正しい半身浴の効果とやり方で、もっと美容と健康に役立てる８項目！

6.半身浴で冷え性が治る？

6.1.半身浴で冷え性が治るって本当？

半身浴は、冷え性の改善に良いというのを聞きますよね。
実は、これも嘘なんです。

確かに、湯に浸かっている間は温まっていますが、お風呂からあがればだんだん冷めていきます。
冷え性の方は、冬場、お風呂あがりにすぐに靴下を履きませんか？
床に熱を吸われて、すぐに冷たくなってしまうからですね。

冷え性の原因は、運動不足による筋肉量の減少や、血流の悪化などに原因があります。

ですから、お風呂に入って座っているだけでは冷え性なんて改善できません。

6.2.間違えない、冷え性対策

ただ、たとえ体温が冷めてしまったとしても、身体が温まることにはメリットがあります。
冷え性のせいで、夜が寒くて眠れない・・・という方でも、お風呂上りに体温が下がるときに睡眠に入れば、温まった身体で布団に入ることができます。

冷え性が進行すると、靴下を履いたまま寝る方もいらっしゃると思いますが、実はかえって血行を悪くしてしまっているのです。
脱・靴下のためにも、身体を温め、また、体温を保てるように半身浴を行いましょう。

身体が冷え切ってからでは、布団が冷たくて寝づらいですよね。
体温が下がると眠気を誘うので、早く寝てしまうのがおススメです。

入浴剤も、カプサイシンなどの温浴効果が高いものを積極的に利用して、身体を温めましょう！

6.3.冷え性対策の正しい半身浴の方法

冷え性を改善することはできませんが、冷え性をマシにして寝やすくするためには、半身浴は効果的です。

熱すぎるお湯は効果がありません。
38度くらいのお湯に、長時間浸かります。
腕は上半身ですので、できるだけお湯には浸けないようにしましょう。

でも、ずっとお湯の外に出しっぱなしでは手先が冷えてしまいますよね。
たまにお湯に浸けて、温まったらお湯を拭きとる、というサイクルで、対処しましょう。

半身浴は下半身だけをお湯につけるということです。
肩がでているので、当然冷えてしまいます。
乾いたタオルを肩にかけて、冷えから守りましょう。