美白ケアで、ニキビとニキビ跡の改善！効果的な３つのケア法とは？

2. 美白を阻む要因とは？

美白とは、主に「肌色を明るくする」ことや「くすみを改善する」こと、そして「シミの改善・予防」という意味合いがあることがわかりましたが、ではその美白を阻む要因とはいったいどんなものなのでしょうか？

ここからは、美白を阻む要因について、ひとつずつみていきたいと思います。

2-1. くすみ

お肌の色を暗くしてしまう要因のひとつとしては「くすみ」が一つ目に挙げられます。

くすみといっても、実はくすみには様々な原因があるのですが、くすみが出てしまうとお肌の透明感が失われ、どうしても顔色は暗く見えてしまいます。

主なくすみの原因は以下のようなものが挙げられます。

■　紫外線の影響によるくすみ

紫外線に当たると、お肌の中では肌を守ろうとしてメラニンという色素がつくられます。通常であれば、お肌の生まれ変わりと共に排出されるため問題はないのですが、新陳代謝が滞り、正常にお肌のターンオーバーが行われないとお肌に蓄積してしまい、くすみの原因となってしまいます。

■　角質肥厚によるくすみ

お肌の新陳代謝が滞り、お肌のターンオーバーが滞ると角質の生まれ変わりがうまくいかなくなるため、いわゆる「角質肥厚」と呼ばれるお肌の状態になります。
古い角質が残ることによって、お肌のキメが乱れてくすんで見えてしまったりするのが角質肥厚によるくすみです。

■　血行不良によるくすみ

くすみが寒い季節になると気になる方はもしかしたら血行不良がくすみの原因となっているかもしれません。

実は血行不良になって血液の流れが滞ってしまうとお肌の細胞に充分に栄養が行き渡らないことがあるのです。そのため、せっかく与えた栄養分も届かず顔色が悪くみえてしまったり、お肌のつやや潤いがなくなってしまったりして、お肌がくすんで見えてしまう原因となることが考えられるのです。

■　乾燥によるくすみ

お肌の乾燥もくすみの原因の一つであると言えます。お肌が乾燥している状態というのは、お肌のキメが乱れて水分をしっかり蓄えられない状態なのですが、潤いのあるお肌はキメが整い、つるんと均一に見えるのに対して、乾燥してキメが乱れた状態ですと、どうしても艶や透明感が損なわれてしまいます。

ですから、乾燥もくすみの原因の一つとして挙げられるのです。

2-2. シミ

出典 |　http://top.dhc.co.jp/　

美白を阻む要因として二つ目に挙げられるのは「シミ」です。

女性にとってだけではなく、男性にとってもシミはお肌の大敵ですよね。シミの部分が目立つだけではなく、お顔の色も暗く見えてしまうので、シミも美白を阻む要因としては大変大きいものではないかと思います。

シミがなぜ出来るのかというと、主な原因はメラニンがお肌に蓄積してしまうことが大きな原因です。

本来、メラニンは紫外線などのストレスからお肌を守ろうとしてつくられるもので、表皮の一番下にある「メラノサイト」という場所でつくられています。

このメラニンが生成されるシステムがないと、紫外線のダメージなどがお肌の奥まで届いてしまいお肌の細胞が壊されてしまうので、メラニンはお肌にとって大切な役割を担っているものであると言えます。

そんな大切な役割があるメラニンですが、お肌の新陳代謝が滞り、お肌のターンオーバーが乱れてしまうとお肌に蓄積され、メラニンが黒い色素であるため、たまった部分が黒っぽく見えて、結果、シミになって残ってしまうのです。

シミの種類としては、以下のようなものがあります。
参考サイト：http://www.skincare-univ.com/

■　老人性色素班

一般的に言われるシミとはこの老人性色素班に多く当てはまります。

薄茶色で輪郭がはっきりとしているのが特徴で通常４０歳前後からお肌に現れやすくなるそうですが、屋外で過ごすことが多い方や色白の方などは２０代から現れる方もいるようです。

紫外線を浴びることによって出来たメラニンが排出されずに蓄積していくと、この老人性色素班というシミが出来てしまいます。

■　炎症性色素沈着

炎症性色素沈着はニキビや怪我などで、なんらかの炎症がおきた時に出来るシミの一つです。色は褐色から黒褐色で、形は炎症の度合いによって異なります。

ほとんどは時間と共に薄くなっていくのですが、紫外線のダメージの蓄積やお肌のターンオーバーが滞るとお肌に残ってしまい、色素沈着がおきて炎症性色素沈着というシミが出来てしまいます。

以上のことから「くすみ」や「しみ」が美白を阻む大きな要因であると言えることがおわかりいただけたかと思います。