骨盤ベルトのダイエット効果は？骨盤矯正で代謝やリンパを改善していこう！

出産を経験した方は、骨盤の歪みの原因において、この出産が大きく影響を及ぼす場合があります。

出産時に大きく開き切った骨盤が閉じる過程において、片側だけ完全に閉じられずに固まってしまう場合があるそうです。

そうなってくるとそのズレのせいで痛みを引き起こしてしまう場合があるようです。

5.3 骨盤のまわりに異常がある場合

骨盤が痛む場合には、骨盤そのものではなく、骨盤のまわりに異常がある場合があります。

まずは骨盤に付着している筋肉自体の異常の場合が考えられます。

これは長時間座っていると、骨盤の前にある大腰筋や太ももの裏にあるハムストリングスが酷使されてしまうことで、負荷が多くかかるためです。

次に男性の場合には6ヶ月以上にも渡って痛みが続くのであれば、慢性前立腺炎の疑いがあります。
次のような症状がある方は、これが原因かもしれません。

会陰部、鼠径部、下腹部に痛みや違和感があることや、残尿感がある場合には疑いをもち、病院で診察を受けましょう。

5.4 骨盤の内側の臓器の病気

骨盤内には、生殖器や膀胱、直腸、盲腸などの大事な臓器がいっぱいあります。

これらに異常が起きた場合にも骨盤には痛みが起きることがあることを覚えておいてください。

その他にも女性の場合には、月経や排卵、婦人科系疾患なども考えられます。

これらの場合にはいずれも病院で診察を受ける必要があるので思い当たる節があればすぐに病院に行きましょう。

6.股関節の歪みが骨盤を歪ませる！？ベルトいらずのストレッチ！

骨盤の歪みは、股関節などの周辺の筋肉などのが原因でも簡単に歪んできます。

そして、これらを放っておくとどんどん骨盤は悪化していくので、骨盤ベルトくらいでは間に合いません。

そのため、股関節であれば股関節をなおすためのストレッチなどをしていろいろと柔らかくする工夫をしていきましょう。

6.1 ダイエット効果を期待したい！

股関節そのものも、大きな関節だといわれていますが、その周辺に集まる筋肉も大きなものが多く、固まってきてしまうと厄介な要因になってしまうのです。

股関節の周りには、お尻の筋肉、ウエストの筋肉、太ももの筋肉などがありますが、どれもダイエットで痩せたい場所ですよね。

逆にいえば、股関節ストレッチで鍛えることで、これらの筋肉にも同時に刺激を加えることができ、この部位のダイエットにもつながっていき、同時に骨盤の歪みも消えていくのです。

また、腸腰筋というインナーマッスルも股関節周りにあるのですが、この筋肉は背中から太ももにかけて走っているとても大きな筋肉で、ダイエットに重要な役割をもってきます。

骨盤ベルトをしながらでも鍛えていけるので、しっかりと鍛えて、骨盤ベルトだけに頼らずにダイエットを進めて行きましょう。

6.2 姿勢を矯正して股関節を柔らかく

股関節は人間の体の真ん中にあり、骨盤とともにあらゆる部分の動作に関わっているといわれています。

日頃から、意識してまっすぐ自然に立ったり、背筋を伸ばして座ったり、美しい動作で歩いたりなどを心がけていくことで骨盤とともに矯正されていくのです。

逆に綺麗な姿勢や動作ができなければ、それは骨盤や股関節の柔軟性にも問題があることになり、股関節ストレッチなどで早急に対処していかなければなりません。

モデルのように綺麗にウォーキングしたかったら、股関節が固いとどうしようもないので股関節ストレッチを行い、股関節を柔らかくしていきましょう。

股関節を柔らかくすることで、バラバラの長さになりがちな両足の長さがそろったり、重心が安定し、動いても崩れにくくなるといわれており、骨盤矯正にも役立ってきます。

モデルに限らず、ダンサーなども体のストレッチを続けているのは何も体を鍛えているだけでなく、柔軟性を大切にすることを目指し、骨盤をしっかりとまっすぐに保つことで、体のキレや美しさを維持しています。

骨盤を美しくすることは、美しく歩き、美しく立つことにつながり、美しく生きることにつながるのです。

6.3 リンパを流して体にプラスの変化を

あまり知られていませんが、股関節の周辺には、体の中でも特にたくさんのリンパが集中しているといわれています。

それが原因で、股関節付近には老廃物が溜まってしまうといわれており、特に運動不足の人はその傾向にあると考えられています。

そのため、ストレッチで股間部分を刺激して、老廃物を綺麗に流すことが、骨盤の矯正や歪みの解消においても大事になってきます。

放っておけば、リンパが溜まってしまい、血流が悪くなるので、むくみなどを引き起こす原因になってしまいます。

もともとリンパは血液のように流れが早くなっており、比較的には遅いリズムで流れているので適度に刺激を与えないとダメなんです。

ただでさえゆっくりな上に溜まってしまっていると動かないので、股関節ストレッチなどで積極的にリンパを流して老廃物をしっかりと排出する必要があります。

排出することで体自体も軽くなりますし、下半身のむくみの改善にもつながっていきます。

そして、筋肉も柔らかくしていければ、ダイエット効果も一緒についてくるので一石二鳥だといえるでしょう。

6.4 アンチエイジングだって股関節から

体が柔らかくなるとアンチエイジング効果もあるといわれています。

先ほど述べたように、リンパの流れと関係してくるのですが、リンパの流れがスムーズになると老廃物が排出されるので、下半身のむくみ以外にも良い作用が体に起きてきます。

体そのものの疲労回復に影響があったり、肌が綺麗になったりします。

さらにぐっすりと眠れるようになったりといろいろなプラス効果が発揮されてくるようになるのです。

成長ホルモンも影響しており、リンパの流れがよくなることで活発に働き、新陳代謝を促進してくれています。

運動をしている人が、肌が綺麗なことが多いのは、こういうことも影響してきているのです。

新陳代謝が上がっているといいことしかありません。

7.骨盤は姿勢を正すことから改善

7.1 姿勢は大事

骨盤は姿勢からも影響を多々受けています。

そもそも姿勢が原因でなかなか痩せられていない人すらいるのを知っていますか？

食べる量を減らしても、運動をいっぱいしても脂肪がとれない、痩せられないという場合には、実はただ単に姿勢が原因である可能性があるのです。

椅子に座り続けていると知らぬ間に、猫背になってきて、お腹がでてきたりする場合もあるのです。

特に痩せている人に起きやすい現象でもありますし、痩せているのにお腹がでている人には猫背の人が多かったりします。

そもそも、背筋を伸ばすということは、お腹に力を入れなければならず、体のバランスを整えたりすることにもなっており、エネルギーを知らず知らずに消費しています。

つまり背筋を伸ばして生活することは自然と運動のような力を使っていることになるのです。

そこそこ痩せていて、それ以上痩せられない人こそ、この姿勢を正すという効果を探ってみてください。

その結果、お腹の脂肪が引っ込んだり、お腹部分が痩せることにつながっていく可能性があります。

そして、本題である姿勢が悪いと、骨盤や股関節などに影響を与えます。