3.家庭で使えるレーザー美顔器
出典 | 家庭用フラクショナルレーザー美顔器の口コミ体験記
ここまで、シミとそのシミを消し去るレーザー治療について解説してきましたが、いよいよ本題の家庭用レーザー美顔器についてです。
3-1.家庭用のレーザー美顔器とは？
家庭で使用できるレーザー美顔器があります。これは医療機関のレーザー機器と比べ、出力レベルが大幅に抑えられ万一目に当てたとしても安全な設計となります。
■医療機関のレーザー機器と家庭用レーザー美顔器の違い
医療機関で使用されるレーザー機器は、専門のスタッフにしか操作することができない非常に効果が高い機器ですが、その分痛みがあり麻酔を必要としたり、施術後に腫れを伴うのでダウンタイムが必要となります。
それに比べ家庭用レーザー美顔器は、すぐにシミが消えるほどの即効性がない代わりに、出力レベルを低くして設計されている美容器のため、痛みもそこまでではありません。レーザーを当てた瞬間には多少の痛みはあり肌が赤らみますが、一過性のものですので心配ありません。洗顔をして、通常のスキンケアをしてからレーザー美容器を使い、照射後は肌を冷やすという手軽な手順でできるお手軽さが嬉しいとこです。
ただし、日焼けをしていたり、敏感肌やアトピー肌の人、ニキビがたくさんある状態などの人は使用を避けたほうが良いでしょう。
■レーザー美顔器で消すことが可能なシミの種類に気をつける
先ほど、レーザー治療と相性のよいシミの種類を解説しました。これは医療機関でも家庭でも、レーザーを使う場合は同じです。消したいシミの種類を確認してから使用するようにしましょう。
■家庭用レーザー美顔器の効果とメリット
効果はレーザー治療と同様で、シミを取り除くだけでなく、シワやたるみ、お肌のくすみなども解決してくれ、健康で透明感のある美肌へと導いてくれます。
さらに最大のメリットは低コストで済む点です。レーザー治療による効果は１度の照射ではなく、複数回、数か月にわたる場合があります。それにより治療にかかる費用が多額になる恐れがあります。それに比べ家庭用美顔器は、受電をすれば何回でも何年でも使用可能です。
■レーザー美顔器の使い方
まず使用する時間帯ですが、夜使用するようにしましょう。使用する際の手順です。
- メイクを落とし洗顔をして、肌を清潔にする。
- 化粧水などのスキンケアアイテムはつけない。
- サングラスなどで目を保護する。
- 頬片方、頬片方、おでこ、あごと顔を４分割して、１つのエリアごとにレーザー美顔器を照射する。
- 終了後にいつも通り、しっかりと保湿をする。
初めて使用する人は、顔に照射する前に手などで試してみてください。チクっとする痛みの感覚を体感してから顔に照射しましょう。
照射後には赤みが出る場合もありますが、翌朝には気にならなくなります。通常通りメイクも可能です。
3-2.レーザー美顔器の選び方
家庭用レーザー美顔器を選ぶ際に重要なのは、安全で確実な効果を得ることができるか否かです。
■安全面は「ＦＤＡ認可」をチェック
医療機関のレーザー機器と比べれば出力は格段と落ちますが、やはりレーザーを顔に当てる美顔器なので、安全面は重要です。
そこれチェックして欲しいのが「ＦＤＡ認可」です。ＦＤＡは、アメリカの保健社会福祉省に属する機関で、食品や医薬品などについての安全性と信頼性の厳しい審査を行っています。この認可がある商品は信頼できると言ってよいでしょう。
ただし、目の付近に当ててしまうなどの問題が起こしてしまうと、危険が非常に高くなってしまうので、目の付近に利用することは避けてください。
■効果面は「フラクショナルレーザー」をチェック
出典 | 家庭用フラクショナルレーザー美顔器の口コミ体験記
販売されている美顔器には「フラクショナルレーザー」と「光照射」という大きく２種類が存在します。
「光照射」はエステなどで行われる治療に使われます。これは肌に対して効果的なＬＥＤの光を照射する仕組みです。 このＬＥＤには白、赤、青の３種類の光があり、それぞれの色によって効果が異なります。基本的に１つの美顔器ではそのうちの１種類の光しか照射できないので、自分が希望する効果をもった美顔器を購入する必要があります。
- 白の光：新陳代謝を高める作用があり、肌のたるみの改善やリフトアップ効果があります。
- 赤の光：コラーゲンを増幅させる作用があり、肌のしみやくすみの改善と共に、弾力を回復させる効果があります。
- 青の光：殺菌作用があり、ニキビやニキビ跡を改善する効果を期待することができます。
「フラクショナルレーザー」は医療機関で行われるレーザー治療と同じ種類のレーザー照射です。光照射の３種類の光で行える効果のほぼ全てを１台で行え、肌の自然治癒力を引き出す効果があります。シミ取りなどに使用する家庭用美顔器をお探しなら、効果の高いフラクショナルレーザーをお勧めします。
フラクショナルレーザーは、レーザーで皮膚に小さな穴を開けそこから新しい肌を作り肌を再生させていくという治療法です。医療機関で行う場合には、数日～数週間（照射レベルなどによって差がある）肌の赤みがとれなかったり腫れがおきる場合も有ります。この期間をダウンタイムと呼びます。ダウンタイム中はメイクができなくなるという悩みが発生します。
家庭用レーザー美顔器の場合は、直接働きかけるまでは同じですが、レーザーの出力レベルを最小限に抑えて作られているため、皮膚に穴をあけずに刺激だけ与えることが可能になります。これにより、術後のダウンタイムなしに日常生活を送ることができます。
3-3.まずは最低３か月以上毎日一定時間使用を継続する
シミ取りに家庭用美顔器を使う場合、まずは時間がかかることを理解して、気長にチャレンジしましょう。シミの程度にもよりますが、短期間で消すことはできないので、毎日継続して照射することが大切です。
効果をあげる為に、長時間レーザーをあてたり、日に何度もあてたりすることは肌に負担をかけてしまうことになるので避け、取扱説明書に従って使用時間を守り、毎日継続をして、最低でも３か月間以上使用を継続しましょう。
家庭用美顔器の場合、毎日照射を２か月間続けることで、医療機関の３〜５回分と同等の効果が期待できます。充電するだけで何回でも使用できる家庭用美顔器の方が、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。
3-4.適正角度でレーザーを照射する
レーザー美顔器を上手に使うためには、照射する角度が重要になります。適正角度で照射できているかの確認は、レーザーを照射した瞬間の感覚でチェックしてみてください。
レーザーが当たっているのに何も感じない場合は、レーザーが効いていない可能性が高く、照射角度に問題があります。少し角度を変えて照射を行い、チクっとする感覚が発生する角度を探しましょう。
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