5.痩せホルモン「GLP-1」の存在
LGP-1というホルモンが、痩せやすさのカギを握っていると言われます。これは「グルカゴン様ペプチド-1」の略で、食事をすると分泌されます。
この痩せホルモン「GLP-1」はどんなホルモンなのでしょうか?
5.1どんなホルモン?
食事をすると分泌されるGLP-1ですが、どんな働きをするのでしょうか?主なこのホルモンの働きは次のようなものがあります。
・満腹中枢を刺激する
・糖の吸収を抑える
・インスリンを分泌しやすくする
食事を開始してから分泌されるGLP-1は、きちんと分泌されれば満腹中枢を刺激してくれます。そのため食べ過ぎることがなくなります。
さらに糖の吸収を抑え、インスリンをきちんと分泌してくれれば、食事で摂った糖をきちんとエネルギーに変えてくれます。糖の代謝がよくなれば、糖が余ることがなく脂肪として蓄積することもありません。
5.2分泌量に個人差
GLP-1は誰でも分泌されるホルモンであり、これがみんな分泌されるのなら食べ過ぎることはなさそうですよね。
けれどもこのホルモンの分泌量には個人差があります。たくさん分泌される人は太りにくいですし、分泌の量が少ない人は太りやすいということになります。
では分泌量が少ない人は諦めるしかないのか?というと、そうではありません。次の項目の最後でこの痩せホルモンGLP-1を増やす方法をご紹介します。
6.食べても太らない体になる4つの方法
例えば胃の弁の緩さや、血糖値が上がらない体質は真似しようがありません。けれどもその他のところで食べても太らないところを真似すれば、その体に近づけるかもしれません。
今まで紹介してきた点を踏まえて、食べても太らない体になる方法を紹介します。
6.1腸内環境をよくする
腸内環境をよくすることで、蠕動運動が活発になり排便がスムーズになります。
腸内にはたくさん種類の菌がいますが、それらは大きく3つにわけられます。それが「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」です。
善玉菌や悪玉菌は、それぞれざっくりといえば良い菌と悪い菌と知っている方も多いでしょう。このうち善玉菌を増やすことで腸内の環境が良くなります。ただ、悪玉菌がゼロになってしまうと善玉菌の働きが鈍るので、ある程度悪玉菌もいなければいけません。
日和見菌というのは、善玉菌と悪玉菌のうち、勢力の強い方に加担する菌です。善玉菌が多ければ善玉菌を応援し、悪玉菌が多ければ悪玉菌のような働きをします。
一般的に、善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7の割合がよいとされています。
腸内環境がよくなり、善玉菌が優勢になれば、代謝が上がり太りにくくなります。また、善玉菌は脂肪の蓄積を抑える物質を出してくれるので、脂肪がたまりにくくもなります。
・バクテロイデスを増やす
痩せ体質の人の腸内に多いと言われているのが、バクテロイデスという菌です。これは善玉菌ではなく日和見菌で、痩せ菌とも呼ばれています。
このバクテロイデスは腸の中で色々な物質を作ってくれますが、そのうちのひとつに短鎖脂肪酸があります。この短鎖脂肪酸は、細胞に脂肪が入るのを防いでくれるので、太りにくい体にしてくれます。
バクテロイデスを増やすには、水溶性の食物繊維をたくさん摂ることが必要です。水溶性食物繊維は、キノコや海藻などに豊富に含まれていますので、これらを積極的に摂取したいですね。
・ビフィズス菌を増やす
既に紹介したように、痩せの大食いと言われる人の腸内にはビフィズス菌がたくさんいます。ですからビフィズス菌を腸内に増やすというのも一つの方法です。
ビフィズス菌といえばヨーグルトですよね。毎日ビフィズス菌入りのヨーグルトを食べているという方もいるでしょう。けれどもヨーグルトなどからの摂取は一時的なもので、数日で排出されることも多いです。
そうなると毎日ヨーグルトを食べ続けなければいけなくなります。習慣でそうなっているなら良いですが、ヨーグルトを毎日食べるのはしんどいという人にはつらいですね。
そこでおススメなのが、「ニンジン」「リンゴ」「バナナ」といった食材です。これらの食材は腸内にいるビフィズス菌を増やしてくれる作用を持っていて、ビフィズス菌そのものを食べるよりも効果的に腸内のビフィズス菌を増やせます。
6.2基礎代謝を上げる
基礎代謝は普段の生活の中の代謝能力です。実は運動などで消費するエネルギーよりも、はるかに基礎代謝で消費するエネルギーの方が大きいです。
ですからダイエットでは、この基礎代謝を上げる方が効率的に痩せられるということになります。基礎代謝が高ければ普段の生活で勝手に脂肪が燃焼してくれるのですから、特にダイエットをしなくても太らない体になります。
・肝臓を大切に
体の中で基礎代謝が最も多い場所は肝臓で、全ての基礎代謝の3割ほどを占めます。ですからまずは肝臓を大切に、健康に保たなければなかなか基礎代謝は上がりません。
特にお酒が好きという人は注意しましょう。たしなむ程度ならば良いですが、がぶがぶとお酒を飲む場合には、肝臓が疲れてしまっているかもしれません。
肝臓はお酒の他に薬も代謝します。体の中に入ってきた有害物質を無毒化してくれる大切な臓器なんですね。ですから薬をよく飲むという方も肝臓が弱くなりやすいです。
肝臓は少し機能低下が起きていても何の症状も出ない臓器ですから、症状が出る前に肝臓を労わってあげることが大切です。
ちなみに基礎代謝の量が多いのは、一番は肝臓、次いで脳、そして運動のときに使う筋肉となります。
・水分補給
水分が不足すると体の中の循環が悪くなり、基礎代謝が悪くなります。
水を飲む場合には、1.5~2Lくらいを1日で飲みましょうと言われます。もちろん、食事からの水分摂取量や、汗をかいた量などを考えて調節する必要があります。
例え喉が渇いていなくても、少しずつ水分を摂るのがよいでしょう。
・姿勢をよくする
姿勢の良し悪しはそのまま代謝の良さに直結します。姿勢が悪いということは、骨格がずれていることと同じで、内臓が正しい位置につけなくなります。
内臓が正しい位置にいないと、その内臓が十分な機能を発揮できなくなります。そうすれば消化にも影響が出ますし、血流も悪くなり基礎代謝が落ちてしまいます。
6.3褐色脂肪細胞を活発に
体脂肪をエネルギーに変えてくれる褐色脂肪細胞ですが、これが活発に働いてくれていることで、効率的に脂肪が燃焼されます。ではこの褐色脂肪細胞を活性化させるためには何をすればよいのでしょうか?
・褐色脂肪細胞がある場所を刺激
褐色脂肪細胞は、「首」「肩」「肩甲骨」「わきの下」といった場所にあります。つまりこのあたりの筋肉を使って褐色脂肪細胞を刺激してあげれば良いということです。
ストレッチなどをしてゆっくりと刺激しても良いですし、これらの部分を良く動かす水泳などもおススメです。特に、肩甲骨のあたりはなかなか意識しないと普段動かすことがありませんから、肩甲骨を大きく動かすようにストレッチするのもおススメです。
・寒い状況で活性化する
褐色脂肪細胞は、体温を生み出すときにエネルギーとして脂肪を消費してくれます。そのため寒い状況下の方が良く活性化してくれます。
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