睡眠でニキビが変わる？睡眠不足でニキビができる3つの理由

2.睡眠不足はなぜニキビができすい？

ではが逆に十分な睡眠がとれていないと肌荒れを起こしたり、ニキビができやすくなるのはどんな原因があるのｄしょうか？

2.1.自律神経の乱れで皮脂分泌が過剰に

睡眠が十分にとれていないと自律神経のバランス崩れてしまいます。「自律神経」は効いたことがある人も多いのではないでしょうか？

体内には2つの神経があります。「体性神経」と「自律神経」です。自分の意志で働かす神経を「体性神経」。自分の意志とは関係なく働くのが「自律神経」です。

「体性神経」は自分で感じる感覚を脳に伝える神経と脳からの指令を身体に伝える働きがあります。例えば暑い、寒い、痛いなどの感覚です。

「自律神経」は自分の意思とは関係なく働く神経のすべてをまとめた呼び方です。例えば身体の臓器を動かす、体温調整、血管や汗腺などの機能調整です。

「自律神経」は生きていく上で重要な生命維持に関わる機能を管理している神経と言えます。「自律神経」は「交感神経」と「副交感神経」から成り立っています。

「交感神経」は身体が活発に活動し精神的には緊張状態にあります。「副交感神経」は身体や休んでいる状態で精神的にはリラックスしています。

睡眠不足になると「交感神経」が優位な状態にります。「交感神経」が優位の状態は男性ホルモンが活発になり、その結果、皮脂が過剰分泌され、ニキビができやすい状況になります。

2.2.免疫の力の低下で菌が増殖

就寝中に分泌される「成長ホルモン」をご紹介しましたが、もうひとつ「免疫細胞」が最も活発に分泌されるのも寝ている間です。

就寝中は血管が拡張され血流が良くなっています。「免疫細胞」は血液循環が良くなると活発に生成されますので、十分な睡眠は「免疫細胞」の活性化には重要と言えます。

寝不足で「免疫細胞」が十分に生成されなくなると、風邪を引きやすくなったり、疲れやすくなります。ニキビにとっては雑菌に立ち向かう力が低下していますので、菌の増殖やニキビの炎症に繋がります。

2.3.肌の新陳代謝の遅れ

寝不足になると肌のターンオーバーがスムーズに行われてなくなります。これは古い角質がいつまでも肌表面に残った状態、古い角質が肌表面に重なり肌が厚み持つことを「過角化」と言います。

こうなると毛穴に詰まりやすくなり、皮脂と混ざり合って角栓ができやすくなります。寝不足が続くと「成長ホルモン」が十分に分泌されなくなるため、弱った肌細胞などがそのまま老化し肌に残りニキビになりやすくなります。

睡眠で十分な「成長ホルモン」を分泌させることで、肌の新陳代謝を促し、古い角質を早く生まれ変わらせることが大切です。