デコルテのニキビはなぜ出来る？正しい原因と対策とは

4. デコルテニキビと間違いやすい？マラセチア毛包炎について

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出典 |　http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/　

最後に、デコルテニキビと間違いやすい症状である「マラセチア毛包炎」についてご紹介したいと思います。

デコルテニキビに悩んでいる方でなかなか治らない場合は、この皮膚病である可能性もあるかと思いますので、ぜひ参考にしてください。

参照サイト：http://www.skincare-univ.com/article/003671/

4-1. ニキビとの違いはその原因！カビにあり

ニキビと似ているマラセチア毛包炎は、その原因が異なり、ニキビはアクネ菌が原因で悪化するのに対し、マラセチア毛包炎はマラセチア菌というカビ（真菌）の一種が異常に発生することにより発生します。

主に胸や背中、肩や腕に発生し、健康な皮膚の表面にいる常在菌であるため、誰でも発生する可能性がある皮膚病です。

マラセチア菌が皮脂を分解した際に炎症を起こす場合と、繁殖したマラセチア菌を異物だと判断して免疫反応が起きる場合と、発生には二通りあります。

4-2. ひどい場合はかゆみや痛みが強くなることも

デコルテニキビと似ているマラセチア毛包炎ですが、ひどい場合はかゆみが強くなり、痛みが伴うこともあります。

ただ、ニキビが炎症を起こしてひどくなった場合にも痛みがともなうことがありますので、なかなか痛みの有無では判断がしづらいかもしれません。

4-3. 判断に迷ったら医師に相談しよう！

ニキビとよく似ているマラセチア毛包炎は、薬で治せる皮膚病です。

なかなかデコルテニキビが治らない場合や、判断に迷う場合は医師に相談しましょう。

効果的な抗真菌薬がありますので、症状は約１カ月から２カ月で改善するそうです。

マラセチア毛包炎も皮脂や湿気があると菌が繁殖しやすくなりますので、ニキビを予防するのと同じように、お肌を清潔に保つことを心がけてください。