が考えられます。
・脱水症状
・酸欠
・低血糖
・低ナトリウム症
・高血圧
などがあります。
それぞれについて説明します。
脱水症状によって、体の水分が不足すると、頭部への血流が滞り、周囲の神経を刺激することで、頭痛生じます。
酸欠では、脳に酸素が不足することで、虚血性の頭痛を起こすことがあります。
低血糖であると、血糖値が低い状態を改善しようと、アドレナリンが増加し、それとともに、活性酸素を発生します。
その活性酸素が、細胞を傷つけ頭痛を引き起こすことになります。
低ナトリウム症の場合、体内のナトリウム濃度が異常に低下すると、脳の腫脹が起こり頭痛の原因になります。
高血圧の場合、他に高血圧血性脳症、脳出血といったことが原因になっていることもあるので、最も注意が必要です。
多くの場合は、水分、空腹、塩分の不足から、血流異常が起こり、頭部の神経を刺激することで起こるので、それらを十分補給することで改善することができます。
それでも改善しない場合は、お医者さんに診断を仰いだ方が良いでしょう。
5-5.土ふまずの痛み?
ランニングをして、土ふまずの辺りに痛みを覚えるケースがあります。
土ふまずの痛みは、足底筋膜という腱組織に炎症が起こり、小さな断裂を引き起こしている状態が考えられます。
土ふまずの痛みを感じた時には安静にして、湿布薬などを貼って、自然回復を待つことが有効です。
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