ホクロが多くても脱毛器は使っていい？家庭用脱毛器の正しい使い方

4.正しい家庭用脱毛器の使い方

おすすめ家庭用脱毛器について話しましたが、大事なのは正しい使い方をすることです。ホクロやシミの上から脱毛器は当てられるのでしょうか？

4-1.ホクロに脱毛器の光は当てられない

フラッシュ脱毛器の光はメラニンの黒色に反応し、熱ダメージを与えます。これはレーザー脱毛器でも同じ理屈です。通常は肌を通り越し、毛根にあるメラニンにだけ反応します。

ホクロはメラニン色素の塊です。つまり、黒色に反応する脱毛器はホクロやシミの黒色にも反応してしまうのです。よってホクロやシミには脱毛器は照射できません。

もし照射すれば、ホクロの黒色に反応し熱ダメージを与えますので、火傷になります。危険なので、絶対にホクロやシミに脱毛器を照射することは止めましょう。

■家庭用脱毛器と使用する際のホクロ対策

ホクロやシミへの脱毛器の照射はできませんが、ホクロの周辺にムダ毛が生えていることもあります。どのように処理を行えばよいでしょうか？

まず小さめの丸いシールを用意します。市販の「エーワン」などのシールで良いでしょう。色は脱毛器が反応しない白色です。

これをホクロやシミに貼ります。大きなシミの場合は、白いテーピング用のテープなどで隠してしまいましょう。

このようにホクロやシミをテープで保護すれば、気にすることなく脱毛器を照射できます。広範囲を一気に照射する方が処理が楽に、短時間に済ませられます。ぜひ白いシールをうまく活用してみてください。

4-2.色白でもちもちお肌が脱毛には向いている

出典 |　肌ラブ　

家庭用脱毛器と使用する際に、効果が出やすい肌質は色白でもちもちお肌です。具体的にどんなケアをすればよいでしょうか？

■脱毛前も脱毛後も保湿はしっかり

まず大切なのは保湿です。水分をたくさん含んだもちもちの健康な肌は、痛みを感じにくくだけではなく照射パワーを上げることができ、脱毛効果が高まります。

保湿で大切なのは毎日の継続です。高価なものを使う必要はないので、手頃なボディークリームを入浴後に毎日欠かさずに塗ることを心がけましょう。ワキの保湿も忘れずに行ってください。

特に肌が乾燥していると感じるときには、水分＋油分のケアがオススメです。化粧水＋乳液の組み合わせです。

脱毛後の１週間は特にいつも以上に保湿をしましょう。脱毛によってダメージを受けている肌は、水分量も少なくなっています。いつも以上のケアが必要です。

ただし、脱毛直後にクリーム等の使用は避けましょう。半日以上たって肌への影響がないことを確認してから、保湿をするようにしましょう。

■こんがり日焼け肌はＮＧ

メラニンの黒色に反応し、熱ダメージを与え脱毛するのが脱毛器です。よって、日焼けによるこんがり肌は絶対にＮＧです。

日焼けとは紫外線によって肌の中でメラニン色素が大量につくられ、肌が黒くなってしまう現象です。メラニンの黒色に反応し、熱ダメージを与え脱毛するのが脱毛器は、日焼けによるメラニンにも反応してしまいます。

さらに恐ろしいのが、日焼けした肌は水分が奪われガサガサ状態である点です。ガサガサの乾燥肌は、より脱毛器による痛みが強くなってしまいます。

日焼けによる紫外線でホクロもできやすくなります。ホクロが増えれば脱毛にも手間がかかり、悪影響になります。

紫外線による日焼けは脱毛にとって何一つプラスになりません。常に日焼け止めを塗ること、外出時には帽子やサングラスを身につけることなどの紫外線対策を徹底し、脱毛に適した色白でもちもちお肌をキープしましょう。

■カミソリより電気シェーバーを

脱毛の直前、または前日には脱毛範囲をシェービングする必要があります。

メラニンの黒色に反応し、熱ダメージを与え脱毛するのが脱毛器ですが、「毛穴の中に毛根が見えている状態」でしか効果的な施術は行えません。よってムダ毛を１mm程度の長さにする必要があります。

ここで大事なのは、ムダ毛処理に使う道具です。

多くの人はカミソリを使ってムダ毛を処理していませんか？カミソリは肌に直接触れ、肌への負担が大きく、また風呂場などで使用するため、雑菌が心配されます。

おすすめなのはカミソリより電気シェーバーを使うことです。電気シェーバーは、肌に直接刃があたらないので、肌を傷つける危険性がなく、安全面でも優れていると言えます。一定の深さで剃ってくれるので、深く剃りしすぎる心配もありません。

価格的にも手頃な電気シェーバーは、脱毛時期には欠かせないアイテムになります。ぜひ早めに始めてみてください。