野菜不足・便秘のニキビケアは青汁がおすすめ！3つの効果とは

2.青汁が野菜不足や便秘が原因のニキビに効果がある3つの理由

青汁が野菜不足が原因のニキビや便秘が原因のニキビに効果があることは、少しおわかりいただけたかと思いますが、青汁が野菜不足や便秘が原因のニキビに効果がある3つの理由について説明してまいります。

2.1ニキビの改善に効果的な栄養素が豊富

出典 |ハービックス　　

青汁には、豊富な栄養素が含まれていいるため、ニキビ改善に効果的といわれます。先述でも説明しました、野菜不足の方にできるニキビに対して、とても有効です。

青汁のほとんどのものに含まれる栄養成分とその働きを紹介してまいります。順にご覧ください。

■ビタミンA

ビタミンAの働きは、肌の粘膜を健康に維持します。さらに、ビタミンAは免疫力やバリア機能に関わっていて、ビタミンEの働きをさらに強くする作用をもっています。ビタミンAの不足により、肌の保湿力の低下、ニキビ、肌荒れなどの肌トラブルを起こすことが多くなります。

ビタミンAを含む食材は・・・レバー・うなぎ・ニンジン・ほうれん草・かぼちゃなどに多く含まれています。

■ビタミンB2

ビタミンB2の働きは、肌の細胞の再生や合成、粘膜保護に関係しています。ビタミンB2の不足により、抵抗力の低下、肌荒れ、口内炎、口角炎といった粘膜の周りのトラブルを起こすことが多くなります。

ビタミンB2を含む食材は・・・レバー・うなぎ・卵・ヨーグルト・納豆などに多く含まれています。

■ビタミンB6

ビタミンB6の働きは、新陳代謝を促進します。肌や粘膜などの健康を維持することに大きく関係しています。さらに、ホルモンバランスを整える働きやアレルギー症状を緩和させる働きも持ち合わせています。

ビタミンB6の不足により、アレルギー皮膚炎が起こりやすくなります。また、動脈硬化、PMS（月経前症候群）なども起こしやすくなります。

ビタミンB6を含む食材は・・・レバー・さんま・大豆・バナナ・卵などに多く含まれています。ビタミンB6は、冷凍したり、加工してしまうと栄養成分が壊れてしまうので、新鮮な食材でしか摂取することができない栄養成分です。

■ビタミンC

ビタミンCの働きは、美容ビタミンとして知られています。コラーゲンの生成に関係しています。さらに、有名な美白効果や抗酸化作用があるため、白くハリのある美しい肌を維持するためには、欠かすことのできない成分です。

ビタミンCの不足により、肌が老化しやすくなる以外に、抵抗力の低下、出血しやすくなります。

ビタミンCを含む食材は・・・柑橘系・いちごなどの果物・野菜・緑茶などに多く含まれています。

ビタミンCは体内に吸収しやすいのですが、体内に溜めておくことができないので、摂取後2時間から3時間で排出されてしまうのです。多く摂った場合も余分は排出されてしまいます。ですから、毎日一定に摂取することが大切になります。

■ビタミンE

ビタミンEの働きは、強い抗酸化作用があり、血行をよくする効果があります。若々しく美しい肌にする作用があります。ビタミンA・ビタミンCなどには、ビタミンEの働きを強くする作用をもっているので、これらの成分を同時摂取することで効率的になります。

ビタミンEの不足により、肌の抵抗力が失われてしまい、シミが発生するなどの肌老化が進行します。

ビタミンEを含む食材は・・・ナッツ類・うなぎ・豆腐・ほうれん草・かぼちゃ・モロヘイヤなどに多く含まれています。

■カルシウム

カルシウムの働きは、骨と歯を強くするミネラルのイメージが強くもたれていると思いますが、実は新陳代謝の促進に大きく関係しています。

カルシウムの不足により、肌トラブルを起こしやすくなってしまいますが、カルシウムが十分に摂取できていると、ニキビができても治りが早くなります。

カルシウムを含む食材は・・・乳製品・大豆製品・小魚以外に、ケール・小松菜・モロヘイヤなどの緑黄色野菜に多く含まれています。

■マグネシウム

マグネシウムの働きは、カルシウムと同じく骨や歯の形成に関係しています。実はマグネシウムも肌に対して大切な役割を担います。最近、マグネシウムの摂取により、アトピー性皮膚炎の症状緩和の報告がありました。

マグネシウムの不足により、肌のバリア機能低下、肌細胞の新陳代謝の衰え、肌トラブルを誘発するためニキビに対して要注意なのです。

マグネシウムを含む食材は・・・野菜・豆類・魚類・魚介類・海藻類などに多く含まれています。マグネシウムは加工された食品に含まれるマグネシウムの含有量は減少していますので、新鮮な食材からの摂取をするようにしましょう。

■亜鉛

亜鉛の働きは、新陳代謝を助ける働きをする酵素をつくる材料となります。亜鉛は肌や粘膜の健康を保つために欠かすことのできないミネラルです。

亜鉛の不足により、皮膚炎が起こりやすくなる、肌荒れが起こる、肌トラブルの治りが悪くなるなどがあります。

亜鉛を含む食材は・・・カキ・うなぎ・レバー・納豆・玄米などの多く含まれています。微量ミネラルの中でも摂取がしにくく、さらに不足しやすい成分なのです。

■鉄

鉄の働きは、全身に酵素を運ぶとともに、細胞の活性化を担っているのです。

鉄の不足は、「貧血」というイメージを多く持たれている方もいらっしゃると思いますが、体への影響はそれ以外にもあるのです。鉄が不足すると、肌のターンオーバーが乱れ、コラーゲンの生成する力の低下が起こるといわれます。

鉄を含む食材は・・・レバー・ひじき・大豆製品・ほうれん草・小松菜・プルーンなどに多く含まれています。鉄は体に吸収されにくいミネラルであるため、ビタミンンC・たんぱく質とともに摂取することで、体への吸収力が高まります。

※ほとんどの青汁には、上記で説明しました栄養素が含まれていますが、栄養成分の配合量やバランスなどは、それぞれの商品によって異なりますので、栄養成分表示を確認した上で青汁を選ぶとよいでしょう。

2.2青汁で便秘解消！ニキビ改善！

出典 |青汁LAB　　

青汁は、ニキビやさまざまな症状を改善することができるのです。

■便秘が原因のニキビのメカニズム

便秘が原因で起こるニキビは以下のような順で起こります。

• step1　体内に老廃物が蓄積
• step2　蓄積したたんぱく質や脂肪から毒素が発生する
• step3　毒素が血液に溶け込み体内に運ばれる
• step4　毒素が顔や皮膚で毛穴の詰まりと結合する
• step5　ニキビが発生する

以上の老廃物が原因である便秘に対して、青汁に豊富に含まれる食物繊維が、腸内の老廃物を絡め取るため、排泄をスムーズにできるように導きます。

便秘が改善できることで、体内の毒素も同時に排出されるため、さらに、腸内環境が整うことで、免疫力がアップします。人間の免疫細胞のおよそ2/3は腸にあるとされていて、腸を「第二の脳」とも呼ばれる重要な器官であることを表現しています。

そのため、ことで効果も腸がキレイになるテキメンに現れます。ニキビは免疫力が高まることで、できにくくなることや、ニキビができてしまった場合でも悪化させずに早く治ります。

2.3青汁は肌のターンオーバーを促す作用がある！

出典 |ギャルマニア　　

ニキビが悪化して炎症を起こしてしまい、ニキビが治った後にニキビ跡が残ってしまうケースが少なくありません。このニキビ跡の種類の中には、青汁を飲むことでニキビ跡を改善することができるものがあります。

先述で説明したように、腸内環境が整うことで新陳代謝が促され、肌のターンオーバーが正常化になるのです。青汁に含まれる栄養成分には、ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンEなどの代謝を高める働きの成分や、抗酸化作用の働きをする成分が豊富に含まれているため、ニキビ跡も少しずつ改善していうことが期待できます。

そのためには、新たにできるニキビをニキビケアで予防することも必要となります。青汁を飲むだけでのニキビケアだけでなく、肌にやさしい適切なスキンケアをすることは欠かすことはできません。それどころか、生活習慣全ての見直しも必要になってくる場合もあります。

また、ニキビ跡の改善は、短期間で結果がでるものでは決してないのです。少なくても数カ月。ニキビ跡の状態などによって数年かかる長期戦で対策していく必要があります。

ニキビ跡が消えるまでには、肌のターンオーバーを幾度も繰り返すことが必要になります。肌のターンオーバーの周期は、年齢を重ねることで少しずつ長くなるからです。「1ヵ月青汁を飲んだけど、効果がでなかったから、飲むのをやめてしまった」という対策は、実はもったいない話になります。

ニキビ跡でも、赤いニキビ跡は治りが比較的早いのですが、色素沈着した茶色のニキビ跡の改善は時間がかかると思ってください。ですが、青汁を継続して飲み続けていることで、徐々に薄くすることは可能なのです。

しかし、凸凹のクレーター状のニキビ跡の改善は、ダメージが真皮層まで及んでいるので、青汁の効果は残念ながら得られないといわれます。クレーター状のニキビ跡の改善には、専門の医療機関での治療が必要になります。

ですが、青汁を継続して飲むことは無駄にはなりません。時間がかかるものの少しずつ目立たない肌状態にしていくことは不可能ではありません。それにともない、新しいニキビの予防にも繋がるからです。

★肌のターンオーバーの年齢別周期

• 10代・・・20日
• 20代・・・28日
• 30代・・・40日
• 40代以上・・・55日

このように年齢によって、肌のターンオーバーの周期が長くなります。(一般的にいわれる平均的な日数です）