ニキビに最適な治療とは?ニキビ治療のすべてとその費用まとめ

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20~30代の大人ニキビ

ニキビが顔にできると憂鬱極まりないですよね。できるものなら早く治療してしまいたい!そんな人のために、ニキビの治療方法や、治療薬などをまとめました!

病院でニキビ跡を消すのにはどれくらい費用がかかるのか…など、ニキビ治療にかんするあれこれの情報を網羅してお伝えします。もうニキビに悩まない!そんな素敵な生活を送れるよう、ニキビの治療について学んでいきましょう!

目次

1. ニキビの治療法
1-1. 病院で行う治療法
1-2. 家庭で行う治療法

2. 治療薬の種類と副作用

3. ニキビ治療にかかる費用

4. 美容レーザーの比較と費用
4-1. アクネライト
4-2. イントラセル
4-3. フラクショナルCO2

5. まとめ

1. ニキビの治療法

お鼻の黒ずみが気になる貴方に

ニキビはそもそも、なんなのか…それは「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれ、立派な皮膚の疾患なのです。皆さん病気を治すためには医者にかかりますよね?それと同じように、ニキビも十分病院で治療してもらっていい代物なのです。

まだまだニキビは自分で適当に対処するという人が多く、そういった多くの人がニキビに悩まされ、またニキビ跡に悩まされているのです。そういう人が増えないためにもニキビへの正しい知識と情報を入手しましょう。

ここでは病院で行う治療法と、治療とまではいいませんが家庭で行えるニキビへの対処方法をお伝えしていきたいと思います。

1-1. 病院で行う治療法

先にも書きましたが、ニキビは尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)という疾患です。病院で治療すれば治るものが多いですので、ひどくなってしまう前に受診することをおすすめします。ニキビができる原因としては、「睡眠不足」「ストレス」「不規則な食生活」などが影響します。

それらを根本から改善していかなければ、ニキビは繰り返してしまいますが、とりあえず現状あるものをなくしたい!そう思う人のために、ニキビ治療をご紹介します。

 抗菌薬(保険適用)

内服薬と外用薬があり、症状に応じて病院で処方されます。炎症したニキビには効果がありますが、白ニキビには効かないこともありますので、適切な処方を受けてから使用しましょう。

よく用いられるのが、内服薬であればビブラマイシン、ミノマイシン、ファロムなどが使われます、それぞれ効能は同じようなものですが、副作用があったり、患者の状態によって使い分けます。薬の副作用や詳しい薬の説明は跡の項目で説明していますのでそちらを見てくださいね。

外用薬であればデュアック配合ゲルなどが使われますが、こちらもまた使用できない人がいます。

また、抗生物質だけではニキビは治りませんので、長期使用は向いていません。あくまでも炎症を抑える要素として使用するのがいいのでしょう。

 外用レチノイド(保険適用)

毛穴のつまりを取り除く薬で、一般名はアダパレンと呼ばれ、世界中でニキビ治療の標準薬として使用されています。日本では認可が遅く、ようやく2008年より取り入れられ、それまで抗菌剤がメインだった日本のニキビ治療に革新をもたらしました。

抗菌剤と違い、ニキビの初期の頃の白ニキビや黒ニキビにも効き、塗り続けていくことで新しくニキビが発症するのを抑えます。ただ、革新をもたらしたとはいえ、万能薬というわけではありません。こちらの薬も副作用がありますので、しっかり医師の指導のもと用法用量を守って使用しましょう。

 面ぽう圧出(保険適用)

ニキビは潰してはいけないと、いまでは多くの人が知っていることではあると思いますが、医師が専用の器具を使ってニキビを潰し膿を出してくれるのが、この面ぽう圧出です。こちらは炎症の起こる前の白ニキビの段階で処置してもらうことで、炎症することなくニキビの治りが早くなります。

面ぽう圧出の手順としては、患部の消毒→ニキビの先端に専用の器具、針で穴をあける→面皰圧出器と呼ばれる器具で毛穴の中身を押し出す…

という工程です。針などでニキビに穴をあけることによって、傷を最小限で済ませることができ、自分で潰してしまった時とは格段にニキビ跡ができにくくなります。

 イオウ製剤(保険適用)

イオウ製剤と言われると少しわかりにくいですが、ニキビで悩む人なら一度は使ったことがあるだろう、クレアラシルやビフナイトなどにも含まれています。重篤な副作用が起こりずらく、安価であるため市販薬としても販売しやすく、手に入りやすいのが嬉しいところですね。

ただ、イオウ製剤は残念ながら大人ニキビには効果が薄いようです。というのもイオウの持つ性質として塗布した肌を乾燥させるというものがあります。

それが思春期ニキビであればうまく皮脂をコントロールしてくれるのですが、大人ニキビとなるとそうもいかず、乾燥してしまったことにより肌を守ろうと皮脂を過剰分泌し、皮脂がたまりやすくなってしまうことから大人ニキビを悪化させる原因となりかねません。

 ケミカルピーリング

上記3つは保険適用されますが、ケミカルピーリングは保険が適用されないので要注意です。ケミカルピーリングとは皮膚の表面に酸性の薬剤を塗布し、古くなった角質などを溶かして除去する治療法です。

使用する患者の肌状態によって薬剤や塗布時間を決めますが、効果がでてなおかつ肌にも問題ない時間というのが見極めが難しく、経験豊富な医師に施述してもらわなければ効果が見込めないこともあります。

エステサロンでもピーリングがありますが、そちらは治療を目的としておらず、むしろ治療行為は禁止されているためニキビの治療にもなります!というようなエステサロンには気をつけてくださいね。

ピーリングを受けたあとは、肌が敏感な状態となっていますので、しっかり保湿をすること、外的刺激をあまり与えないこと(こすらない)、紫外線対策をすること、などに気をつけましょう。

1-2. 家庭で行う対処法

家庭では病院でするような治療はもちろんできませんが、日々の行動などを改善し、ニキビを治りやすく、かつ発生しにくくすることは可能です。

生活習慣により発生してしまったニキビはたとえ病院で治療したとしても、同じような生活を行っていた場合、また繰り返してしまいます。根本から解決するために日頃の生活で気をつけたいことを見ていきましょう。

 食事改善

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口から摂る油分は過剰摂取さえ避ければ、それほど影響ありませんが、それでもやはりニキビのできやすい食べ物というのが存在します。それをあまりたくさん摂りすぎるとよくありません。以下に挙げるものを摂取しすぎてはいませんか?

・牛乳などの乳製品
牛乳などの乳製品は意外と感じるかもしれませんが、やはり牛から恵んでもらう牛乳は動物性の脂肪分になります、動物性の脂肪分はニキビの天敵なので、過剰摂取はさけた方が無難でしょう。

・甘いもの
甘いものが好きだという人も多いかと思います、甘いものを摂取すると幸せな気持ちになりますから、これを絶対禁止!とは言えませんが、甘いものに含まれる糖分には免疫力を低下させたり、血液をドロドロにしたりとニキビの出来やすい体になってしまいます。

よくニキビの天敵とされているチョコレートについては、医学的には証明されていませんが、これも糖分の高いチョコレートはニキビになりやすい…という見解が多く出ています。

カカオを多く含んだチョコレートが最近は健康にいいと紹介されていますので、そちらを摂取してチョコレート欲は抑えてみるのはどうでしょうか?(どちらにせよ過剰摂取はタブーです。)

・油分の多いもの
揚げ物やスナック菓子なども美味しいですが、ニキビに悩んでいる人は控えた方がいいでしょう。豚カツやからあげなどは、動物性油脂と揚油の2つが合わさっているため、相当な油分となります。

皮脂分泌のバランスが崩れてしまい、ニキビの出来やすい肌環境となってしまいます。油脂を摂取する場合は動物性のものではなく魚などから摂取することが望ましいでしょう、食を見直すことで、ニキビが改善することもありますので、是非昔ながらの日本食を日々の食事に取り入れてみてください。

・コーヒーなどカフェインを多く含むもの
コーヒーが直接的な原因というわけではありませんが、コーヒーなどに含まれているカフェインはニキビの原因となりますので要注意です。カフェインにはビタミンやミネラルを排出してしまう作用が働きます。

ビタミンCやビタミンBには肌の新陳代謝を高めたりする効果がありますが、それを排出してしまうことにより、新陳代謝がうまく行われずニキビが出来やすくなってしまいます。

またコーヒーをブラックで飲む人にはあまり関係ないかもしれませんが、カフェオレなどが好きな人は要注意です。カフェイン×乳製品×甘いもの…となってしまいます、ここまでで書いてきた通り、ニキビが出来やすいもののオンパレードですね。

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いかがでしたか?好きなものが多く含まれていた…という人も少なくないと思います。それでは逆にどんな食事にしていけばいいのでしょうか?ニキビに効果のある食べ物を栄養素などと合わせて紹介していきましょう。

下記以外にもビタミンAやビタミンE、食物繊維などを含んだ食材も必要となってきますが、ニキビの対処法として代表的なもの3つをピックアップしてお伝えします。

・ビタミンB群
ニキビなどの肌荒れにはこのビタミンBの存在が欠かせません。肌の代謝を高め新しい細胞を作るのに必要な栄養素です。代謝酵素とも呼ばれ、生きるために必要なエネルギーを作るのに必須です。

ビタミンB群が消費する主な理由としては、長期にわたる抗生剤の投与、過度のアルコール摂取や精製された白い食べ物の過剰摂取、女性であれば妊娠・授乳などにより消費されます。

それでは何でビタミンB群を摂取すればいいのでしょうか?魚介類や野菜、未精製の穀物やレバーなどに多く含まれています。ここまでに動物性油脂は控えめに…と書いてきましたが、豚ヒレ肉や豚レバーにもビタミンB群が豊富に含まれています。

脂身の少ないところや調理方法によっては食べ過ぎなければ問題ありませんので、積極的に摂取しましょう。それでもきになる場合はサンマやカツオなどの魚介類、納豆などにも豊富に含まれていますので、そちらから栄養を摂るようにするといいですね。

・ビタミンC
美容とビタミンCは切っても切れない関係です。サプリメントでも美容関係のものはビタミンCが多く含まれていますよね。炎症のあるニキビにも効果がある上、ビタミンCはニキビ跡にも効果を発揮するのが嬉しいところ。

ビタミンCを多く含む食べ物は、パプリカやパセリ、オレンジやレモン、柿などに多く含まれています。ただ加熱に弱いのが難点で、ビタミンCを含んだ食材を加熱してしまうと、ビタミンCが流れ出てしまうため、極力生のまま摂取するのが好ましいでしょう。

サラダやスムージーなどにして摂取するのが効率的です。

・乳酸菌
便秘により体の巡りが悪くなり、ニキビができるということもあります。その場合原因である便秘を解消しなければなりませんよね。便秘の原因としてはいろいろありますが、腸内環境の乱れが原因であることが多いです。それを改善するには乳酸菌が必須となってきます。

乳酸菌を摂取するにはヨーグルト、それもプレーンのものがいいでしょう。甘くないヨーグルトは食べ難い…という意見もあると思いますが、精製した砂糖などはニキビの原因にもなり得ますので要注意です。どうしても甘さを足したいときは精製していない糖分などを足すのがいいでしょう。

おすすめは蜂蜜です、蜂蜜は豊富なビタミンなどの栄養素や酵素類を含んでいて、なおかつ砂糖よりもカロリーが低いため美容の万能薬とも言えます。ヨーグルトにかけて食べれば乳酸菌もビタミンBもあれもこれもと摂取できるのが嬉しいですね。

 睡眠不足解消

唇のかぶれを寝ながら治す

睡眠不足が肌へ悪影響というのは1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

まずニキビなどのダメージを受けた肌は睡眠中に回復していきます、肌のゴールデンタイムという午後10時から午前2時までの間に就寝を行うことで、肌のターンオーバーを促します。そうすることで成長ホルモンが分泌され新しい皮膚へと生まれ変わらせるのです。

また睡眠不足に陥るとそれ自体がストレスとなり、ストレスにより交感神経が活発になることにより男性ホルモンが多く分泌されてしまい、皮脂バランスが崩れてニキビができやすくなります。ただ長く眠る必要はありませんので、忙しい人でも安心してくださいね。

入眠から3〜4時間が鍵です、その間に成長ホルモンが分泌されるので、その間に良質な睡眠をとることが大事です。

良質な睡眠をとるために、アロマを取り入れたりするのもいいでしょう、また現代人は寝る前にスマホやPCを見て過ごすことが多いようですが、良質な睡眠をとるためにはこれは控えましょう。

スマホなどの光は脳を刺激し、これもまた交感神経が活発になってしまいストレスの原因となるので要注意ですね。

 禁煙

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果たしてタバコはニキビと関係があるのか?そう思った方も多いことでしょう。答えは大有り、といったところでしょう。まず、タバコを吸うことでビタミンCを大量に消費することとなります、ここまでに書いたようにニキビを治し健康的な肌を保つためにもビタミンCは必須でしたね。

せっかく食事面や基礎化粧によりビタミンCを摂取しても、タバコを吸うことでそれを消費してしまうのはもったいないと思いませんか?

またタバコに含まれるニコチンは、血液の巡りを悪くします。血液が必要な栄養素を身体中に運ぶわけですから、その巡りが悪くなるということは言わずもがな、肌に悪いことは一目瞭然ですよね。

ニキビを治すために、一気に禁煙する!というのが無理な方も少なくないと思います、そういう人でも今までより本数を減らす努力は必要になってくるかもしれません。

鏡を見たときに、自信の顔からニキビが減っていると嬉しくありませんか?それを励みに是非頑張ってみてください。実際百害あって一利なし…というほどにタバコは体にも、お肌にも悪いので要注意ですよ。


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