目指せ、小顔美人！顔痩せに絶対成功するヒケツとポイント

また、リンパマッサージだけではなく、エクササイズによっても表情筋を刺激し、リンパの流れを改善することができます。その方法はいろいろありますが、代表的なものを以下の通りです。

口角を上げるエクササイズ

笑った時のように表情筋の力で口角を引っ張りあげます。そのまま目大きく見開きます。それで3分キープします。

風船膨らませエクササイズ

口の中に空気をためて、風船が膨らむように頬を目一杯膨らませます。膨らませた状態で20秒キープし、息を吐きだします。これを30回繰り返します。

あいうえおエクササイズ

「あー、いー、うー、えー、おー」と、なるべく大げさに口を動かして発声します。これも「あ」から「お」までを10回繰り返します。

2-2　食生活を改善する

上で書いたように、むくみの原因には偏った食事ということも多いのです。ですので、食生活の改善を目指しましょう。

2-2-1　カリウムの豊富な納豆などを食べる

むくみは細胞の中に水がたまりすぎるからと書きましたが、それを調整してくれる栄養素がカリウムです。カリウムは納豆や、じゃがいもやサツマイモなどの芋類、バナナやアボカドなどの果物類にも多く含まれていますので、積極的にメニューに入れましょう。

2-2-2　塩分の多い食べ物は避ける

先に書いたように塩分は細胞内に水分をとりこみむくみの原因になります。とらなさすぎると熱中症になるので適度な塩分は必要ですが、塩辛い干物などを避ける、日頃の料理の時に塩分を少なめにして薄味にする、減塩の調味料を使う、などを心がけましょう。

2-2-3　利尿作用のある大豆食品を食べる

むくみをとるのには、利尿を促進することが効果的です。食品としては、やはり納豆を含めた大豆食品、スイカ、とうもろこし、飲み物ではコーヒーや紅茶などです。ただし、コーヒーや紅茶はカフェインが多く、飲み過ぎは睡眠不足や自律神経のバランスを崩すストレスの原因にもなるので注意しましょう。

2-2-4　糖分、脂質の多い食品を控える

これはごく当たり前のことですが、肥満は当然顔痩せにつながりません。甘いお菓子やレトルト食品、脂身の多い肉類などは避けるようにしましょう。

2-2-5　お酒を控えめにして、良質なタンパク質を食べる

まず、お酒は血液のどろどろ、そして代謝の悪化につながりますので、適度にとどめましょう。さらに、お酒はアルブミンという肝臓で作られるタンパク質の生成を邪魔します。アルブミンは、さまざまな働きをしていますが、その中の1つが、血液の濃度を調整して血管の内側と外側の水分のバランスを保つことです。したがってこれが減ると、バランスが崩れてむくむのです。ですので、お酒を適度に抑えるのと同時に、大豆や魚、赤身の肉などの良質なタンパク質をとってアルブミンを補充しましょう。

3　ぜい肉をとって顔痩せを目指す

むくみが原因ではなく、ぜい肉や皮下脂肪のたるみが原因で顔が大きくなっている場合は、以下の方法で顔痩せを目指しましょう。

3-1　エクササイズで表情筋を鍛える

表情筋は約30種類以上あり、表情を作るとともに皮膚と皮下脂肪をしっかりと保持して顔のたるみを防いでいますが、実はその表情筋のうち実際には約30％ほどしか使われていません。ですので、少し頑張って鍛えれば、いくらでも表情筋は強くなるはずなのです。そのために1番早道なのが表情筋のエクササイズです。具体的には以下のような方法を実践しましょう。

3-1-1　舌を使って表情筋を鍛えるエクササイズ

上を向いて、舌の先を思い切り伸ばします。イメージとしては自分の舌が見えるくらい頑張りましょう。それによって首筋が引っ張られていたら、正しいエクササイズができています。これを5秒キープするだけです。スマホを触りながら、お風呂に入りながら、トイレに行きながら、どこでもできます。

3-1-2　頬のたるみを解消するエクササイズ

口を大きく開けて「あ」の形を作ります。次に唇を突き出して「お」の形を作ります。これを10回繰り返します。

3-2　スキンケアで顔のたるみを解消する

むくみが原因で顔が大きくなっていた時にはリンパへのアプローチが適切でしたが、純粋に皮下脂肪や皮膚のたるみの場合は、皮膚、皮下組織、表情筋へのアプローチとして、スキンケアを頑張ることが効果的です。

3-2-1　フェイシャルマッサージをしっかりと

洗顔後に保湿クリームを塗ったら、そのクリームでフェイシャルマッサージをしっかりと行いましょう。顎を手のひらで包んで、そこから両方へ上方向に引き上げます。表情筋の引き締めだけではなく、化粧品の成分の吸収も促進できます。ただし、マッサージ効果を上げるために力を入れすぎると、皮膚が伸びる恐れがありますので、少し弱いと思うくらいの力で行いましょう。

3-2-2　コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸入りのスキンケアを選ぶ

たるみの原因にはもう1つあります。それは皮下組織で肌の弾力を保っている、コラーゲンなどが加齢とともに減少してしまうことです。ですので、それを補充してくれるコラーゲン配合のスキンケアを使うようにしましょう。また、併せてコラーゲン組織をつないでいるエラスチン、コラーゲンの間で水分を保つヒアルロン酸が配合されていれば、さらにGoodです。

3-3　顎の使い方に注意する

食べ物を噛む時のクセ、普段暮らしている時の顎に関わるクセは、表情筋を硬くし、それによって顔を大きく見せてしまいます。そのクセを治して表情筋を柔軟に鍛え、顔痩せを目指しましょう。

3-3-1　よく噛んで食べる

これは食事の時にできるエクササイズのようなものですが、よく噛むことによって表情筋が鍛えられ、顔痩せにつながります。ですので、するめや小魚、ごぼうやすじ肉など歯ごたえがある食べ物を意識してメニューに加えましょう。また、歯の片側だけではなく、バランスよく左右で噛むようにしましょう。

3-3-2　歯ぎしり、食いしばりのクセを直す

緊張している時だけではなく、普段から歯を食いしばるクセを持っている人がいます。これは顎関節に負担をかけることや、歯を傷めるだけではなく、表情筋の緊張にもつながります。歯ぎしりも同様です。これはぜひ意識をして直しましょう。

ただクセはなかなか直しにくいですから、たとえば「スマホを見たら顎に意識を向ける」などのルールを自分で決めて、その時に歯を食いしばっていたらゆるめるようにすると、だんだんとそのクセは直っていきます。歯ぎしりは起きている時であれば、同じようにな方法で対処できますが、寝ている時の歯ぎしりは自分では直しようがないので、歯医者さんに相談してマウスピースなどを作るのも方法です。

まとめ

いかがでしたか。

顔痩せをすると、身体が痩せた時以上に、全体的にスリムになったように見え、憧れの7頭身、8頭身に近づくことができます。まずは自分の顔が大きく見えてしまう原因をしっかりと探って、それに適した対策を実践するようにしましょう。