エラのニキビを治したい！エラにできるニキビのタイプと７つの解消法

2. あなたのエラニキビのタイプは？

出典 | PAKUTASO

それではさっそく、えらにできるニキビ、通称”エラニキビ”のタイプをご紹介します。自分のニキビの状態を把握することで、正しいケアをすることができます。さて、エラニキビはどのタイプでしょうか？

2.1 エラ部分にポツっとできるニキビ

ポツっと出来たニキビは、スキンケアやお風呂の入り方に問題があるかもしれません。あまり目立つこともなく、女性であればお化粧でカバーできます。少しの見直して改善しますので、病院に行かなくとも自宅でのケアで治ります。

ですが、ニキビが次々と出来たり、あるいは悪化して赤ニキビや膿ができてくる可能性もありますので、長引くようであれば治療が必要になってきます。

2.2 エラ部分にニキビが大量発生！？

急に大量発生する場合はスキンケアだけでなく生活の見直しが必要です。ストレスは溜まっていませんか？生活習慣は乱れていませんか？ストレスや生活習慣の乱れはニキビの大敵です！大量発生する方はホルモンバランスを整えていく必要があります。あまりに長引くようであれば病院に行き、適切な処置をしてもらいましょう。

ポツポツとたくさんできると気になってついつい触ってしまいがちですが、手にはたくさんの雑菌が付着しているので極力触らないよう意識しましょう。生活を見直して、原因を解消していきましょう。

2.3 思春期ニキビ？大人ニキビ？

思春期ニキビは、ホルモンの変化に伴う皮脂の過剰分泌や皮膚の汚れが原因です。大人ニキビは、ストレスや冷え、生活習慣の乱れなどが原因です。１０代までは”ニキビ”、２０代以降は”吹き出物”と聞いたことはありませんか？まさに、”ニキビ”が思春期ニキビ、”吹き出物”が大人ニキビと言っても過言ではないでしょう。

ご自身の年齢に合わせて原因を絞っていくことで早い完治が見込めます。女性の場合は、冷えによるものだったり月経前のホルモンによるものだったりします。ニキビが発生する時期などをカレンダーにメモすると傾向がわかって治療しやすくなります。

片方のエラにだけできるニキビ

片方のエラだけにニキビができる方は、寝具の汚れや頬杖が原因かもしれません。人間は寝ている間に200ccもの汗をかくと言われています。小さな牛乳パック１本分です。汗にはお風呂で落としきれていない汚れや皮脂も含まれているので、ニキビがなかなか治らない方は毎日枕カバーを替えたり、枕に毎日キレイなタオルでカバーするなど清潔に保つ工夫をしましょう。

また、意識せずに行っている頬杖は、手の汚れで肌に雑菌がつくだけでなく、骨格の歪みにもつながります。もし頬杖がクセ付いてしまっている方は意識して止めるようにしましょう。骨格が歪んでしまうと血流やリンパの流れが悪くなり、ニキビができてしまう原因になります。

血管が身体中に血を巡らせてくれ、リンパは体の老廃物を運んでくれる大切な器官。リンパの流れが悪くなると老廃物が排出されにくくなり、むくみやニキビが発生してしまうんです。頬杖だけでなく肩こりや冷えで悩んでいる方もニキビができやすいので、適度に運動したり体が冷えないよう工夫しましょう。

2.5 両方のエラにできるニキビ

両方のエラにできている方は、上記のような「寝具の汚れ」「頬杖」「血流・リンパの流れが悪い」といった原因の他に、自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れ、栄養不足などが考えられます。原因は１つとは限りません。複数の事柄がリンクしてニキビが発生している場合があるので、１つずつ解消していくことが大切です。

ニキビが発生する前の生活と、ニキビが発生した時の生活で変わったことはありませんか？例えば、季節が変わってニキビが発生した方は、服に原因があるかもしれませんし、お肌の水分が不足して乾燥のせいでニキビができている可能性もあります。

男性の場合はひげ剃りに原因があるかもしれません。普段使っているシェーバーは清潔ですか？シェービング剤はしっかりと洗い流せていますか？特にシェーバーは雑菌が繁殖しやすいです。使用後は乾燥させたり、適度に歯を取り替えるなどしましょう。

2.6 首・頬・顎にも発生している

エラだけにできているニキビは、頬杖の改善や、寝具を清潔にすることで解消する場合が多いです。多くの方は、エラだけでなく首の周り、顎や顎下、頬にも広がっているのではないでしょうか？

ニキビが広がっていくと目立ちやすくなり気になりますよね。ポツポツっとできているニキビは指で取りたくなりますが、赤く跡になったり、そこから雑菌が入って悪化してしまうので、無意識に手で触らないよう意識しましょう。

また、首まわりや顎下に発生する場合は、シャンプー剤などのすすぎ残しがあるかもしれません。お風呂の入り方、洗顔の仕方など見直しが必要です。