チョコを食べるとニキビができる？ニキビとチョコの関係とは

5.どんなチョコでも美容効果があるわけではないということ！

最初に述べておきますが、どんなチョコでも美容効果がある訳ではありません。ポイントとしては、

■　カカオ含有率70％以上のチョコレート

■　ビターチョコレートやダークチョコレート

上記のものが挙げられます。できれば、食べたいところですがカカオ60%以下の甘いチョコには、脂質や糖質の割合が高くなるため、食べ過ぎるとニキビなどの原因になってしまいますので注意が必要です。

5-1.チョコはたくさん食べればいいものではない！

出典 |　cuta [キュータ]　

これだけ効果があると聞くと、チョコレートをついつい食べたくなるのではないでしょうか？もちろん、それは違います。チョコレートにはこれだけ高い栄養価がありますが、リスクも孕んでいます。同時に、砂糖や、脂質も沢山含んでいるため、食べ過ぎるとニキビや肌荒れを起こしたり、太ってしまうなどの、デメリットが表れてしまうというわけですね。

チョコレートの中にも様々なものがあります。選ぶ基準としては、砂糖や脂質を避けるのであれば、カカオマスと記載されたものや、糖や脂質が少ないものを選ぶようにしましょう。甘くないチョコレートでも、カフェイン、テオブロミンが含まれています。だからこそ大量に食べることはおすすめできないんですね。

5-2.甘いものが食べられないというストレスには気を付けよう！

甘いものを控えようと思っても、無理に辞めることはかえってストレスにつながる恐れがあります。ストレスになって、ニキビの原因となる可能性があります。ストレスが溜まると、活性酸素を生み出してしまい、肌の老化が進み、肌のターンオーバー機能が低下してしまう可能性は高いと言えます。バランスが最も大事です！

野菜や炭水化物、タンパク質に脂質、ビタミン類といった栄養バランスをよく考えながら食事することが何よりも重要でしょう。人工甘味料（腸内環境を悪化させる恐れがある）ものや、保存料が大量に使われているものが体に良いとは思いません。添加物を体に摂るだけで、体はストレスを感じるとも言われています。それくらい体には負担があるもの。

添加物は体内で活性酸素を発生させることがあります。活性酸素はニキビや吹き出物といった肌荒れを引き起こす原因の1つと冒頭の方でも記載しました。活性酸素は体を酸化（老化）させ、肌の新陳代謝機能も鈍らせ、ますますニキビを悪化させる恐れもあるからです。

5-3.どれぐらいを目安に食べれば良い？

カカオマスと記載されたものや、明治ポリフェノール効果、ビター、など砂糖や脂質が少ないものを選ぶのをまず優先しましょう。ですが、高濃度のカカオ豆ですと、その量も沢山含まれていますので、カフェインで胃を痛めたり、覚醒状態を招いたり副作用も懸念されます。特に、妊娠中の方やお子さん、お年寄りは注意しましょう。

目安としては、25～50g程度に抑えておきましょう。板チョコ場合は、1/4～1/2枚を目安に。できればポリフェノールやカカオが豊富なものを選びましょう。チョコは脂質と糖質でつくられているため、ニキビができやすい体質の人は避けたほうがよい食べ物だと言えます。

チョコを選ぶ際には成分表をみて、脂質と糖質の量をチェックし、なるべく脂質・糖質が少ないものを選択しましょう。余談ですが、チョコレート成分で作った保湿クリームやパック、入浴剤などに効果が期待できます。もちろんそこに含まれているチョコレートの有効成分が含まれていることが第一であるため、使用する際には成分をしっかり確認してからにしましょう。

チョコレートの美味しさは甘さあってこそともいえますが、リラックス効果をもたらす物質はテオブロミンと呼ばれるカフェインの一種です。つまり、糖分とは関係がないということです。とはいえ、無糖のものは手に入りにくいですし食べにくいこともあるため、極力糖分を控えたものを少量食べるとよいでしょう。

5-4.チョコレートはニキビにならない説もある

出典 |　30代の大人ニキビ対処法は？にきび・ニキビ跡の悩みにはコレ！　

日本チョコレートココア協会というサイトでは、チョコレートとニキビの関係を否定しています。科学的根拠がないと言われているとのこと。チョコレートといっても、その製品に含まれる糖質や脂質の質や量が原因だという説が一般的な説になっているようです。

一般的なチョコレートには、多量の脂肪が含まれています。過剰に脂分を摂取することで皮脂分泌が増加すること、糖分を摂りすぎることで肌の表面が硬くなり毛穴が詰まりやすくなること、このような作用がニキビを引き起こしていると考えることができます。

ニキビ解消に効果的なのはバランスの良い食生活です。ニキビに良い食事を選んでもできてしまったニキビに対しては、ニキビ化粧品を利用してスキンケアしてみましょう。