ニキビにピルは効果があるの?ピルの種類とその効果まとめ

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ニキビ改善に低用量ピルが効果的といわれています。

それはなぜ? そもそもピルってなに? という方に詳しく説明いたします。

辛いニキビは早く改善したいですよね。低用量ピルでニキビの改善を試してみようかと思われている方、またピルを実際試されていて困っている方にピルの特性、デメリット、ピルの種類や飲み方をご紹介します。

目次

1.ピルがニキビに効果がある理由
1-1.辛いおとな大人ニキビはなぜできる? ニキビの原因
1-2.ピルが効果的な理由

2.ピルってなに?
2-1.ピルとは
2-2.ピルの種類
2-3.ピルの飲み方

3.ピルを飲んだ時のデメリット
3-1.ピルを飲んだデメリット
3-2.ピルをやめたデメリット

4.まとめ

1.ピルがニキビに効果がある理由

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ニキビができる原因としてホルモンバランスの崩れがあげられます。

低用量ピルホルモンのバランスを整える効果があるのでニキビにも効果があると注目されています。

ホルモンのバランスが崩れるということはどういうことでしょう。

1-1.辛いおとな大人ニキビはなぜできる? ニキビの原因

ホルモンのバランスが崩れると男性ホルモンが優位たって、男性ホルモンの特性が多く体に現れてきます。

女性なのに男性ホルモンが優位の状態になってしまうのでしょうか?

一番の原因は不規則な生活、ストレスなどによる自律神経の乱れです。

ストレスがながく続いたり、強いストレスを感じると、自律神経のうち交感神経が優位になり、身体全体が緊張、興奮状態になってしまいます。

交感神経は男性ホルモンの分泌を促すので、交感神経が活発な状態が長く続くと、結果的に男性ホルモン優位の体質へと変わってしまうわけです。

この影響が肌に表れた時、大人ニキビに悩まされることになります。

男性ホルモンのアンドロゲンは、皮脂全体の約5割に相当するトリアシルグリセロール(トリグリセリド)の分泌を促進してしまうことは医学的に証明されています。

さらに、アンドロゲンは角化細胞(ケラチノサイト)の増殖を促し、肌の角質を増やしすぎる“異常角化”という状態をつくって、毛穴が角栓によって塞がれる可能性を高めてしまうのです。

毛穴が詰まり、そこに皮脂が溜まるのがニキビの始まりです。

それを考えれば、2つ原因、その両方を促進する男性ホルモンがニキビ生成に大きな影響を与えているのは間違いありません。

もちろん、すべてのニキビが男性ホルモンの影響で起こるわけではありません。

顔の側面、もみあげから顎にかけてのUゾーン、あるいは鼻の下、口周りにニキビが出来やすい方は男性ホルモンが原因となっている可能性が大です。

いわゆるこのUゾーンと口周りは男性ホルモンの影響を受けやすい部位で、ちょうど男性だとヒゲが生えやすい位置に相当します。

女性の場合、ヒゲが生えない代わりに、男性ホルモンの影響で大人ニキビが出来てしまうわけです。

1-2. ピルが効果的な理由

日本でピルが認可されたのは1999年です。

ピル本来の目的は避妊ですが、月経困難症や月経前症候群(PMS)などの辛さを軽減する働きもあります。またピルを飲むことで、生理前に増える男性ホルモンの活性を抑え、女性ホルモンを補う効果があります。ホルモンバランスを崩していることが原因でニキビができた方は改善の効果を発揮することがあります。

女性ホルモンをコントロールすることで他にもニキビ、肌荒れの改善だけでなく様々な副効能があります。

他にも
男性ホルモンの働きを抑制することによる体毛の減少、多毛症の改善。
生理痛、月経前症候群(PMS)の緩和、出血量の減少。
長期的な使用で子宮内膜症、子宮体ガン、卵巣ガンなどの発症リスクの低下です。

ピルが女性ホルモンをコントロールするメカニズム

ピルには微量の女性ホルモンが含まれています。

そのピルを服用することで脳(視床下部)が体内に女性ホルモンが十分に存在すると勘違いして性腺刺激ホルモンが分泌されなくなります。性腺刺激ホルモンは女性ホルモンの分泌を促すホルモンで、それが分泌されなくなると自然な女性ホルモンの分泌がなくなります。

そして、体内にはピルに含まれるごくわずかな女性ホルモンだけが残りますが、ピルに含まれる女性ホルモンは自然に分泌される女性ホルモンよりもとても少ない量しか配合されていません。

つまり、ピルは体内の女性ホルモンを減らす働きがあるのです。

女性ホルモンのうち、プロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンは皮脂分泌を促す働きがあり、ピルによってそのプロゲステロンを減らすことで皮脂の減少とニキビの改善が期待できます。

ピルが男性ホルモンを抑制する仕組み

ピルは女性ホルモンを含むことで性腺刺激ホルモンの分泌を抑制し、自然に分泌される女性ホルモンの分泌を抑制します。その性腺刺激ホルモンを抑制することで男性ホルモンの分泌を抑制することもできます。

男性ホルモンは皮脂腺に働いて皮脂量を増やす働きがあり、その男性ホルモンを抑制することで皮脂の減少とニキビ改善が期待できます。

ピルが有効なのはホルモンバランスが安定しない女性です。

女性の中には、ホルモンバランスが安定せずにニキビ肌荒れをまねいている人も少なくありません。

若い時期は性ホルモンの分泌が活発なのは当然ですが、過労やストレス、食生活などの影響によってホルモンバランスが崩れ、肌荒れを引き起こすこともまれではありません。

これによりニキビや肌荒れになった方にピルの処方は有効です。

また、女性ホルモンのバランスが安定しない原因には、まれに「多嚢胞性卵巣症候群」という症状である可能性も考えられます。その治療にも男性ホルモン値を下げる目的でピルが用いられることがあります。


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