ニキビよりショック！カビができる5つの原因と3つの予防法

2.ニキビでなく「カビ」ができる５つの原因とは？

ニキビとカビは違うものではありますが、それではなぜ皮膚にカビができてしまうのでしょうか？

カビができるなんて、とてもショックなことですし、できることなら、カビ知らずの肌になりたいですよね！

カビができてしまう原因として、「皮脂の過剰分泌、メイクオフの仕方、汗をかくこと、枕や布団が不衛生、ストレスが溜まっている」などが挙げられます。

ニキビが出来る原因と似ていると思いませんか？

ニキビとカビは原因となる菌こそ違うものですが、できてしまう原因はとても似ているのです。

ですから、カビができる原因が分かれば、ニキビができる原因も分かって、両方とも予防することができるようになりそうですよね！

肌にとっても、良い環境を作ることが可能になります。

2-1.カビが増殖！？「皮脂」の過剰分泌に注意！

ニキビが出来る大きな原因として、「皮脂の過剰分泌」がありますが、実はカビができる原因としても挙げられています。

皮脂が過剰に分泌されると、マラセチア菌が活発に働くようになり、カビを発生しやすくなります。

そのため、元から肌がオイリーな方は特に注意が必要です。

また、マラセチア菌は、顔だけでなく、頭皮などの皮脂がたくさん出やすい部分にも住み着いてカビを発生させることもあります。

皮脂は毛穴から出てきますので、毛穴が多い部分の皮脂の過剰分泌には、特に気をつけておく必要があると思います。

2-2.不完全な「メイクオフ」がカビを招く

最近は、女性の社会進出も目覚しいものがあり、遅くまで働いて、疲れて帰ってきてそのまま寝てしまうなんてこともよくあるのではないでしょうか。

肌によくないと分かっていながらも、疲れてしまってメイクしたまま寝たり、メイクオフが丁寧に行われていないことが多くなってしまうこともあるでしょう。

それが、カビを作ってしまう原因になります。

毛穴に汚れが詰まって、皮脂の分泌を促してしまうことで、マラセチア菌が活発になってしまうようです。

また、ずっと使い続けているファンデーションのパフや、ブラシにも注意が必要です。

蓄積した汚れや皮脂が溜まっているパフやブラシを使うことで、メイクのたびに顔に汚れをつけているのと同じになってしまいます。

その環境に、マラセチア菌が活発に働くようになり、カビを作る原因になってしまうようです。

2-3.「じめじめした環境」や「汗」はカビの大好物

家の中や、外でもカビが生える場所ってじめじめした場所が多くないですか？

実は皮膚にできるカビも同じで、じめじめした環境はマラセチア菌の大好物なのです。

特に季節的に注意したいのが、梅雨から夏にかけてです。

汗をかきやすくなるうえに、空気もじめじめしているため、皮膚にもカビを作ってしまう原因になってしまうのです。

スポーツの後に、汗をかいたまま放置しておくのも良くありません。

マラセチア菌は、皮脂だけでなく汗も好んでいますので、汗をかきやすい人や、汗をかきやすい季節は特に注意しておきましょう。

2-4.毎日使う「布団」や「枕」が原因に・・・

汗が、マラセチア菌を活発に働かせる原因になるということを、上記で紹介しましたが、実は、毎日使っている布団や枕は汗をたくさん吸収していることを知っていますか？

寝ている間に、人は想像以上に汗をかいているといわれています。

毎日かいている汗を吸収した布団や枕をずっと使うことで、ニキビの発生にもつながりますが、カビもできやすくなってしまいます。

また、枕には頭皮の皮脂もついてしまいますので、常に清潔にしておかないと、皮膚にカビができる原因になります。

布団や枕が刺激となって、ニキビもカビも発生させやすくなるため、寝具にも気を抜けないですね！

2-5.「ストレス」で自律神経が乱れるとカビができることも

ストレスを溜めたらいけないということは、よく言われていることですが、実は、このストレスがニキビやカビを発生させてしまう原因にもなっているのです。

ストレスが溜まってしまうことで、自律神経のバランスが乱れてしまい、皮脂の過剰分泌を引き起こしてしまうといわれています。

皮脂が過剰分泌してしまうことで、マラセチア菌が活発になり、皮脂を燃料にし、皮膚にカビを作ってしまいます。

頭皮の痒みを訴える人の中で、マラセチア菌が原因の方もいると言われているのですが、この場合もストレスが関わってきていることがあるのです。

また、ストレスが溜まってしまうことで、十分な睡眠をとることもできなくなってしまうことがあります。

睡眠をしっかりとれなくなってしまうことでも、自律神経のバランスは崩れやすくなってしまい、皮脂の過剰分泌を促してしまう結果につながってしまう場合もあるのです。