チアシードの効果ってどんなもの？ダイエット効果と注意点を解説！

「ダイエットフード」と呼ばれるものはいくつかあります。

ブラジル原産の「アサイー」やココナッツオイル、スーパーフードと呼ばれる「キヌア」や、藻の一種である「スピルリナ」など、ダイエット効果を持つと言われる食べ物が、次々に紹介されています。

その中の一つとして、メディアでよく取り上げられるのが、やはりスーパーフードと呼ばれる「チアシード」です。

モデルや芸能人も普段からよく食べていると言われるチアシードですが、その効果はどんなものなのでしょう。また、「毒がある」という噂は本当なのでしょうか？今回はこのチアシードについて、詳しく探ってみました！

目次一覧

1.チアシードって？
1.1.チアシードは「チアの種」
1.2.「スーパーフード」チアシード
1.3.チアシードの栄養は？

2.チアシードでダイエットできる？
2.1.チアシードの効果・効能
2.2.ダイエットにも効果的
2.3.チアシードダイエットのメリット

3.副作用も？チアシードの正しい食べ方
3.1.そのまま食べると危険？
3.2.チアシードの正しい食べ方
3.3.1日の適量は？
3.4.ダイエットに効果的な食べ方

4.チアシードのレシピ3選
4.1.チアシード　バナナスムージー
4.2.チアシードの春雨サラダ
4.3.コーヒーゼリードリンク

5.チアシードの口コミは？

6.まとめ

1.チアシードって？

「チアシード」という名前は、最近話題にのぼることが多くなっています。きっかけは、アメリカのスーパーモデルやセレブが食べているとして、評判になったことからでした。

ダイエット効果をはじめ、さまざまな効能があるとされるチアシードですが、まずはチアシードとはどんな食べ物なのか、ということから見ていきましょう。

1.1.チアシードは「チアの種」

チアシードとは、文字通り「チアの種」を意味しています。チアはシソ科アキギリ属の植物で、メキシコ中南部からグアテマラが原産地となっています。

チアの種であるチアシードは、古くからメキシコやアメリカ南西部で食用として利用されてきました。現在では世界的にも広く食べられるようになり、栽培地も南米からオーストラリアまで広がっています。

チアシードは1㎜ほどの大きさの粒で、主に黒っぽい色をしている「ブラックチアシード」と、白い色の「ホワイトチアシード（サルバチアシード）」の2種類があります。

チアシードは水に浸すと膨張するという性質がありますが、ブラックチアシードよりもホワイトチアシードの方が、より水を吸って膨らみやすいという特徴があります。

1.2.「スーパーフード」チアシード

チアシードには栄養が豊富に含まれています。「人間は水とチアシードさえあれば生きていける」と言われるほどで、「スーパーフード」と呼ばれる所以はここにあります。

その豊富な栄養から、スーパーモデルなどハリウッドセレブらの間で評判に。そこからやがて、一般にも広く知られるようになりました。

健康に効果的なのはもちろん、ダイエットにもよいとして、現在ますます注目度が上昇しているのです。

1.3.チアシードの栄養は？

チアシードに含まれる栄養は、次のようなものです。

まずは、オメガ3脂肪酸の1種であるαリノレン酸が挙げられます。オメガ3脂肪酸は、多価不飽和脂肪酸と呼ばれるものの1種で、人間の体では作ることができない「必須脂肪酸」にあたります。

脂肪酸とは言っても、オメガ3脂肪酸は体によいことで知られています。魚類に多く含まれており、エスキモーの人に生活習慣病患者が少ないのは、オメガ3脂肪酸を多く摂取しているからだと言われているのです。

また、チアシードにはポリフェノールも多く含まれています。ポリフェノールには抗酸化作用があり、健康や美容に大きな効果があります。

さらに、やはり体内では作られない「必須アミノ酸」である8種類のアミノ酸（イソロイシン、ロイシン、バリン、リジンなど）も。

他にも、チアシードにはたんぱく質やカルシウム、カリウム、鉄、亜鉛といったミネラル類や、ビタミンB群、そして食物繊維などが含まれています。

2.チアシードでダイエットできる？

スーパーフードとして美容・健康に効果があると言われるチアシード。ダイエットにも役立つと注目されていますが、本当なのでしょうか。

チアシードが持つ効果・効能について見てみましょう。

2.1.チアシードの効果・効能

チアシードにはどんな効果や効能があるのでしょうか。

チアシードは、前述のようにαリノレン酸を多く含んでいます。αリノレン酸は体内でDHAやEPAに変換されますが、これらは悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす効能を持っています。