食べても太らない人の秘密は何？太らない体になる4つの方法を伝授！

3.大食いタレントさんが太らない4つの理由

食べ物を紹介する番組などに、大食いのタレントさんが出てくることがあります。そうした大食いのタレントさんは、ほとんどが痩せていますよね。

人よりもはるかに多くの量を食べているのに、むしろ一般的な体型よりも痩せ型の人もいます。こうしたいわゆる痩せの大食いの、食べても食べても太らない人たちにはどんな秘密があるのでしょうか？

3.1血糖値が上がらない

炭水化物などの中には糖質が含まれます。糖質は野菜などの中にも含まれ、普通に食事をしていれば食事のたびに、人は糖質を摂取しています。

糖質を摂取すれば血糖値が上がるのが普通です。けれども、痩せの大食いの人はこの血糖値が上がらない傾向があります。血糖値が上がらないと満腹感も感じにくくなります。

痩せの大食いの人が血糖値が上がらないのは、インスリンの分泌量が少ないためのようです。

普通は高くなった血糖値を抑えるためにインスリンというホルモンが分泌されます。ただこのインスリンは脂肪の分解を抑制してしまうので、太りやすくなってしまいます。

このインスリンの分泌量が少なければ、太りにくくなります。

ただ、インスリンの分泌量に関しては自分でどうにかできるものでもありません。この点は分かっても真似できないところですね。

3.2胃の動きが活発

胃の動きが活発なことも、痩せの大食いの人の特徴です。食べ物は蠕動運動によって、どんどん下へと送られていきますが、その蠕動運動がとても活発です。

胃の動きが良いということは、胃の中に入ったものが十分に消化されないうちに腸へ送られるということです。十分に消化されていませんから、腸でも吸収されにくく、そのまま排出されてしまいます。

その分活発なのが排便で、普通の人よりも非常に排便がスムーズで活発に行われます。実際に痩せの大食いの人は、1日に何度も排便する人が多いようです。

さらに、食べ物の運搬量を調節するためについている、「弁」が緩いという特徴もあるようです。しっかりと弁が蓋の役割をしきれないので、より食べ物が胃の中に滞在する時間が短くなっていると考えられます。

3.3ビフィズス菌が多い

ビフィズス菌は、腸内にある善玉菌として知られています。ヨーグルトなどにも入っていることがあり、腸内環境をよくするために食べている人もいるでしょう。

このビフィズス菌が腸の中にあると、腸の蠕動運動が活発になります。このビフィズス菌も活発な排便に関係しているんですね。

痩せの大食いと言われる人は、このビフィズス菌の量が普通の人の2～4倍もあるといった特徴があります。

3.4褐色脂肪細胞が活発

褐色脂肪細胞というのは、体の中でエネルギーを消費して熱を発生させる細胞です。人の体は一定に状態を保とうとする働きがあるので、体温が下がりすぎないように保ってくれています。

この熱を発生させるときに、褐色脂肪細胞は脂肪を燃焼させます。

つまりこの褐色脂肪細胞が活発になっていると、脂肪が燃焼しやすくなり、太りにくくなるということです。常に褐色脂肪細胞が活発になっていることで、たとえ寝ていても体が脂肪を燃焼してくれるので、太りにくい体質になります。

痩せの大食いの人はこの褐色細胞が活発になっているそうで、たくさん食べても太りにくいんですね。

4.フランス人が太らない5つの理由

フランス人はあまり太っているイメージがなく、スリムな人が多いです。けれどもフランス料理をイメージすると、そんなにヘルシーとは思えないですよね。

日常的に食べているものを見ても、チーズやお肉、パンなど極端にヘルシーというわけでもありません。どうしてフランス人はそんな食生活でも痩せている人が多いのでしょうか？

4.1低GI食品を好む

GI値とは、その食品が体の中で糖に変わり、血糖値が上がるスピードを示す値です。GI値が高ければ血糖値が上がるスピードが速く、低ければ血糖値は緩やかに上がります。

血糖値は急激に上がってしまうと、インスリンが多く分泌されます。するとこれが太る元にもなります。ですから、血糖値はできるだけゆっくり上げて、上がりすぎないようにする工夫が大切です。

フランスの日常で好まれる食品は、肉や魚、乳製品、クロワッサンなどのパンです。これらの食品は低GI食品なんですね。

日常的に低GI食品を好んで食べているからこそ、インスリンの分泌量が押さえられ、太りにくい食事ができているようです。

4.2食事の時間が長い

フランス人の食卓で特徴的なのが、食事時間の長さです。家族や友人と食卓を囲むことが多く、1時間、2時間かけて食べるのは当たり前です。

時間をかけてゆっくりと食事をすることで、血糖値も緩やかに上がっていきますし、少ない量で満腹を感じやすいです。

また、みんなで食事を楽しむといった感覚が強いようです。そのためテレビをつけたまま食べるような「ながら食べ」をすることがありません。

ながら食べをしていると食事に集中できなくなって、太りやすくなってしまうと言われています。

4.3間食をしない

まったくしないわけではありませんが、間食が少ないところが特徴です。もし食べるのだとしても、ケーキを一つ食べるのではなく、1口か2口くらいで済ませるといいます。

フランスには日本のように24時間営業のコンビニがないことも関係しているのかもしれません。

4.4炭酸水を飲む習慣がある

日本は日常的に飲むものというと、お茶などが多いですが、フランスは炭酸水をよく飲みます。炭酸水でするダイエットもありますが、まさにそれの効果を得られるのが炭酸水です。

炭酸水は血行を促進させる効果があり、食事の前に飲むとお腹を膨らませるので、食べ過ぎを防いでくれます。その結果、代謝もよくなり、食べる量も減らせるんですね。

4.5日々の運動習慣

フランス人がすべてジムに行って体を鍛えているかというと、そういうわけではありません。しかし、家で毎日ゴロゴロしているかというと、そうでもありません。

運動とはいっても、日々の生活の中で小さな積み重ねをしていることが多いんです。

例えばエレベーターを使うのでなく階段を使う方も多いようです。歩きやすいようにヒールのある靴でなく、フラットシューズを履いている人も多いですね。

これと言って決まった運動をするのではなく、生活の中で少しだけ心がけるようにしているんですね。