ホクロが多くても脱毛器は使っていい?家庭用脱毛器の正しい使い方

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3.家庭でも使える脱毛器

ホクロについて解説してきましたが、次は脱毛器について紹介します。

脱毛は、近年では家庭用脱毛器で手軽に行えるようになりました。サロンで行う脱毛は高額で手が出なかった人にとって、なんとも画期的な脱毛器です。

3-1.家庭でも使える脱毛器の種類

出典 | お肌の悩みに合った美顔器の選び方 

家庭で使える脱毛器には、いくつか種類があります。性能などの特徴を比べてみましょう。

レーザー式家庭用脱毛器

黒い色(メラニン色素)に反応するレーザー照射により、毛根やその周辺組織を熱破壊させて脱毛する方法です。永久脱毛が可能になります。

高い出力の照射パワーにより永久脱毛する方法で、一般的には医療機関などで専門医により取り扱われる脱毛手法です。家庭用のレーザー式脱毛器は、専門医以外が扱うため、医療機関などに比べてかなり低い出力の照射パワーになります。よって、医療機関等よりは効果が下がり、照射回数を増やす必要があります。

またレーザー脱毛のデメリットは、一度に処理できる範囲が狭いこと、そして多少の痛みを伴うことです。ムダ毛にダメージを与えて引き抜くという行程は、どうしても痛みを伴います。痛みには個人差がありますので、この痛みが苦痛でない人は、レーザー脱毛がおすすめになります。

フラッシュ式家庭用脱毛器

レーザー脱毛とフラッシュ脱毛はよく似ています。違いは出力される照射パワーと波長です。

フラッシュ脱毛は、複数の波長で広範囲に照射するのが特徴です。そのためレーザー脱毛より広範囲を一気に処理することが可能になります。出力されるパワーも低いので、痛みもほとんど感じません。

デメリットは、レーザー脱毛より1回の威力が下がるので、脱毛回数が多くなる点です。少し流いスパンで脱毛に取り組む必要があります。

サーミコン(熱線)式家庭用脱毛器

サーミコン式はここ最近開発されたばかりの脱毛器で、熱線に触れた毛を焼き切る方法で脱毛します。毛根にもその熱が伝わるため、毛が生え変わる周期が長くなるといわれています。

ただし、熱エネルギーによってムダ毛を焼いているだけなので、永久脱毛ではありません。毛が生えてくるのが遅くなるという利点のみです。除毛という解釈で良いかもしれません。

3-2.家庭用脱毛器のおすすめは?

家庭用脱毛器として主流の3種類を紹介しました。この中でいちばんのおすすめは「フラッシュ式家庭用脱毛器」です。

理由の1つ目は、広範囲を処理できる点です。レーザー脱毛と比べて効果の下がるフラッシュ脱毛ですが、1回に処理可能な範囲はレーザー脱毛よりも広範囲になります。医療機関で行うレーザー脱毛は、広範囲を比較的短時間で除毛することができますが、家庭用の場合は圧力も下がり範囲も狭まります。

2つ目の理由は、フラッシュ脱毛の方がレーザー脱毛に比べ痛みが少ない点です。ごく一部の狭い範囲を脱毛するだけなら痛みにも耐えられますが、腕・脚・ワキなどの先進脱毛を考えるなら、痛みの少ないフラッシュ脱毛の方が楽に続けられます。

脱毛はある程度長期で挑まなければなりません。なぜなら毛が生える周期が関係しています。今目に見えているムダ毛は、全体量の3分の1程度です。よって全ての毛に脱毛器を照射するには、1〜2年程度の時間がかかあります。ツルツルスベスベ肌を手に入れるためには、時間がかかることを覚悟しましょう。

このように長期スパンで挑む脱毛なので、痛みがあると途中で断念してしまう可能性があります。痛みが少なく、1回に広範囲を処理できるために短時間で済むフラッシュ脱毛の方が、家庭で行うには向いていると言えるでしょう。


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